Archive for 1月, 2010
日曜日, 1月 31st, 2010
モグタンと申します。
引き続き、実行委員会が任務完了するまで、
チョコチョコと書いて行きたいと思いますので、よろしくおつき合い下さいませ。
第2回シティーライツ映画祭に、簡単なボランティアとして関わらせていただいた後、
ゲストでお見えになられていた「中江裕司監督」ともお話させていただいたり、
シティーライツのMLに入ってらっしゃる方から
声をかけていただいたりしたのが嬉しくて、
気が付けば第3回シティーライツ映画祭の実行委員募集に
手を挙げておりました(笑)。
何ができるのか?何をすればよいのか?
まるで判らないままの参加です。
あぁなんて無謀な奴でしょうねぇ・・・(苦笑)。
第2回の実行委員を募集した頃には
シティーライツの存在をよく知らなかったのですから
参加するもなにもそれ以前の話でした。
ですから、どういった風に映画祭を作り上げるのか?
どういう形協力ができるのか?
ただただそれに興味があり、とうとう募集があった6月に
申し込んだ次第なのです。
(続く)
Tags:いいんです
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土曜日, 1月 30th, 2010
始めてこのブログに書き込みするモグタンと申します。
シティーライツのMLでは散々書いておりますが・・・(笑)。
なぜ私が実行委員会に名を連ねることとなったかの顛末から、実行委員会の解散する
までをチョコチョコ書いてみたいと想いますのでよろしくおつき合い下さいませ。
2008年の暮れも押し迫ったころシティーライツのMLに参加をしたのですが、
ともかく活発に同行観賞会が行われたり、ガイド音声の作成研修なども頻繁に
開催されている様子に圧倒され、まさにカルチャーショックを受けました。
最初に参加したのは「シティーライツ(街の灯)」という
チャーリーチャップリンの映画のDVD観賞会でした。
始めて聞いたダンさんの熱~い解説に思わず引き込まれていき、
その後、柴又ツアーなどにも参加させていただきました。
地元でも音声ガイド作成をしている団体があったのですが、その頃は、
シティーライツとは比べモノにならない程度の活動頻度だったので、
自然とシティーライツへの感心が高まり、
気が付けば昨年の5月に開催された「第2回シティーライツ映画祭」に
ボイスレコーダーを利用してのインタビューという形ではありますが、参加させていただきました。
これまでの半年で、すでにドップリ浸かっている私は、今後もさらにシティーライツとの
関係を濃厚にしていきたいと思ったのであります!!
(続く)
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木曜日, 1月 28th, 2010
シティ・ライツのリーダーこと平塚よりレポートします。
先日、シティライツのドキュメンタリー映画をとりたいと相談してきた、
日大鶴ヶ丘高校 放送部の女子高生たちに会ってきました。
最初メールをよくよまず、日大の大学生かと思ってしまっていたの
ですが、いまや、高校生でも映画をとるんですねー。
びっくりです。
しかも、スタッフは全員ピチピチの女子高生!
ドキュメンタリー映画をとって、どういうところに出品するか、
どんな企画で、何をテーマに録りたいのか?
いろいろ聴きたいことがあったので、企画書を持参していただき、
打ち合わせをすることにしました。
田町の東京都障害者福祉会館で18時の待ち合わせ。
ロビーで待っていた制服姿の女子高生たち。
挨拶するなり、「カメラ、回していいですか?」
「えええー!う、打ち合わせから回すの~?」
と度肝をぬかれたリーダーなのでした。
若いって素晴らしい!
女子高生の笑顔に負けました。
さて、お部屋に入ると、
「位置、どうする?」「アングルどうする?」
と、道のいった女子高生たち。
何でもこの放送部は、NHK杯 2年連続の全国大会出場の実績があるそうです。
さて、そうこうしているうちに、撮影開始です。
まずは、音声ガイドやシティライツに興味をもったいきさつから
お話をききました。
「昨年の夏、帰宅する電車に、盲導犬をつれた視覚障碍者の方が
乗ってきました。その時は満席で、みんな目を背けているのか、
気にする様子もなく、誰も席をゆずりませんでした。
でも、私自身もどうしたらよいのか
わからず、声をかけることができなかったんです。
席をゆずらない人を「冷たい」と思う前に、その人たちと何ら変わ
らない自分が悲しく、悔しく、恥ずかしく思いました。
それから、視覚障碍者について勉強しようと思い、日本点字図書館
へ行きました。
そして、音声ガイドの存在をはじめて知りました。
その後、日点の大坪さんに、音声ガイド付きの上映会へ誘っていただき、
はじめて音声ガイドを聴きました。
私達は音声だけではうまくイメージを湧かせることが出来なかった
のに対して、目の不自由な方々は私達が目で得る情報を耳で得て、感動して、
涙を流している方もいらっしゃいました。
そのとき私は「目の不自由な方々に映像を見せる」という、
音声ガイドの発想の素晴らしさを実感しました。
私は、放送部員、言葉を扱う者。そして、映画をつくっています。
そんな、高校生の私たちにできることは何か?と考えて、
全国の放送部員が参加するNHK杯全国高校放送コンテストに、
「音声ガイド」のことを知らせるドキュメンタリー映画を出品すること。
を思いついたんです!」
私(リーダ)は、なんだか感動してしまいました。
日常のふとした出来事に気づき、自分を恥ずかしいと思い、勉強し、
自分にできることは何か考えて、行動に移す。
そして、みんなにそれを伝えていく・・・なんて、
なかなか、大人にもできることではありません。
何も考えずにいた自分の高校生時代のことを思うと、
ほんとに、立派だなーと思いました。
撮影期間は、今から2、3ヶ月。
NHK杯の締切は6月だそうです。
「ならば、もってこいの題材があるよ!」
リーダーの目がキラリーンと光りました。
ここからは、
シティライツ映画祭がどんな気持ちからはじまったか、
そして、どんなに珍しいイベントか、
視覚障碍者と晴眼者が一緒になってつくりあげる映画祭であること、
今年は、ハードルの高いミュージカルに挑戦すること。
だから、音声ガイドには多くのチャレンジを含んでいることなど、
もう、リーダーの独壇場です。
「ちょうど、準備~開催までの過程を記録としてとっておきたかったし、
映画祭に向けた音声ガイドづくり、収録や練習の様子、
画になる活動は盛りだくさんよ。
開催までの活動を追うっていうのはどう?」
もちろん、高校生達ものってくれました。
「私たち、高校最後の映画づくりになるんです。
だから、悔いを残したくありません。
ドキュメンタリーは初挑戦ですが、精一杯がんばります!!」
くぅー。
逆にこっちがあなた達のドキュメンタリーを録りたいぐらい。
高校生クイズとか、ハモネプとか、大好きなリーダー。
全国大会にすべてを懸ける青春の汗と涙・・・
思う存分、流してもらいましょう。
スウイングガールズ ならぬシネマガールズ。
果たして、NHK杯優勝なるか!
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火曜日, 1月 12th, 2010
ノンちゃんです。
このブログのカウンターでご覧いただいているように、映画祭当日までなんと107日!
いよいよ準備も忙しくなってきました。
そこで、どんな風に忙しくなってきたのかの一端をご紹介してみたいと思います。
今年の実行委員会は毎月第1月曜日の夜に田町の福祉会館で開催しています。
でも、今月ばかりは第2週となり、昨日の11日に開きました。
主な議題は
・当日のプログラムの時間や料金の決定
・映画祭開催にかかる経費の捻出について
それぞれ熱心に意見が交わされました。結果、議論はあっちへころがりこっちへころがり、
なかなか前へ進まないこともしばしば。
それも、
「少しでもいい映画祭を作りたい、お客様にも協力してくださる方々にも満足し
ていただけるようなものにしたい」という想いがあるからです。
プログラムについては、休憩時間や終了時間などに少しでも余裕を持たせること
ができればとの思いで、30分早めて11時30分開場12時30分開演と決めました。
料金も、できるだけ皆さんにいらしていただきやすいようにすることを最優先とし、
これまでと同じ1作品500円に据え置くことにしました。
また、昨年の大きな反省点であった、受付の長い列の解消については
これから知恵を絞って行こうと考えています。
そして、会議の多くの時間を割いて話し合っていたこと。経費の問題。
映画祭を開くにはフィルムレンタル料金をはじめたくさんのお金が必要です。
それらをまかなうために企業の方々に協賛のお願いをしたり、
いろいろな形でご協力をお願いすることになります。
それはとっても大変なことです。今年は長く続く不況の中でもあり、
ますます苦戦が予想されています。
それでも、続けて行くのは、お金をいただくという最終的な結果だけにとどまらない、
私たちの地道な活動を一人でも多くの担当者の方に知っていただきたい。
それが社会を変えて行くことに少しでも繋がればいいなあと考えているからです。
私たちの夢・いつでもだれでも立ち寄ることのできるバリアフリー映画館づくり、
その「夢」をたくさんの方々と共にみられるようになりますように!
Tags:熱気
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月曜日, 1月 11th, 2010
テッチャンです。
本日、見学者として、田町の障害者福祉会館にお邪魔しました。
なんと、声優の皆さんの情熱とエネルギーに圧倒させられました。
大輔さん、めーたん、檀さんのアドバイスは、的確で情味溢れるものでした。
その指導に従って、声優の皆さんは、ご自分の声のトーンなどを、即座に
軌道修正して、俳優の演技に切迫する勢いはさすがでした。
私は、この映画の原語と、字幕を、全て聞いた訳ではありませんが、
本日の雰囲気だけで、この映画の明るさと、楽しさを、十分に理解しました。
収録段階では、重厚なものに仕上がっていると確信しています。
さて、実行委員のかたがたに、本日の体験を通して、私は、
申し上げます。
この映画のガイドの作りこみは、とても大変です。それは、卓越した
檀さんをしても、パーフェクトにはならないだろうと想像します。
ですから、檀さんのガイドを大黒柱にして、実行委員の私たちが、それぞれに、
垂木や、床板の役を務めることが肝心だと思いました。
例えば、唄の文句に、「ウイズ ユウ」と言うのがあります。
日本語では、単に「あなたに」となります。それで、間違いありません。
でも、英語の「ウイズ」には、もっと、男女が密着した気分が込められて
いる気がします。それだからこそ、唄が切なく、美しく聞こえました。
それらの雰囲気をどのように表現するかが、私たちの腕の見せどころです。
これと同じようなことは、作りこみの段階で、いくらでも見つかるはずです。
また、この映画の面白みは、ガイドだけでは表現できません。
何故ならば、トーキーに移り変わる時のマイクロホンの性能の悪さが、
引き起こす笑えて笑えぬ場面を、映画は飾りけなしに私たちに見せているから
です。
現代では考えられない事柄ですが、その事情などを事前解説で会場に
流す必要もあるかも知れません。
それやこれやで、私たちが果たさなければならないことはいくらでも
あると気がつきました。
以上が、私の本日の素直な感想です。
では また。
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金曜日, 1月 8th, 2010
ノンちゃんです。
2009年12月23日、第20回を迎えたアメディアフェアというイベントに、
私を含め実行委員3名で行ってきました。
このイベントは、
視覚障害者用ソフトなどの開発・販売をしている会社・アメディアが主催する
年に1度の会で、今年は講演会やワークショップの他、
20数社の企業・団体が出展する展示会が開かれていました。
その20数社の中には昨年の映画祭にご協賛いただいたところや、
私たちの活動に関心を持ってくださるかもしれないところが沢山ありましたので、
今年の映画祭に向けてご挨拶方々お願いに伺ったというわけです。
会場は一つでも多くの機器に実際に触れてみたい、
疑問点を質問して行こうという視覚障害者の方々やボランティア・関係者の方々で、
文字通りごったがえしています。
人気ブースには常に列ができている状況ですので、
私たちが担当者の方を独占してお邪魔する時間はできるだけ短く、
でも、こちらの熱い思いはしっかりとお伝えできるようにとがんばってきました。
長引く不況の中で厳しい状況に置かれている企業は多いと思います。
中でも視覚障害者用のソフトやハードを開発してくださっているところは、
とてもご苦労されているのではないかと思います。
そのような方々のお陰で便利な生活ができるようになってきていることには本当に感謝です。
この日に名刺交換させていただいた企業様には
追って、今回の映画祭へのご協力をお願いする詳しい資料をお送りすることになっています。
まだ、お会いしたことのない企業の皆さんとも、
何かご縁ができてご協力いただけることになれば大変ありがたく思います。
実行委員一同、一つひとつ心を込めて出会いを捜して行こうと思っています。
Tags:アメディアフェア, 活動
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水曜日, 1月 6th, 2010
既に管理人のみみすけさんからご紹介いただいているとおり、
映画祭の上映作品が決まり準備も本格化してきています。
このブログでも随時、その様子をお知らせして行けたらと考えております。
さて、まずは今回の映画祭のテーマのお話。
実行委員長からのご挨拶も兼ねて少し書かせていただきます。
今回のテーマは、第3回CityLights映画祭~あの懐かしの映画をもう一度!です。
映画そのものが古くて懐かしいという意味だけでなく、大勢の人と一緒に映画を観る
ということも懐かしい方もいらっしゃるはず。
今だからこそ もう一度思い出したい 懐かしくて あったかい映画祭にしたいと思います。
第1回の映画祭では、バリアフリーで映画を鑑賞するってこんな感じかな?
1日だけだけど、そんな空間の試みを一緒に感じてみませんか?という感じ。
第2回はちょっとだけ進めて、バリアフリー映画館って、
実は映画を見せるだけじゃない可能性を秘めているんです。
それがあることで、その街が元気になれるみたいな感じがいいなあ。
そんなことをお伝えしたいと思っていました。
そして、第3回めの今回。
バリアフリーということの意味をもうちょっと広げてみました。
視覚障害者のために音声ガイドがついているとか、音声版パンフがあるとか、
そういうことは確かに必要。
でも、その昔、映画館がみんなの楽しめる娯楽の場所であった時代。
年齢も性別もいろんな人たちが同じ映画を楽しんでいた。
そのみんなの楽しむ顔がみたくて館主はがんばっていた。
映画は人の人生を変えたりするほど、なんだかすごい力を秘めている。
それは今でも変わっていないはず。忙しい現代だけど、映画祭の一日だけはちょっと
懐かしい空間でその感覚を思い出してみたい。
もちろん、そんな昔の映画館の雰囲気を知らない世代の皆さんにも
逆に新しいものとして、感じていただけたらと思っています。
見えなくなって、あきらめていた昔大好きだった映画を、もう一度観ることが
できる人。最近、映画館から足が遠のいていたけれど、作品にひかれてきてみた人。
聞いたことだけはあったけど観ていなかった名作に出会ってみたくてきた人。
いろんな人たちが、いろんな思いで集まること、
そのものがまさしく バリアフリーなんだ っていうことを
考えながら進めていけたらいいなあと思います。
では、具体的にどうすれば、そういう映画祭にできるのか?
それは皆さん一緒に考えながら走って行きましょう!
もちろん、私も精一杯考えますのでどうぞ、宜しくお願いします。
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