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チーム「RAINBOW」リポートその4

月曜日, 3月 22nd, 2010
マッキーです。
チーム「RAINBOW」のガイド作りも、4日目となりました。
チームは会を重ねるごとに、だんだん姦しさ(かしましさ)を増して行きます。
それほど、皆さんが音声ガイド作りが楽しくなってきた、面白くなってきたとい
うことの表われかもしれません。

女性って、どうして男を悩ますんでしょうか?
『虹をつかむ男』のマドンナ八重子の手は、これまでも悩ませてきました。
手の動きは、どう解釈すればよいのか?どうガイドを付ければいいのか?
ガイドすれば、長い説明になるし、だいいちセリフを消してしまう。
ホント!ガイド泣かせです。

お馴染みとなった劇場「オデオン座」の映画のラストを飾るのは、山田洋二監督
の『男はつらいよ』。言わずと知れた寅さんです。

あっ!マドンナの冬子の手の動きって、八重子と同じだ!

同じシーンがあるのも当然で、『男はつらいよ』のオイチャン・オバチャン・
さくら・ひろし・みつお・ゲンチャンが出演している、
『虹をつかむ男』は、亡くなられた渥美清さんに、捧(ささ)げられた映画だか
らなのです。
渥美清さんに捧げられたことは、映画の中で明かされます。

映画祭のチケットは、もうお買いになられましたか。
前売りしておりますので、SOLDOUT
が予想されます。
チケットはお早めに、お求めください。

チケットの購入については
http://www.ne.jp/asahi/city/lights/eigasai/2010.html#ticket
をご覧ください。
またメール等でのお問い合わせはこちらまで

TEL・FAX 03-3917-1995
E-mail cl_eigasai3@citylights01.org

チーム「RAINBOW」リポート その3

土曜日, 3月 13th, 2010
マッキーです。
チーム「RAINBOW」のガイド作りも、3日目をむかえ新人さんたちも、だいぶ雰囲気に
慣れてきました。
多くの方が自分のガイド担当の発表が終わって、肩の荷を下ろして気が楽になったと、
いうこともあるのでしょうか。
 
今回、『虹をつかむ男』の中で、もっとも難しいシーンのガイド作りとなりました。
というのも、映画の中の劇場「オデオン座」で、ミュージカル『雨に唄えば』が
映し出されるからです。
それも西田敏行さんと、映画の中のジーン・ケリーが、交互に出てくるのです。

ご存知のように、この『雨に唄えば』は、映画祭で『虹をつかむ男』の後に、上映されます。
映画祭の上映作品に、まず『雨に唄えば』が決まり、映画の中に1シーンが映っていると
いうこともあって、『虹をつかむ男』の上映が決定された経緯もありました。

ミュージカルのダンスシーンは、今までのガイドの作り型と違ってきます。
テンポよくいかないと、リズムにのれません。
難関であるミュージカルのガイドに、挑むのは、初めてガイドを作る新人さんです。
当然かもしれませんが、始めに作ったこのシーンのガイドは映像がどうなっているのかが、
よく伝わってこずに、全面的に書き換えを命じられました。

皆さんどうしたらよいのか、困惑しながらも、
最終的には大変苦労した甲斐のあるものに、できあがりました。

『雨に唄えば』のガイドは、あのダンさんが、ライブで行なうのです。
ダンさんのガイドを聞いたことも無い新人さんが、『雨に唄えば』のダンさんへ、
映画への想いを込めて、つなげて行きます。

チーム「RAINBOW」リポート(その2)

金曜日, 2月 26th, 2010
まっきーです。
チーム「RAINBOW」リポートを、お送りします。

チーム「RAINBOW」の2回目は、映画祭実行委員長のノンちゃんを迎えて始まりました。
狭い部屋が、一層狭く感じられます。
あっ!決してノンチャンのセイだとか、コニシキのようだとか、言ってるのではないので、
誤解のなきよう。(アセ)

現在音声ガイドを製作中なのは、『虹をつかむ男」です。
この映画の監督は山田洋次さん、とうとう最終回となった『釣りバカ日誌』の
西田敏行さんが出演している、徳島の映画館が舞台となっています。

この映画館「オデオン座」で上映中の映画について、
社長の西田さんが、熱く語ってます。
西田さんが語る、わずか数分の映画にガイドを付けるのか、付けないのか。
音声ガイドを入れる隙間がないのに、どうガイドをいれるのか。

チーム「RAINBOW」も、行きつ戻りつして、こちらも熱くなってきます。
頃合いを見計らったのか、チームリーダーから、
「流れを見て、最後に決めるから、ガイドも付けて置くように」と裁定がくだり、議論もThe End。

議論といえば、車中のシーンで、走行中に座席の背もたれが、倒れる音のガイドを、
入れるかどうかがありました。
ガイドを入れたいのは、やまやまなのですが、何せ入れられるところ、
音の隙間がないのです。

無理に入れてみても、シーンの雰囲気を、損ないかねません。
そんなに音も大きくないし、はっきり聞こえるものでもないので、ここはガイドなしでと、
結論がでました。
そんなこんなで、昼食になったのは、13時半を過ぎてました。

帰宅してdvdを観て見ると、デスクライバーさんが心配していたように、
割と倒れる音がわかります。かと言って、ガイドを付けることもできがたいし。
映画祭にいらっしゃる方々!このシーンは気づかなかった、聞かなかったこと
としておいてください。(笑い)
音声ガイドを作るって、本当に難しいですね。

はたまた、『オデオン座』で上映中の、いわば映画の中の『映画』に、
音声ガイドは、付けられているのでしょうか。
結論はまだ誰にも、わかりません。

おわかりいただけるのは、映画祭にお越しいただくことです。
4月29日の両国(江戸東京博物館大ホールでの)第3回シティライツ映画祭にて、皆様方のご
来場を、心よりお待ち申し上げております。(ペコリ)

チーム「RAINBOW」リポート(その1)

日曜日, 2月 7th, 2010
マッキーです。
 いよいよ、『第3回シティライツ映画祭』まで、3ヶ月を切った1月30日、
上映作品 『虹をつかむ男』の音声ガイド作りが始まりました。

 ジンジャーさんをチームリーダーに、サブリーダー・事務長
それに忘れちゃいけない、お目付け役のリーダーらが、率いるのは、
ガイド作りは今回が初めてという、新人さんたちばかり。
ナレーター・音訳者・役者・ボランティア・ライブガイド、というピチピチギャルたちに、
モニターを加えた総勢14名が、チームに集まりました。

早速チームリーダーから
「入れられるところには全部ガイドをいれる。」
手を抜くな!とばかりに、激がとびました。
それに呼応するかのように、担当以外の部分も、自分で作ってきたガイドを見ながら、
議論が白熱してきます。

どうにか予定時刻に終了。
外に出ると、もう真っ暗です。

プロ野球のキャンプイン目前に、ガイドチームは、始動しました。
そして開幕のころ、桜の花びらのごとく、チームは散っていきます。

たとえ散っても、総勢14名のチーム「RAINBOW」は、
映画祭向けて、2つの夢のアーチを、架けて行きます。


頑張るぞ!チーム「RAINBOW」