Archive for the ‘第3回シティライツ映画祭ブログ’ Category

映画祭、本当にありがとうございました

水曜日, 5月 5th, 2010
 第3回CityLights映画祭においでいただいた皆さん、応援していただいた皆さ
ん、本当にありがとうございました。お陰様でほぼ満席の中、2本の映画と山田
洋次監督のトークを無事に終えることができました。

 今回は「あの懐かしの映画をもう一度」と題して、いらしていただいたお客様
にいろいろな意味での「もう一度」を体験していただき、笑顔でお帰りいただけ
るようにと精一杯準備してきました。「虹をつかむ男」の上映では、各所に織り
込まれた映画への、とらさんへの賛歌のようなところをお伝えできるかどうか、
「雨に唄えば」ではダンスシーンの素晴らしさや作品全体の楽しさをお伝えする
ことができるだろうか、トークのコーナーでは限られた時間の中で監督にどのよ
うなお話をしていただけるか、などなど考えても考えても課題が出てくるばかり
でした。

 それでも平塚代表をはじめ実行委員の仲間や、当日の運営を心を込めて支えて
くださったたくさんの方々のお力によって乗り越えることができたのではないか
と思っています。

 終わった直後は夢心地だった頭が少しずつはっきりしてくるにしたがって反省
点も浮かんできました。中でも大きかったこと。それは両作品とも出だしの音声
送信にミスが生じてしまったことでした。そのこと事態は担当者を責められない
ことなのですが、主催者側としてお客様にきちんとお詫びできなかったことを大
変申し訳なく思っています。この場をお借りして心からお詫び申し上げます。

 イベント運営には様々なアクシデントがつきものです。反省点は反省点として
きちんと受け止めながら次へと繋げて行こうと考えております。どうか今後とも
宜しくお願いいたします。

満員御礼

木曜日, 4月 29th, 2010
本日は、多くの方にお越しいただき誠にありがとうございます。
この記事が投稿されているころは、
「虹をつかむ男」+トークショーが終了したころだと思います。
(自動投稿なので)

映画祭の様子は、また別途ご報告したいと思います。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
今回、アンケートについても、当日紙を回収するだけでなく、
FAX送付、またインターネットからのフォーム入力も用意しておりますので
よろしくお願いいたします。

さあ、明日だ

水曜日, 4月 28th, 2010
いよいよ、明日が映画祭の開催日になりました。

緊張でドキドキしています。今晩眠れるだろうか・・
24日には、実行委員とボランティアの方で集まって最終チェックをしました。
ラジオも、パンフレットも準備万端。

そして誘導のこととか、いろいろ打ち合わせも熱を帯びていました。
明日、皆さん楽しまれるといいなあ

では、お持ちしています
くれぐれも、チケットは忘れないようにお願いします
(当日売りはありませんので)

「雨に唄えば」もSOLD OUT(満員御礼)

火曜日, 4月 20th, 2010
どうも、みみすけです
チケットの申し込み期間が4/15をもって終了いたしました。
結論から言うと、「虹をつかむ男+トークショー」は
申し込み期限より2週間以上前に完売。
その後キャンセル待ちの方なども多く、頭を悩ませましたが
なんとか対応がつき、ほっとしております。

そんな中、「雨に唄えば」も完売!
かつてない、満員御礼状態でチケット申し込みは終了いたしました。

前回開催の際 課題になった、入場時の混雑の根本原因は
当日売りの対応ととり置きチケット等の複雑な確認であったので
それがなくなったことで大きく改善できると思っております
(そんなことで当日売りは致しませんので、チケット購入済の方のみ
 お入りになれます。すいませんがご承知おきください)

このブログによる、「委員の作業風景等をお知らせしていく」
というのも今回が初の試みでしたので、どれだけ役立ったかは
不明ながら、役目の一端を担えたように思っています。

現在、当日に向けて、漏れがないかを委員一丸となって
確認している状況です。

google地図をブログトップに貼り付けましたが、入場の仕方など
当日の予定なども可能な限り盛り込んでいきたいと思います


映画祭を楽しく成功させ、4月を皆さんと共に笑顔で終われるように
頑張りたいと思います。よろしくお願いします(ぺこり)。

『雨に唄えば』は映画の歴史、そして

日曜日, 4月 11th, 2010
『雨に唄えば』、それはMGMの歴史のひと幕である。

1924年、3社の合併で設立となったMGMスタジオ。
『レオ・ザ・ライオン』として親しまれるライオンが吠えるロゴは
映画ファンならば、多くの人が知っているだろう。
この映画スタジオの作りだした映画の数々は映画の歴史と言うにもふさわしく
一流のものが目白押し。

良く知る物は「オズの魔法使い」「風と共に去りぬ」
「トムとジェリー」「若草物語」「アニーよ銃をとれ」「ベン・ハー」
などをはじめ、最近では
「ポルターガイスト」「キューティ・ブロンド」「ワルキューレ」など
今も多くの映画を世に生み出している。

そんなMGMを支えたのがミュージカル映画。
そこには二人のダンスの名優がいた。
その名前はフレッド・アステアとジーンケリー。
二人は共演作は少ないものの『ザッツ・エンタテインメント』では
互いの名シーンを紹介しあうなど、終生お互いを尊敬し続ける存在だった。

ケリーのダンスは躍動感に溢れ、アクロバティックな中にも
緻密に計算された素晴らしさがあるとされ、スタントマンを使わない事でも有名であったらしい。
アステアの華麗で洗練されたダンスとはまた違った素晴らしさがあり、
このタイプの異なる2人がいたからこそ、二枚看板と言われたのかも知れない。

そんな中、ミュージカル映画専門のプロデューサーとなったアーサー・フリード
(彼は、半独立の製作集団「フリード・ユニット」を組織、「星の数より多い」と
いわれたMGMのスターたちを自由に指揮した)が、
ナシオ・ハーフ・ブラウンの名コンビで手がけた過去のヒット曲を集め
ミュージカルとして企画することを思いついた。それが『雨に唄えば』の始まりである。

脚本の執筆者は、使用するほとんどの曲が、映画がサイレントからトーキーに移行した頃のもの
だと分かり、映画のストーリーも曲にあわせて『ジャズ・シンガー』(27)の成功によって
トーキーへの移行が始まった1928年頃のハリウッドを舞台に設定した。
またMGMミュージカルの第一作である「ブロードウェイ・メロディー」の製作過程が
本作に反映されているとする解説もある。

映画に登場する何人かのキャラクターは
20~30年代に活躍した実在の有名人をモデルにしているという。

ヒロインのキャシー(デビー・レイノルズ)は、今作が主役デビューとなった当時19歳、
プロのダンサーではなかった為、3人のダンス教師をつけて、毎日7時間から8時間の
ダンス・レッスンを3ヶ月間受けたという話が残っている。
(デビー・レイノルズは、「スター・ウォーズ」のレイア姫、キャリー・フィッシャーの
 実のお母さんとしても知られている)

悪声の女優リナ・ラモントを演じたジーン・ヘイゲンは、
役作りのために『ボーン・イェスタデイ』(50) でアカデミー賞を受賞した
ジュディ・ホリディを参考にしたとのこと。

そしてあのシーンの撮影は数万トンの水を使い、セットをくぼませて水溜りを作り、
クレーン撮影でダイナミックなシーンが生まれた。

今でもなお、燦然と光を放つこの作品だが
当時の批評家は今作をあまり高く評価せず、アカデミー賞の作品賞にもノミネー
トされなかった。
しかし、60年代からのテレビ放映と74年に公開されたMGMミュージカルの集大成
『ザッツ・エンターテイメント』のヒット(映画の冒頭で「雨に唄えば」が紹介されている)
によって『雨に唄えば』の再評価が高まり、現在では
ミュージカル映画の最高傑作として知られている。

出典:wikiをベースに以下のサイトも参考にしました
wiki「雨に唄えば」
素晴らしかき哉、クラシック映画
懐かしの映画館 近松座
「雨に唄えば」IMDbトリビア

速報

火曜日, 4月 6th, 2010

本日、FMヨコハマ(FM84.7MHz) 
E-ne!(イーネ) ~good for you~という番組の、
16時からの「アグリカルチャー」というコーナーで、
シティライツ映画祭の電話取材トークが入るそうです。
檀さんの雨うたガイドがちらっときけるはず。。

とらねば

トークショー打ち合わせ

木曜日, 4月 1st, 2010
ノンちゃんです。
こちらにはちょっとお久しぶりの実行委員長です。
でも、その間に着々と管理人のみみすけさんやマッキー、モグタンの記事が投稿され、
チケットも順調に売り上げを伸ばしています。
ありがとうございます。
お陰様で、「虹をつかむ男」+トークショウのチケットは、予定枚数に達しキャンセ
ル待ちをお願いする状況となりました。本当にありがたくて嬉しい悲鳴です。

さて、当日までちょうど1ヶ月となった29日、
松竹の担当の方と打ち合わせをしてきました。
トークショーの形式はどのようにしましょうとか、
事前に質問をお送りした方がよいでしょうかとか言ったことから、
監督にはサインなどいただけるのでしょうかとか、
お迎えするに当たって失礼のないように何か準備した方がいいことなどありますか
とかそんなことまでお話してきました。

その結果、担当の方のご提案で、なんと!私も監督への質問者の一人として登壇させ
ていただくことになりました。
多くの山田ファンの皆さん、どうか許してくださいね。
しかも、もう一つびっくり!

打ち合わせを一通り終えたところで、こちらへと言われて後について行ったところが
山田監督が真剣な議論をされているお部屋の前の廊下。
担当の方がタイミングを計って声をかけてくださり、
監督に直接ご挨拶もさせていただきました。

お歳のことを言ってはなんですが、とても78歳とは思えない張りのあるお声で、思っ
たより長身の方でした。
予想外のことで、ドキドキし過ぎて握手していただくのをうっかり忘れてしまったほどです。

映画祭当日の午前中は国技館にいらっしゃるとのこと。映画祭の時間が早くても遅く
てもご出演いただけなかったかもしれないと伺い、そして、今日、丁度よい時間に
監督が松竹にいらしたことで、これは何か見えない力が働いているのではないかと思わ
ずにはいられませんでした。

思い起こしてみれば、シティ・ライツが立ち上がった次の年・
2002年3月に、初めて調布映画祭で音声ガイドをつけさせていただいた作品の一つは
「男はつらいよ 知床慕情」
だったのです。もしかすると、ここから既に赤い糸がず~っと繋がっていたの
かもしれませんね。

SOLDOUT 虹をつかむ男+トークショー

水曜日, 3月 31st, 2010
どうも、みみすけです。

ご連絡をいたします。
「虹をつかむ男+トークショー」はおかげさまをもちまして、
締め切り二週間以上前である本日 チケット完売となりました。

このため、オンラインチケットでも、「虹をつかむ男+トークショー」を含む
チケット購入は閉じることになりました。ご了承ください。

なお、「雨に唄えば」のチケットはまだ若干の余裕がございますので
ふるってご参加ください。
ライブの楽しさ満載で音声ガイドを満喫できますよ。

「雨に唄えば」は、映画の変わり目の時
トーキーへの移行のいろいろなお話が詰まった作品です。
今はある意味アバターをはじめ3D映画が映画の映像を変えると
世を騒がせたりしますが、音声での変革がトーキーでした。
今は昔、そんな時代を感じてみるのも面白いのではないでしょうか。

では4月29日。皆さまをお待ちしております。

シティライツ(City Lights)って何?

木曜日, 3月 25th, 2010
どうも、みみすけです。
今日は関東地方は、すごい風です。
みなさんいかがお過ごしでしょうか

こんな嵐の夜に、ふと、シティライツ自体について
まだこのブログではあまり説明してなかったなあと思いました。
活動については、以前、少し述べましたが。。

今日はシティライツの生い立ちと、なぜシティライツなのか
お話ししたいと思います。

シティライツは2001年より前から当時映画館に勤めていた
平塚リーダが仲間と始めた活動で、
活動を始めた時には、視覚障碍者との接点はなかったそうです。

たまたま、「街の灯(原題:City Lights)」という映画、
これを、映画のヒロインと同じ境遇の視覚障碍者に
見せたいと思ったのがきっかけで集まった
映画ファンの集まりでした。
そう、チャップリン映画の「街の灯」、
それがシティライツの由来です。

当時、シーンガイドという考え方すら知らなくて、
活動弁士みたいなことすればよいのじゃないか
ぐらいに考えて、作ってみたサンプルを聴いてもらったけれど、
反応はよくなかったそうです。 

しかし、その時に企画について、立てる前に
話を聞いてくれた多くの視覚障碍者の方々に
お詫びかたがた伺ったところ
だからってやめないでほしい。
「いきなり、サイレント映画から始めるから無理があるんだよ」
「私たち、普通の映画だってろくに見れなくてくやしい想いをしてる。
 何よりもまず、普通の、音のある映画がみたいんだ。」
と、切なる訴えを聴きました。
そこで、視力を失った方の映画に対する想いを知ったといいます

そんな声を多く聞き、どれだけ需要があるのか
メールリストを募ったところ、
視覚障碍者がいきなり80人が入会したということです。

これを目の当たりにして
「これは、真面目に取り組まなくてはいけない」
と震えながらも心の底から思ったそうです。

その後、いろいろ見ていくうちに、(その時点で)
海外ではディスクライバーという音声ガイド、シーンガイド
と呼ばれるものを職業としている方達がいるのに対して
日本では、そういう組織がないこともわかりました。

ならば、我々で音声ガイドを作ろう。
そういう考えで、音声ガイドに取り組み、多くの作品に
これをつけ 映画鑑賞会をしたり、
映画制作段階から音声ガイドをつけたり、
DVDにする際に音声ガイドをつけたり
日本点字図書館に音声解説CDという形で納めたり。

今では全国的に多くの音声ガイドをするボランティア団体が
生まれ、音声ガイドを作成する活動されている方々も
多くなって来ました。

音声ガイドを仕事として請け負うという機構も
CAP(シネマアクセスパートナー)というNPOにて
分化し立ち上がりました。

その際シティライツは、むしろ仕事ではなく
お互いに楽しめるような和気あいあいの集団という
位置づけで、方向性が決まったと聞いています。

それに音声ガイドと一口に言っても奥が深いのです。
「百聞は一見に如かず」、そういうことわざの通り
100個の言葉でも、そのシーンを伝えきることは
できないモノです。

音声ガイド研究会では、じゃあ、この場面では
何を伝えるのが作品の意図か、と推敲を重ねます。
それは私には、機械にはできない作業する行為、
さらに言うならその音声ガイドを生み出せる人を
作りだす作業にも見えます。

現在うちのCLCCというメールリストは500人を超え
視覚障碍者とサポーターといったメンバになっております。
その中のボランティアスタッフに関しても、視覚障碍者が多くいます。

晴眼者(目の見えること)の方にとっては、
初めて聞くと違和感を感じるかもしれないですが
視覚障碍者が視覚障碍者をサポートしています。
(自分がこんなにうれしかった。だからそれを他の人に伝えたい。
 そういう気持ちで視覚障碍者の方達は参加してくれています。
 私は晴眼者なのですが、
 まだまだ視覚障碍者へのサポートが十分でないこの社会の中で、
 他の人のことをこんなに親身になって考えれる人たちと
 一緒に行動できることが、自分の人生にとって、
 とてもかけがいのないことだと感じていて、
 それが活動の原動力になっています)

たとえば、同行観賞会を企画するために映画館の担当の方に会い、
ここでFMラジオで視覚障碍者が聞いて良いかか確認したりします。
映画館にとっては、お客さんが増えるというメリットがあるものの
映写室からFM電波を我々が飛ばすわけで
何かトラブルがあったら、と気になるところもあるようです。

そのため、自分たちの実体験を交えながら、
映画館の担当者の方々とどうしたら問題なく実現できるのか
相談しながら信頼関係を築いていきます。
そうした映画館の担当者の方を含めた努力のおかげで、
多くの視覚障碍者の方と最新映画を一緒に見ることができています。

映画祭においても実行委員長をはじめとした、多くの委員の方、
先日収録した「雨に唄えば」の字幕吹き替えの声優や収録監督等、
多くのメンバも視覚障碍をものともせず映画祭を面白くするために
走り回っています。

映画祭はそんなシティライツの面々の熱い想いを
皆さんに理解してもらう晴れの舞台なのです。

個人協賛設立への道(チケット購入も)

金曜日, 3月 12th, 2010
どうも、みみすけです。
実行委員長からアナウンスがありましたが、それに関する個人協賛について
説明いたします。

今回の委員会では、社会情勢もあるんだけど、前々から考えていた
個人協賛の申し込みを作りたいという話が話し合われました。

前回の映画祭のアンケートの中にもそういう要望があったんです。
恒久的な募金制度とか、そういうところも確認したいという
考えもあり、じゃあ調べてみましょうということでそれぞれ考えました。

結論から言うと二つのシステムがありそう。
Canpan:日本財団公益コミュニティサイトです
Paypal:アメリカを母体としたクレジットカード決済の老舗

CanpanはうまくいけばClick募金とか、個人寄付(協賛)なども
できるので、これが最も望ましいということになりました。
しかし、団体として適合しているという証明をするのが
難しく、シティライツは今までそういうの積極的にやっていませんでした。

しかし、映画祭での運営が効率的にできるとなると、俄然燃えてきます。
会計の方や、サポートを手を挙げてくれた方の手腕によりますが、
本当に頑張った結果、無事CANPANで寄付を受けられることになりそうです。

でも、ここでひとつ問題が発生~~
申請してから使えるのが6週間かかることが判明。
「映画祭から逆算して、もっと早く申請しなくちゃいけなかったんだ~」

ショックでしたが、ここでめげてもいられません
急遽、再度検討し、Paypal(ペイパル)での個人寄付ができるか
調査することにしました。

クレジットカードを使用するので、シティライツの中で
どこまで受け入れられるかは未知数。
でもやってみることにしました。
何事も、はじめてみないとメリットもデメリットもわからないので。
(老舗ということで信頼性はぴか一です。そこは信頼してよいかと、
 むしろ視覚障碍者を含めたユニバーサルデザインな入力が完備されてる
 かというあたり)

オンラインチケットの購入と、個人協賛とに
今回、このPaypalを使ってみることにします。
(送金とかのメリットで途中でCanpanに変えるかもしれないけど)

並行して従来のメールやフォーム入力もアナウンスしていますので
一番やりやすい方法で、どうかよろしくお願いいたします。

●個人協賛のページ(このブログのTOPのサイドバーにもLINK貼ってます):

本映画祭の趣旨にご賛同いただける個人またはグループの方々に、
個人協賛のお願いを申し上げます。一口1000円~お申し込みを受け付けています。
ご支援をいただけるかたは下記リンク先のページからお申し込み下さい。
(メール等の場合の方法も記しています)
http://www.citylights01.org/eigasai/kojin_kyousan3.html


●チケットのご購入について
※ご入場には、必ずチケットが必要となりますので、下記のいずれかの方法で、
4月15日までにチケットのご購入をお願いします。

1) ペイパルやクレジットカードでオンライン決済をご希望の方は、
 以下のページからご購入下さい。
 http://www.citylights01.org/eigasai/2010_ticket.html

2) 郵便振替口座(ゆうちょ銀行)へのお振込によるチケットのご購入を
 ご希望の方は、インターネット、メール、お電話のいずれかの方法でお申し込み下さい。
 お申し込み受け付け次第、払い込み方法とチケットの送付についてご連絡いたします。
 なお、お振込手数料はお客様のご負担となります。予めご了承下さい。

 ◇インターネットからのお申し込み
 下記ページのフォームに必要事項を記入して送信して下さい。
 http://www.citylights01.org/eigasai/2010.html#ticket

 ◇メールによるお申し込み
 宛先 cl_eigasai3@citylights01.org
 件名 第3回シティライツ映画祭申し込み
 と書いて、本文に下記の項目を明記の上、お申し込み下さい。
 1.お名前 / 2.フリガナ / 3.チケットの種類と枚数
  ・「虹をつかむ男」+トークショーのみ 500円     枚
  ・「雨に唄えば」のみ 500円    枚
  ・ 2作品とも観る 1000円     枚
 4.チケットの送り先
  ・郵便番号 ※半角英数字でお願いします。
  ・ご住所
 5.電話番号   ※半角英数字でお願いします。
 6.メールアドレス
 7.当日、駅からの誘導サポートを希望しますか?
  (JR両国駅   大江戸線両国駅   希望しません)

 ◇お電話によるお申し込み
 シティライツ事務局 03-3917-1995 へ、
 上記1~7の項目について、ご連絡下さい。
 ※留守電の場合は、必ずお名前とご連絡先をお残し下さい。

【お問い合わせ】
バリアフリー映画鑑賞推進団体 シティ・ライツ
第3回City Lights映画祭実行委員会
TEL・FAX 03-3917-1995
E-mail cl_eigasai3@citylights01.org
URL  http://www.citylights01.org/eigasai/2010.html

ということで、よろしくお願いします。

映画祭 詳細告知1

木曜日, 3月 11th, 2010
ノンちゃん@第3回シティ・ライツ映画祭実行委員長 です。

皆様大変お待たせいたしました。いよいよ映画祭まであと50日!!!
ようやく皆様からの、お申し込み受付を開始できることとなりました。
今年は、昨年の長い行列の反省の上に立ち、初めてチケットの前売りを導入してみる
ことにいたしました。できるだけスムーズにご入場いただけるようにと考えた案です。
郵便局へのお振込みやオンライン決済など複数のお支払い方法を準備しました。
どうぞご協力のほど宜しくお願いいたします。

今年は、トークショーにゲストとして山田洋次監督におこしいただいたり、
クラブツーリズムのご協力により、ホテル宿泊や、翌日の下町半日観光等の
オプショナルプランもご用意しています。
多くの方々にご来場いただきたいと思います。

なお、チケットのご購入その他お問い合わせにつきましては案内文の後ろの方
(ブログのサイドバー)にあります。
同行鑑賞会のお申し込みなどとは違うアドレスになっていますのでお間違いの
ないようにお願いいたします。
では、チケットお申し込み、個人ご協賛のお申し込みをお待ちしています。
以下、ご案内文の転送・転載許可いたします。

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■第3回City Lights映画祭のご案内
公式サイト http://www.citylights01.org/eigasai/2010.html

私たちの夢。それはあらゆる人々が感動を共にし、
元気になれる場所=バリアフリー映画館づくり!
その夢に向かって、今年もシティ・ライツ映画祭を開催します。

会場:江戸東京博物館 大ホール(東京都墨田区横網1-4-1)
      【アクセス】JR総武線 両国駅西口下車 徒歩3分
                     都営大江戸線 両国駅江戸東京博物館前A4出口 徒歩1分
日程:2010年4月29日(木曜・祝日)
定員:446名
入場料:1作品 500円
主催:バリアフリー映画鑑賞推進団体 シティ・ライツ
協賛:日本映像翻訳アカデミー/花王株式会社・花王ハートポケット倶楽部/
       財団法人 川喜多記念映画文化財団/日本アイ・ビー・エム株式会社/
       フコク生命/ライオン株式会社/株式会社ダイイチ /有限会社 読書工房
協力:横浜ニューテアトル「シネマ・アシスト」/シネマ雄
       株式会社 榮太樓總本鋪/有限会社 エムズシステム

●プログラム
 11:30~開場
 12:30~開演
 12:35~「虹をつかむ男」+トークショー
   ~映画館にかける虹の橋~

       ゲスト: 山田 洋次(映画監督)

 =休憩=
 16:00~「雨に唄えば」

チケット購入や個人協賛については ブログ右のサイドバーにまとめておいてありますので是非

営業は雨に唄う

火曜日, 3月 9th, 2010
どうも、みみすけです。
今日は、映画祭を成立させるためにかけまわったシティライツの
営業ボランティアの面々についてお話したいと思います。

まだまだちっぽけな映画祭(400人は超えるけど)とは言え、映画祭の費用は
会場を借りたり、フィルムを借りたり、映写のための技術者の方を頼んだりと、
1日だけでも大きいものです。

そんな中で映画祭を実施できる。
それは、とりもなおさず、協賛していただける企業の方々がいて、
その方々が私たちの活動を意義あるものと思っていただけるからです。

今までの実際費用の半分以上はそういった方々の協賛で成り立って来ました。
しかし、今は本当に苦しい不況の状況。

いくら志(こころざし)の高い企業の方々でも、
「今年は難しい」といわざるを得ない状況の中、営業部隊が結成されました。

昼間に電話や訪問など動きまわらざるを得ませんし、
営業行為そのものも、人により不向きもありますので
営業ができる人はおのずと限られます。
今年も昨年と同じメンバが選ばれました。でもやっぱりそれだけだと人が足りない。

みみすけも昼間は駄目なんですけど、企業へのメール送付等、夜、微力ながらお手伝い。
(かなり微力でしたが、営業の大変さを目にしびっくりしました)

それに、営業の集計や対応など、スキルのある裏方がどうしても必要でした。
白羽の矢にあたったMさん。昨年の実績をかわれ、委員に急遽なっていただきました。
ほんと、どれだけお世話になったかわかりません。

そして、リーダやノンちゃん、KUさん、KOさんをメインとする営業部隊の方達は、
訪問活動や電話、メールでの問い合わせの日々。
「今年は特に厳しいですね。ごめんなさいの大雨の中にいるようです」
そんなメールも流れてきます。

でも、皆くじけません。

昨年イベント協賛してくださったところに、ご挨拶と引き続きのご支援の
お願いに歩いた平塚リーダーや実行委員長のノンちゃんは、
「その度の暖かい応援のお言葉が原動力になりました」と報告しては
次の訪問先へと歩き、巡って行きます。
昼間活動できない委員の皆さんもあの手この手でツテを頼っては
協賛のお願いに奔走します。

「まず、活動を知ってもらおう。私たちはそのために
 映画祭をするんだ。
 協賛いただけなくても、心に我々の活動を覚えていただこう」

そんな、想いで営業活動を繰り返すうち、少しずつ少しずつ
協賛がいただけるようになりました。

メールを見ながら、営業部隊の方の努力と、
この厳しい社会情勢の中も活動にご理解いただいた方々の応援で、
映画祭がやれるのだ。そんな風に思いました。

映画「雨を唄えば」のジーン・ケリーが傘を持って唄うシーン。
私はなんだか、当日見ながら営業部隊の方々の姿が浮かびそうです。

入場とチケット購入

月曜日, 3月 8th, 2010
昨年の第二回シティライツ映画祭も好評でしたが
いくつか課題が残ったことがあります。

その一番大きな課題は、会場の入場の際に、
時間がかかってしまい混雑してしまったこと。
これは、何としても今回改善したいと皆、思っていたので
委員会でも、真っ先に議論が行われました。

やっぱり混雑があると、せっかくの楽しい映画祭も
席に着くまでに疲れてしまいますから。

どうして混雑が生じたのか
皆でその原因を話しあい、対策を話し合いました。
でも、今までだって、精一杯やってきたのですから
何かをあきらめないと、それを優先することができません。

なぜ混雑するかと言えば、当日の購入と
チケットの取り置きとかしての照会してのお渡しとか
いろいろな、多種なチケットの渡し方
それぞれの入場照会の方法にあることがわかりました。

いろんな事情の方がいるし、もちろん多様な対応をしたほうが、
やさしいということがあると思います。
それゆえ、皆、そういった多様な対応もしたいと思うのですが
ボランティアの人数も、チケットを確認する場所も限られていますから
多様に対応しようとするとどうしても渋滞が発生してしまいます。
結果として、全員を渋滞させることになってしまう。

やはり、すんなりと入り映画を見ていただくそこに焦点を当てて、当日のチケットのもぎりは作業しよう
多様な対応は、それ以前の日々で行おう
ということになりました。

これゆえ、チケットは前売りのみにいたします。
チケットの購入や送付方法はできるだけ多くの手段を
設ける予定です。

それぞれ、何を優先させるか。
厳しい選択でしたが、委員は検討しきったと思っています。
是非、自分にあった購入方法をご選択いただき
前もってチケット購入していただきたいと思います
(アナウンスは、もうすぐ行う予定です)

追記:
せっかく、早々と事前申し込みをいただいていた方々に列を作っていただく
というようなご迷惑をおかけしない方法を考えました。
チケットの事前購入は郵便局に行きにくかったり、
オンライン決済という方法は難しい面があったり、
ご不便をおかけする点もあるかもしれませんが、
どうぞご協力宜しくお願いいたします。

「雨に唄えば」のガイドはどうする!

日曜日, 3月 7th, 2010
みみすけです。
モグタンの記事を受けて、2月の状況を中心に駆け足に
活動の状況とかを伝えていきたいと思います。

ここから~~

さて、上映作品が
「虹をつかむ男」
「雨に唄えば」
の二本に決まり、皆、笑顔になって
帰宅したころ、
リーダをはじめとする熟練の委員の方達は、
ひとつの難問があることが気になっていました。

「雨に唄えば」は踊りや曲が満載の、
いわば、ミュージカル映画なのです。

今まで一回目、二回目の映画祭のように
音声ガイドを予め収録し、ミュージカルの情景を
楽しく伝えることができるだろうか?

シティライツは2001年より活動をし始めた
団体で、8年強の音声ガイドを皆さんに
わかりやすく伝えるためのノウハウを持っています。

しかし、この音楽満載のすばらしいミュージカル映画を、
どのようにしてセリフとガイドで
伝えたら良いのか・・・

リーダと大輔さんが、シティライツ副代表のめーたんに
試しのガイドを一部作り聞いてもらったりしたし、話しあったりしました。
みんなで考えた結論から言うと、
「これは半端じゃない。
 シティライツの本領発揮できるライブガイドでやったほうがよい」
ということでした。

ライブガイドという言葉、耳慣れない方もいると思うので
多少、説明いたしましょう
我々シティライツの活動は、今3つに大きく分かれています

1つは、
視覚障碍者の方も扱いやすいメールリストで映画関連の情報を
共有し、映画ライフをより楽しいものにする。
パソコンを操作する視覚障碍者

2つ目、
音声ガイドを映画、DVDに対して作成し、世の中の映画のコンテンツ
に音声ガイドが入ったモノにするために活動する
(また入っているものの情報を皆でうまくで使えるように
 情報共有する)(DVDの調査などもこれにあたります)

音声ガイド勉強会の様子

3つめ、
実は、これが1番目だったりしますが
同行観賞会というものを行います。
同行観賞会というものは、最新の映画が行われる映画館に一緒に
行き、映写室からFM電波で音声ガイドをライブで流すというものです。

FMラジオを握る手

なぜライブなの?なぜFM電波なの?と疑問が生じるかもしれません
なぜライブなのかと聞かれれば、それは予めガイドを作っている
時間がないから、と答えるしかありません。
最新の流行りの映画が気になるというのは映画を愛する人共通の
話でしょう。それをDVDが出るまで待ってなんかいられません。
そこで、FMラジオで、その場その場の情景を言葉での説明
(これをライブガイドと呼んでます)で聞けたら、
他の晴眼者とも一緒に映画が楽しめる。

同行をサポートするボランティア

そんな理由で同行観賞会が催されるようになりました。

さて、話を戻してライブガイドの利点ですが
それは、お客さんの状況を見ながらガイドができるということだと思います
少人数の観賞会などは状況に合わせてガイドを変えることも可能です。
一体となって映画を理解していくのです。

たとえば家族で、説明がうまい人がいたら一緒に映画に行って
耳元で説明してあげられるかもしれませんね。
そんな感覚です。
そのようにライブガイドで想いを共有しながら映画を見れたら
映画祭の「雨に唄えば」もうまくいくんじゃないだろうか
そんな考えで、初の映画祭ライブガイドへと大きな舵がとられました。

そしてライブガイド、、それをするならば、シティライツが誇る
あの方を呼ばなくちゃ。

はい、知る人ぞ知る俳優 ダンコタロウさんです。
あの檀さんも最初は、引き受けるのを戸惑われたと聞きます。
それほど チャレンジ度が高い ということだと思います

映画祭400人を超える映画館でのライブガイド
これを成功させるために
今、歴代の音声ガイドの猛者たちが
ダンさんの元に集まりつつあります。

シティライツの新たな挑戦、
今度は、ライブ音声ガイドチームもレポートしなくっちゃ!!

ユーチューブへ投稿

火曜日, 3月 2nd, 2010
どうも、みみすけです。

映画祭まで、約2カ月。
そろそろ、皆さんの予定に、4月29日の第三回映画祭をインプットしていただきたい
時期になりました。

今まで遅れていましたが、リハーサルの様子や、
洋画「雨に唄えば」の吹き替え収録の様子を
写真だけでなく動画でお伝えしたいと思っておりました。

この度、ユーチューブに掲載しましたので見てみてください。
よろしくお願いします。(最小限のナレーションでお恥ずかしいですが)

「リハーサルの風景」
(ブログでLinkクリックするとそのまま再生が始まります)


既に、テッチャンから記事のアップされていますリハーサル時の
情景です。
めーたんと大輔さんにリードしてもらいつつ、各人どのように
声を出していけばよいか、その高さや強さ、
いえいえそればかりでなく、作品の意図からの表現のありかた
そしてノウハウなど。
今 見直しても参考になることばかりです。
ちなみに、撮影はリーダです。

「吹き替え収録の巻」
(ブログでLinkクリックするとそのまま再生が始まります)


既にえさきさんより記事がアップされている「雨に唄えば」の
収録本番の様子を動画にしています。

皆さんの苦心の様子。どうやったらミュージカルを音声ガイドと共にうまく伝えられるか、
その練り上げられた構想の一部をご紹介します。

ひと足早く、映画の雰囲気に浸れますよ。皆さん必見です。

4月29日、ほんとに待ち遠しいですね
「雨に唄えば」は檀さん率いる音声ガイドチームによる
同行観賞会形式のライブでお届けします。
まさにシティライツの真骨頂です。

p.s.
そういえば、過去の動画と言えば
第二回の時の様子も以下で見れるのですね
(ブログでLinkクリックするとそのまま再生が始まります)


動画もなかなか面白いなと思う今日この頃です。

チーム「RAINBOW」リポート(その2)

金曜日, 2月 26th, 2010
まっきーです。
チーム「RAINBOW」リポートを、お送りします。

チーム「RAINBOW」の2回目は、映画祭実行委員長のノンちゃんを迎えて始まりました。
狭い部屋が、一層狭く感じられます。
あっ!決してノンチャンのセイだとか、コニシキのようだとか、言ってるのではないので、
誤解のなきよう。(アセ)

現在音声ガイドを製作中なのは、『虹をつかむ男」です。
この映画の監督は山田洋次さん、とうとう最終回となった『釣りバカ日誌』の
西田敏行さんが出演している、徳島の映画館が舞台となっています。

この映画館「オデオン座」で上映中の映画について、
社長の西田さんが、熱く語ってます。
西田さんが語る、わずか数分の映画にガイドを付けるのか、付けないのか。
音声ガイドを入れる隙間がないのに、どうガイドをいれるのか。

チーム「RAINBOW」も、行きつ戻りつして、こちらも熱くなってきます。
頃合いを見計らったのか、チームリーダーから、
「流れを見て、最後に決めるから、ガイドも付けて置くように」と裁定がくだり、議論もThe End。

議論といえば、車中のシーンで、走行中に座席の背もたれが、倒れる音のガイドを、
入れるかどうかがありました。
ガイドを入れたいのは、やまやまなのですが、何せ入れられるところ、
音の隙間がないのです。

無理に入れてみても、シーンの雰囲気を、損ないかねません。
そんなに音も大きくないし、はっきり聞こえるものでもないので、ここはガイドなしでと、
結論がでました。
そんなこんなで、昼食になったのは、13時半を過ぎてました。

帰宅してdvdを観て見ると、デスクライバーさんが心配していたように、
割と倒れる音がわかります。かと言って、ガイドを付けることもできがたいし。
映画祭にいらっしゃる方々!このシーンは気づかなかった、聞かなかったこと
としておいてください。(笑い)
音声ガイドを作るって、本当に難しいですね。

はたまた、『オデオン座』で上映中の、いわば映画の中の『映画』に、
音声ガイドは、付けられているのでしょうか。
結論はまだ誰にも、わかりません。

おわかりいただけるのは、映画祭にお越しいただくことです。
4月29日の両国(江戸東京博物館大ホールでの)第3回シティライツ映画祭にて、皆様方のご
来場を、心よりお待ち申し上げております。(ペコリ)

「雨に唄えば」字幕朗読に挑戦

木曜日, 2月 18th, 2010
モグタンです。
さる1月31日(日曜)に調布のスタジオで行われた「雨に歌えば」の字幕朗読収録
に参加してきました。
第3回の映画祭で上映が決まっている作品で、準備を着々と始めてます。

主役をやりたい!!
ぬぁんてお馬鹿な事は考えませんでしたが、一言だけというのも
つまらない?なんて気持ちもなくはないですし・・。
(怖い物知らずのモグタンです)

どんな具合に字幕朗読するのか??大いなる不安と、大いなる希望をもちつつ、
朝早く家を出、スタジオのある調布へ向かいました

初めての収録ですから、迷惑をかけないですむように、事前に送られてきていた台詞
を、何度も呪文のように唱えながらスタジオに向かいました!(笑)。
これでも平塚リーダーから送られてきた「台詞」と「シーンの解説」を
自分なりに寸借しながら自己流の練習をしていたのですよ! エライでしょ?
誰も褒めて下さらないから自分で褒めてます!!(爆笑)。

いよいよ緊迫感のあるスタジオにコッソリ??入り、
他の方の字幕朗読を見学したのですが、
みなさんオーでションを通過なさった方だけアリ、
とても素人さんだなんて思えません!!

「こりゃ場違いな所へ迷い込んだかな?コッソリ逃げ出そうかな・・・」
なんて、半ば本気で考え始めたころ

「はいじゃぁモグタン入って!」と呼び出しが・・・。
ヒェ~!ヤバイゼなんて気持ちでした(苦笑)。

ほんの一言二言だけとはいえ、他の肩が素晴らしい録音をされているので、
「自分だけ下手をうてないぞ」と緊張感バリバリです。
足が震えるまではいきませんでしたが、自分で声を出しているはずなのに、
思ったより高かったり、大きすぎたり、キツイ言い方していたり・・・・
ともかくなかなか自分なりに上手く発声できません!
それでもテストを含め本番も何度か繰り返し(要するにNGです)
無事観衆さんからOKをいただきました。

同時に録音なさった方々何度もすみませんでした。お疲れ様でした。
いやはやとても貴重な経験をさせていただき感謝です。
台詞の多い方は、きっともっと、いっぱいプレッシャー感じながら
録音しているんでしょうね!

そうこうしているうちにランチタイム!。
その後、外野の「ワイワイガヤガヤ」の音声にも混ぜていただき、
とても楽しい1日となりました。

無論自分の出番は緊張し、楽しいと言うより、
無事終了できてよかったというのが本音ですが・・・。

この録音は、DVDの字幕の見えない私たちにもスムーズに録音ができるように
FM送信されている音声をイヤホーンで聞きながらの録音となりました。
肩を叩いて切っ掛けを教えてもらうより、スムーズに発声ができてよかったです。
ただ、何度か同じシーンを繰り返して見ておかないとタイミングが自分で計れないの
が難点ではありますが、一旦切っ掛けをつかめばこれの方が楽でした。

録音を終えての感想は
「本番で自分の録音された声を聞いてみるまで緊張感がとれなさそうです」(苦笑)。
以上モグタンの字幕朗読感想でした。

映画祭上映作 『雨に唄えば』の字幕朗読収録!

水曜日, 2月 17th, 2010
映画祭実行委員、初挑戦のえさきです。
2月11日からスタートする第60回ベルリン映画祭で、山田洋次監督が、
特別功労賞にあたるベルリナーレ・カメラ賞を受賞することが先日、発表されました!
最新作『おとうと』での受賞ですが、シティライツ映画祭でも同監督の作品を上映するだけに、
嬉しいニュースに興奮です!!

そんななか、先月末の1月31日(日曜日)には、
もうひとつの上映作 『雨に唄えば』 の字幕朗読収録が行われ、そのお手伝いに行ってきました。
場所は、映画のまち調布市にある「調布市文化会館たづくり」8Fスタジオ。
昔からこの辺りには映画撮影所が点在し、多くの作品が生み出されました。
映画好きにはなんだか、それだけでワクワクする場所です。

スタジオの天井からライトが数本ぶら下がっている 
スタジオの広さは40畳ほどで、5mの高い天井には撮影用の照明器具がついています。 この日は、中央に4本のスタンドマイク、 その手前に映像モニター2つとDVDプレーヤー1台が用意されていました。 脇の長テーブルに録音&編集用パソコンをセットし、 映像音声を聞くためのFM携帯ラジオなど、諸々の準備をしてスタンバイ。 そうこうしているうちにやってきたのが、あの‘シネマガールズ’たちです。 収録の模様もバッチリ撮影してくれたので、こちらも楽しみ! 朝10時をすぎると、 声優ボランティアの皆さんがぞくぞくと集結。 今回の参加者は、プロの役者さんから声優初挑戦の方まで、視覚障碍者を含め総勢27名。 午前の収録メンバー約20名がそろったところで、まずはキャストの顔合わせです。 彼らを束ねるディレクターは、視覚障碍者の女優・めーたん。 音声ガイドチームリーダーの檀さんもサポートに加わっていただき、 いよいよ収録スタート! 並ぶ声優たち、取材のシネマガールズもいます 事前に配られた朗読台本を手に、マイクの前に立つ声優さんたち。 モニター映像、台本、そして英語の台詞を意識しながらの吹き替えは、 タイミングを合わせるだけでも大変そうです。 緊張と初挑戦のせいで、棒読みになってしまう人も当然いて、 ディレクター&ガイドチームリーダーが的確なアドバイスを送ります。 これがまた、なるほど!と思えるものばかりで。 誰に向かって、どういう気持ちで言っているのか? 相手はどのくらいの距離にいるのか? などなど、 セリフひとつから読み解くものっていっぱいなんだなぁ、 ということに改めて感銘をうけたと同時に、 人は無意識を意識することで変われるのだとも思いました。 収録は基本的に、「シーン1」から順に。 配役によっては、わずかな出演シーンを先にまとめ撮りすることもあって、 はるばる来たのに収録時間5分で終了!なんて人も。 それでも、満足した面持ちで帰っていく姿が印象的でした。 午後になると、俳優やプロの方たちが大多数となり、場のテンションもヒートアップ。 ディレクターからは、声の高さの違い、本編キャラクターとのズレ、 感情の入れ方など、厳しくこまかい要求が出されます。 鋭い指摘もさることながら、それに即座に応えていく役者さんたちも素晴らしかった! マイクに向かう主役(男)2ショット とにかく現場は、“ボランティアだから”なんて、そんな生ぬるいものではありませんでした。 もう、一瞬、一瞬が、緊張と興奮と感動の連続で。 テンポよく、一度でキマッた時なんかは、聞いているほうも気持ちよすぎて。 ディレクターも「素晴らしい!」と叫びながら思わず拍手。 なんだかクサいですけど、夢に向かってみんなで進んでいるんだ!って。 心の汗が見えたような気がしたのも、あながち幻ではない気がしています。 声優たちの声の収録を確認するリーダ達 一丸となって、47名の登場人物を個性豊かに彩ったこの収録。 大ラスのシーンを撮り終えたのは、夜9時半近くでした。 皆様本当にお疲れ様でした! そしてこの感動が映画祭上映でも、たくさんの人に伝わりますように♪ このあとは、編集→音声ガイドチームにバトンが渡されます。 その様子もブログで紹介する予定ですので、こちらもお楽しみに!

チーム「RAINBOW」リポート(その1)

日曜日, 2月 7th, 2010
マッキーです。
 いよいよ、『第3回シティライツ映画祭』まで、3ヶ月を切った1月30日、
上映作品 『虹をつかむ男』の音声ガイド作りが始まりました。

 ジンジャーさんをチームリーダーに、サブリーダー・事務長
それに忘れちゃいけない、お目付け役のリーダーらが、率いるのは、
ガイド作りは今回が初めてという、新人さんたちばかり。
ナレーター・音訳者・役者・ボランティア・ライブガイド、というピチピチギャルたちに、
モニターを加えた総勢14名が、チームに集まりました。

早速チームリーダーから
「入れられるところには全部ガイドをいれる。」
手を抜くな!とばかりに、激がとびました。
それに呼応するかのように、担当以外の部分も、自分で作ってきたガイドを見ながら、
議論が白熱してきます。

どうにか予定時刻に終了。
外に出ると、もう真っ暗です。

プロ野球のキャンプイン目前に、ガイドチームは、始動しました。
そして開幕のころ、桜の花びらのごとく、チームは散っていきます。

たとえ散っても、総勢14名のチーム「RAINBOW」は、
映画祭向けて、2つの夢のアーチを、架けて行きます。


頑張るぞ!チーム「RAINBOW」

委員日記(モグタン編)その4

水曜日, 2月 3rd, 2010
7月の実行委員会で出された宿題は
「どうやって映画の選定をするのか?」
「どんな映画を上映するのか?」
「邦画、洋画のどちらを上映するか?それとも両方か?」
などなどです。

上映する映画を選ぶには、それこそ何を基準にすればいいのかにより、
候補となる映画が全く変わってきてしまいますので、
まず、何を映画の選定基準にするかで、
話がなかなか前にすすみませんでした。

邦画と、洋画を1本づつ上映したいという気持ちは
ほとんどの方にあるかと思われましたが、
映画の長さとか、音声ガイドの作成の他に、
洋画は「字幕朗読」も必要となります。

そういった部分を配慮して、
私がどうやって候補作品2つを選んだかを
コッソリとちょこっとだけ書いちゃいます!

実行委員のメンバーは、まだお互いどんな方とか、
どんな映画が好みなのか?などをよく知らない状態ですので、
自分の薦めたい映画をどうやってアピールすれば選ばれるのか?
すでに私の中で駆け引きは始まっている??(笑)

自分の好みの映画だけをただ単に薦めても
同意を得られる可能性は皆無である。
そこで、どういった映画祭にしよう!といったテーマを決めて、
それに沿って2作品を推薦し、それぞれの映画の特徴や見所、
そしていかに映画祭にふさわしいかなどをプレゼンしてみました。

ただ、この時点でもまだ優柔不断というか、あきらめが悪いというか、
自分自身、本当の意味で2作に絞れておりませんでした(笑)。

なぜなら私が好きな映画を、
自宅に少なくとも2桁を上回る映画のライブラリーがあるし
まだ入手していない映画も多数あるのですから
それを2つに絞れなんて言われてもねぇ・・・。
そりゃもう拷問以外の何者でもない??(爆笑)

なかなか候補が絞りきれない中、
どういったテーマでこの作品を推薦するのかをプレゼンしましたが、
どうにも感触がよくない!!
というか自分自身、他の方がプレゼンされた映画も見たいんですから(笑)

なぜか?こんなにもの自信作のはずだったものが・・・(笑)。
なんてこった!そんな気分でした。

参加した人数は正確には覚えておりませんが、
確か全員2作づつ推薦したにも関わらず、どの映画もダブルことが
ありませんでした。

う~ん映画恐るべし!(笑)

(続く)

委員日記(モグタン編)その3

月曜日, 2月 1st, 2010
モグタンです。引き続き、委員日記(続き)を送ります。

第3回シティーライツ映画祭の実行委員に応募し、
参加が決まった後、7月20日の午後に
顔見せの集まりがありました。

このときは土曜日から月曜日までの3連休で、
私は筑波の方へ出掛けていたのですが、
最初の顔見せに参加しない訳にはいかないと
早めに筑波の用事を切り上げて田町の会館に
駆けつけました。

田町の会館はこの時で3度目でしたが、
まだまだ一人で歩くのは無理で、遅刻の私を
田町駅まで出迎えをお願いしました。
(お出迎えありがとうございました)

すでに何度かシティーライツのイベントに参加していたので
顔なじみの方もいらっしゃいましたが、
まだまだ知らない方の方が多く、
御名前を覚えるのすら難しく、
その後も現在に至っております(苦笑)。

この初めての会合では、初顔合わせの人も多く、
それぞれ自己紹介と、どういった気持ちで委員会に参加を決めたのか
などを発表したり、9月から第1月曜日の19時から田町の会館で
実行委員会を開催するという事を決めたり、
「上映映画の選定をどうするか?」などの案を
8月下旬までに考えて、実行委員会専用MLに投稿する
という事が決定されました。

この時、筑波では2泊3日の合宿に参加していたので、
とても大きな荷物を抱えていましたので、でっかい宿題まで頂戴し、
帰りの足取りはフラフラでした!(苦笑)。

こうして、とうとう第3回シティーライツ映画祭への
始動がなされたのです。

(続く)

委員日記(モグタン編)その2

日曜日, 1月 31st, 2010
モグタンと申します。
引き続き、実行委員会が任務完了するまで、
チョコチョコと書いて行きたいと思いますので、よろしくおつき合い下さいませ。

第2回シティーライツ映画祭に、簡単なボランティアとして関わらせていただいた後、
ゲストでお見えになられていた「中江裕司監督」ともお話させていただいたり、
シティーライツのMLに入ってらっしゃる方から
声をかけていただいたりしたのが嬉しくて、
気が付けば第3回シティーライツ映画祭の実行委員募集に
手を挙げておりました(笑)。

何ができるのか?何をすればよいのか?
まるで判らないままの参加です。
あぁなんて無謀な奴でしょうねぇ・・・(苦笑)。

第2回の実行委員を募集した頃には
シティーライツの存在をよく知らなかったのですから
参加するもなにもそれ以前の話でした。

ですから、どういった風に映画祭を作り上げるのか?
どういう形協力ができるのか?
ただただそれに興味があり、とうとう募集があった6月に
申し込んだ次第なのです。

(続く)

委員日記(モグタン編)その1

土曜日, 1月 30th, 2010
始めてこのブログに書き込みするモグタンと申します。
シティーライツのMLでは散々書いておりますが・・・(笑)。
なぜ私が実行委員会に名を連ねることとなったかの顛末から、実行委員会の解散する
までをチョコチョコ書いてみたいと想いますのでよろしくおつき合い下さいませ。

2008年の暮れも押し迫ったころシティーライツのMLに参加をしたのですが、
ともかく活発に同行観賞会が行われたり、ガイド音声の作成研修なども頻繁に
開催されている様子に圧倒され、まさにカルチャーショックを受けました。

最初に参加したのは「シティーライツ(街の灯)」という
チャーリーチャップリンの映画のDVD観賞会でした。
始めて聞いたダンさんの熱~い解説に思わず引き込まれていき、
その後、柴又ツアーなどにも参加させていただきました。

地元でも音声ガイド作成をしている団体があったのですが、その頃は、
シティーライツとは比べモノにならない程度の活動頻度だったので、
自然とシティーライツへの感心が高まり、
気が付けば昨年の5月に開催された「第2回シティーライツ映画祭」に
ボイスレコーダーを利用してのインタビューという形ではありますが、参加させていただきました。
これまでの半年で、すでにドップリ浸かっている私は、今後もさらにシティーライツとの
関係を濃厚にしていきたいと思ったのであります!!

(続く)

スウイングガールズならぬシネマガールズ♪

木曜日, 1月 28th, 2010
シティ・ライツのリーダーこと平塚よりレポートします。

先日、シティライツのドキュメンタリー映画をとりたいと相談してきた、
日大鶴ヶ丘高校 放送部の女子高生たちに会ってきました。

最初メールをよくよまず、日大の大学生かと思ってしまっていたの
ですが、いまや、高校生でも映画をとるんですねー。
びっくりです。
しかも、スタッフは全員ピチピチの女子高生!

ドキュメンタリー映画をとって、どういうところに出品するか、
どんな企画で、何をテーマに録りたいのか?
いろいろ聴きたいことがあったので、企画書を持参していただき、
打ち合わせをすることにしました。

田町の東京都障害者福祉会館で18時の待ち合わせ。
ロビーで待っていた制服姿の女子高生たち。
挨拶するなり、「カメラ、回していいですか?」
「えええー!う、打ち合わせから回すの~?」
と度肝をぬかれたリーダーなのでした。

若いって素晴らしい!
女子高生の笑顔に負けました。

さて、お部屋に入ると、
「位置、どうする?」「アングルどうする?」
と、道のいった女子高生たち。
何でもこの放送部は、NHK杯 2年連続の全国大会出場の実績があるそうです。

さて、そうこうしているうちに、撮影開始です。
まずは、音声ガイドやシティライツに興味をもったいきさつから
お話をききました。

「昨年の夏、帰宅する電車に、盲導犬をつれた視覚障碍者の方が
乗ってきました。その時は満席で、みんな目を背けているのか、
気にする様子もなく、誰も席をゆずりませんでした。
でも、私自身もどうしたらよいのか
わからず、声をかけることができなかったんです。

席をゆずらない人を「冷たい」と思う前に、その人たちと何ら変わ
らない自分が悲しく、悔しく、恥ずかしく思いました。

それから、視覚障碍者について勉強しようと思い、日本点字図書館
へ行きました。
そして、音声ガイドの存在をはじめて知りました。
その後、日点の大坪さんに、音声ガイド付きの上映会へ誘っていただき、
はじめて音声ガイドを聴きました。

私達は音声だけではうまくイメージを湧かせることが出来なかった
のに対して、目の不自由な方々は私達が目で得る情報を耳で得て、感動して、
涙を流している方もいらっしゃいました。
そのとき私は「目の不自由な方々に映像を見せる」という、
音声ガイドの発想の素晴らしさを実感しました。

私は、放送部員、言葉を扱う者。そして、映画をつくっています。
そんな、高校生の私たちにできることは何か?と考えて、
全国の放送部員が参加するNHK杯全国高校放送コンテストに、
「音声ガイド」のことを知らせるドキュメンタリー映画を出品すること。
を思いついたんです!」

私(リーダ)は、なんだか感動してしまいました。
日常のふとした出来事に気づき、自分を恥ずかしいと思い、勉強し、
自分にできることは何か考えて、行動に移す。

そして、みんなにそれを伝えていく・・・なんて、
なかなか、大人にもできることではありません。
何も考えずにいた自分の高校生時代のことを思うと、
ほんとに、立派だなーと思いました。

撮影期間は、今から2、3ヶ月。
NHK杯の締切は6月だそうです。

「ならば、もってこいの題材があるよ!」
リーダーの目がキラリーンと光りました。

ここからは、
シティライツ映画祭がどんな気持ちからはじまったか、
そして、どんなに珍しいイベントか、
視覚障碍者と晴眼者が一緒になってつくりあげる映画祭であること、
今年は、ハードルの高いミュージカルに挑戦すること。
だから、音声ガイドには多くのチャレンジを含んでいることなど、
もう、リーダーの独壇場です。

「ちょうど、準備~開催までの過程を記録としてとっておきたかったし、
映画祭に向けた音声ガイドづくり、収録や練習の様子、
画になる活動は盛りだくさんよ。
開催までの活動を追うっていうのはどう?」

もちろん、高校生達ものってくれました。

「私たち、高校最後の映画づくりになるんです。
だから、悔いを残したくありません。
ドキュメンタリーは初挑戦ですが、精一杯がんばります!!」



くぅー。
逆にこっちがあなた達のドキュメンタリーを録りたいぐらい。
高校生クイズとか、ハモネプとか、大好きなリーダー。
全国大会にすべてを懸ける青春の汗と涙・・・
思う存分、流してもらいましょう。

スウイングガールズ ならぬシネマガールズ。
果たして、NHK杯優勝なるか!

1月の実行委員会も熱気に溢れてました

火曜日, 1月 12th, 2010
ノンちゃんです。
このブログのカウンターでご覧いただいているように、映画祭当日までなんと107日!
いよいよ準備も忙しくなってきました。

そこで、どんな風に忙しくなってきたのかの一端をご紹介してみたいと思います。

今年の実行委員会は毎月第1月曜日の夜に田町の福祉会館で開催しています。
でも、今月ばかりは第2週となり、昨日の11日に開きました。

主な議題は
・当日のプログラムの時間や料金の決定
・映画祭開催にかかる経費の捻出について

それぞれ熱心に意見が交わされました。結果、議論はあっちへころがりこっちへころがり、
なかなか前へ進まないこともしばしば。
それも、
「少しでもいい映画祭を作りたい、お客様にも協力してくださる方々にも満足し
ていただけるようなものにしたい」という想いがあるからです。

プログラムについては、休憩時間や終了時間などに少しでも余裕を持たせること
ができればとの思いで、30分早めて11時30分開場12時30分開演と決めました。

料金も、できるだけ皆さんにいらしていただきやすいようにすることを最優先とし、
これまでと同じ1作品500円に据え置くことにしました。
また、昨年の大きな反省点であった、受付の長い列の解消については
これから知恵を絞って行こうと考えています。

そして、会議の多くの時間を割いて話し合っていたこと。経費の問題。

映画祭を開くにはフィルムレンタル料金をはじめたくさんのお金が必要です。
それらをまかなうために企業の方々に協賛のお願いをしたり、
いろいろな形でご協力をお願いすることになります。

それはとっても大変なことです。今年は長く続く不況の中でもあり、
ますます苦戦が予想されています。

それでも、続けて行くのは、お金をいただくという最終的な結果だけにとどまらない、
私たちの地道な活動を一人でも多くの担当者の方に知っていただきたい。
それが社会を変えて行くことに少しでも繋がればいいなあと考えているからです。

私たちの夢・いつでもだれでも立ち寄ることのできるバリアフリー映画館づくり、
その「夢」をたくさんの方々と共にみられるようになりますように!

「雨に唄えば」の読み合わせ

月曜日, 1月 11th, 2010
テッチャンです。

 本日、見学者として、田町の障害者福祉会館にお邪魔しました。
なんと、声優の皆さんの情熱とエネルギーに圧倒させられました。
 大輔さん、めーたん、檀さんのアドバイスは、的確で情味溢れるものでした。
その指導に従って、声優の皆さんは、ご自分の声のトーンなどを、即座に
軌道修正して、俳優の演技に切迫する勢いはさすがでした。

 私は、この映画の原語と、字幕を、全て聞いた訳ではありませんが、
本日の雰囲気だけで、この映画の明るさと、楽しさを、十分に理解しました。
収録段階では、重厚なものに仕上がっていると確信しています。

 さて、実行委員のかたがたに、本日の体験を通して、私は、
申し上げます。
 この映画のガイドの作りこみは、とても大変です。それは、卓越した
檀さんをしても、パーフェクトにはならないだろうと想像します。
ですから、檀さんのガイドを大黒柱にして、実行委員の私たちが、それぞれに、
垂木や、床板の役を務めることが肝心だと思いました。

 例えば、唄の文句に、「ウイズ ユウ」と言うのがあります。
日本語では、単に「あなたに」となります。それで、間違いありません。
でも、英語の「ウイズ」には、もっと、男女が密着した気分が込められて
いる気がします。それだからこそ、唄が切なく、美しく聞こえました。
それらの雰囲気をどのように表現するかが、私たちの腕の見せどころです。
これと同じようなことは、作りこみの段階で、いくらでも見つかるはずです。

 また、この映画の面白みは、ガイドだけでは表現できません。
何故ならば、トーキーに移り変わる時のマイクロホンの性能の悪さが、
引き起こす笑えて笑えぬ場面を、映画は飾りけなしに私たちに見せているから
です。
現代では考えられない事柄ですが、その事情などを事前解説で会場に
流す必要もあるかも知れません。

 それやこれやで、私たちが果たさなければならないことはいくらでも
あると気がつきました。
以上が、私の本日の素直な感想です。

では また。

第3回シティライツ映画祭の声優オーディションリポート

土曜日, 1月 9th, 2010
映画祭実行委員のまつだです。
少々遅くなりましたが、
12月23日に映画祭での上映作品「雨に唄えば」の声優オーディションが行われましたので、
当日の様子をリポートしたいと思います。

参加者は13名。男性3名、女性10名。
まず、平塚リーダーより、
「映画祭における声優は、ボイスオーバー形式(役者本人の声も聞かせる形)なので、
邪魔になりすぎないようにしてください」
という説明に続き、オーディション作品である「雨に唄えば」をダイジェストで観ながら、
課題に使うシーンの説明がありました。

参加者を前にオーディションを説明するリーダ立ってオーディションを受ける男性、目の高さにあるテレビに向かい、発声する。奥に、机で聞き入る審査員の姿

それから実行委員メンバーであり、今回の審査員でもあるテッチャンから皆さんにエールが送られ、
参加者間でジャンケンをして、順番を決めて、オーディションが始まりました。

オーディションは、順番がくるまでは隣室で待機し、
自分のひとり前のメンバーが受験している間に、オーディションルームに移動して、
前の人のを聞きながら心の準備をする、という流れでした。

オーディションルームではテレビモニターの前にスタンドマイクが設置され そこで字幕を読み上げるセッティングがされていました。 女性は、3パターンの人物、男性は数名の声を読み分けるパターン1と 1人の人物のパターン2で、3つのシーンが用意されていました 皆さん のびのびと声を出し、それぞれの個性でオーディションを楽しんでいて、 横で聞いていて、とっても出来上がりが楽しみになりました! 実際の参加者のオーディション後にインタビューをしたので、ご紹介します。 最年少男性Oさん やってみてどうでした? 演技の経験はないので、役によって変えるのが難しかった。 演じている俳優の声から外れないようにしたい。 ズバリ何役狙い? ①ドン ②コズモ テレビに向かい、マイクに発声する男性Oさん キュートな声のMさん やってみてどうでした? 面白かったです!ずばりリナ役狙いです!楽しそうだから。 ピンクの服で後ろに手を結びマイクに発声する女性Mさん 字幕読み初挑戦の女性Oさん いきなりテンションが高い人ばかりだったので、難しかった。 何に気をつけるか、を考える余裕はなかったです。

ズバリ何役狙い?の質問に、
目立たない程度の端役がいいです、 と控えめなお答えでした〜 セリフの紙と画像を見ながらマイクに話す字幕読み初挑戦の女性Oさん また、今回は視覚障碍者メンバーからも参加がありました。 女性受験者が読むのを後ろで聞きながら、点字でセリフをメモして、その場で練習をし、 本番では、別の参加者が読み出しのタイミングを、肩を叩いて教えるという方法で行いました。 バッチリ読めてましたよ〜 点字でセリフをメモする視覚障碍者メンバー黒い服の参加者と一緒にマイクの前で練習するメンバーテレビとマイクを前に本番。黒の服の参加者の手がメンバーの肩にある。息もばっちりです 最後に、審査員席にいた視覚障碍者のお二人からのコメント テッチャン 皆さん抑揚をつけていて上手でした。素人とは思えない。 スムーズにいくことが期待できます。 映画祭実行委員長でもあるノンちゃん それぞれの個性が出ていました。 どういう配役になるかが楽しみです。 オーディション中、参加者の声に真剣に聞きいる審査員たち

収録は1月31日。全盲の女優・めーたんディレクターのもと行われる予定です。 誰がどの役をやるのかも、シティライツ映画祭の大きな楽しみの1つです。 皆さん、乞うご期待!

活動開始! 名刺交換してきました

金曜日, 1月 8th, 2010
ノンちゃんです。

2009年12月23日、第20回を迎えたアメディアフェアというイベントに、
私を含め実行委員3名で行ってきました。

このイベントは、
視覚障害者用ソフトなどの開発・販売をしている会社・アメディアが主催する
年に1度の会で、今年は講演会やワークショップの他、
20数社の企業・団体が出展する展示会が開かれていました。

その20数社の中には昨年の映画祭にご協賛いただいたところや、
私たちの活動に関心を持ってくださるかもしれないところが沢山ありましたので、
今年の映画祭に向けてご挨拶方々お願いに伺ったというわけです。

会場は一つでも多くの機器に実際に触れてみたい、
疑問点を質問して行こうという視覚障害者の方々やボランティア・関係者の方々で、
文字通りごったがえしています。

人気ブースには常に列ができている状況ですので、
私たちが担当者の方を独占してお邪魔する時間はできるだけ短く、
でも、こちらの熱い思いはしっかりとお伝えできるようにとがんばってきました。

長引く不況の中で厳しい状況に置かれている企業は多いと思います。
中でも視覚障害者用のソフトやハードを開発してくださっているところは、
とてもご苦労されているのではないかと思います。
そのような方々のお陰で便利な生活ができるようになってきていることには本当に感謝です。

この日に名刺交換させていただいた企業様には
追って、今回の映画祭へのご協力をお願いする詳しい資料をお送りすることになっています。
まだ、お会いしたことのない企業の皆さんとも、
何かご縁ができてご協力いただけることになれば大変ありがたく思います。

実行委員一同、一つひとつ心を込めて出会いを捜して行こうと思っています。

実行委員長からご挨拶

水曜日, 1月 6th, 2010
既に管理人のみみすけさんからご紹介いただいているとおり、
映画祭の上映作品が決まり準備も本格化してきています。
このブログでも随時、その様子をお知らせして行けたらと考えております。

さて、まずは今回の映画祭のテーマのお話。
実行委員長からのご挨拶も兼ねて少し書かせていただきます。

今回のテーマは、第3回CityLights映画祭~あの懐かしの映画をもう一度!です。

映画そのものが古くて懐かしいという意味だけでなく、大勢の人と一緒に映画を観る
ということも懐かしい方もいらっしゃるはず。
今だからこそ もう一度思い出したい 懐かしくて あったかい映画祭にしたいと思います。


第1回の映画祭では、バリアフリーで映画を鑑賞するってこんな感じかな?
1日だけだけど、そんな空間の試みを一緒に感じてみませんか?という感じ。

第2回はちょっとだけ進めて、バリアフリー映画館って、
実は映画を見せるだけじゃない可能性を秘めているんです。
それがあることで、その街が元気になれるみたいな感じがいいなあ。
そんなことをお伝えしたいと思っていました。

そして、第3回めの今回。
バリアフリーということの意味をもうちょっと広げてみました。
視覚障害者のために音声ガイドがついているとか、音声版パンフがあるとか、
そういうことは確かに必要。

でも、その昔、映画館がみんなの楽しめる娯楽の場所であった時代。
年齢も性別もいろんな人たちが同じ映画を楽しんでいた。
そのみんなの楽しむ顔がみたくて館主はがんばっていた。

映画は人の人生を変えたりするほど、なんだかすごい力を秘めている。
それは今でも変わっていないはず。忙しい現代だけど、映画祭の一日だけはちょっと
懐かしい空間でその感覚を思い出してみたい。
もちろん、そんな昔の映画館の雰囲気を知らない世代の皆さんにも
逆に新しいものとして、感じていただけたらと思っています。

見えなくなって、あきらめていた昔大好きだった映画を、もう一度観ることが
できる人。最近、映画館から足が遠のいていたけれど、作品にひかれてきてみた人。
聞いたことだけはあったけど観ていなかった名作に出会ってみたくてきた人。

いろんな人たちが、いろんな思いで集まること、
そのものがまさしく バリアフリーなんだ っていうことを
考えながら進めていけたらいいなあと思います。

では、具体的にどうすれば、そういう映画祭にできるのか?
それは皆さん一緒に考えながら走って行きましょう!
もちろん、私も精一杯考えますのでどうぞ、宜しくお願いします。

映画祭の準備始まります。

水曜日, 12月 16th, 2009

上映映画を二本決定しました~。

洋画が「雨に唄えば」
邦画が「虹をつかむ男」

順番とか時間はこちらでアナウンスします

特に洋画はミュージカル。音声ガイドはかなり難易度の高い挑戦となります。
がんばらなくちゃね~

協賛金も募って、皆さんにも日時をよく知ってもらわないといけないし
やることいっぱいだ~

なお、個人等の寄付金のページも用意しました。興味ある方は別途アナウンスしますので是非