Posts Tagged ‘シティライツ’

さあ、明日だ

水曜日, 4月 28th, 2010
いよいよ、明日が映画祭の開催日になりました。

緊張でドキドキしています。今晩眠れるだろうか・・
24日には、実行委員とボランティアの方で集まって最終チェックをしました。
ラジオも、パンフレットも準備万端。

そして誘導のこととか、いろいろ打ち合わせも熱を帯びていました。
明日、皆さん楽しまれるといいなあ

では、お持ちしています
くれぐれも、チケットは忘れないようにお願いします
(当日売りはありませんので)

「雨に唄えば」もSOLD OUT(満員御礼)

火曜日, 4月 20th, 2010
どうも、みみすけです
チケットの申し込み期間が4/15をもって終了いたしました。
結論から言うと、「虹をつかむ男+トークショー」は
申し込み期限より2週間以上前に完売。
その後キャンセル待ちの方なども多く、頭を悩ませましたが
なんとか対応がつき、ほっとしております。

そんな中、「雨に唄えば」も完売!
かつてない、満員御礼状態でチケット申し込みは終了いたしました。

前回開催の際 課題になった、入場時の混雑の根本原因は
当日売りの対応ととり置きチケット等の複雑な確認であったので
それがなくなったことで大きく改善できると思っております
(そんなことで当日売りは致しませんので、チケット購入済の方のみ
 お入りになれます。すいませんがご承知おきください)

このブログによる、「委員の作業風景等をお知らせしていく」
というのも今回が初の試みでしたので、どれだけ役立ったかは
不明ながら、役目の一端を担えたように思っています。

現在、当日に向けて、漏れがないかを委員一丸となって
確認している状況です。

google地図をブログトップに貼り付けましたが、入場の仕方など
当日の予定なども可能な限り盛り込んでいきたいと思います


映画祭を楽しく成功させ、4月を皆さんと共に笑顔で終われるように
頑張りたいと思います。よろしくお願いします(ぺこり)。

速報

火曜日, 4月 6th, 2010

本日、FMヨコハマ(FM84.7MHz) 
E-ne!(イーネ) ~good for you~という番組の、
16時からの「アグリカルチャー」というコーナーで、
シティライツ映画祭の電話取材トークが入るそうです。
檀さんの雨うたガイドがちらっときけるはず。。

とらねば

シティライツ(City Lights)って何?

木曜日, 3月 25th, 2010
どうも、みみすけです。
今日は関東地方は、すごい風です。
みなさんいかがお過ごしでしょうか

こんな嵐の夜に、ふと、シティライツ自体について
まだこのブログではあまり説明してなかったなあと思いました。
活動については、以前、少し述べましたが。。

今日はシティライツの生い立ちと、なぜシティライツなのか
お話ししたいと思います。

シティライツは2001年より前から当時映画館に勤めていた
平塚リーダが仲間と始めた活動で、
活動を始めた時には、視覚障碍者との接点はなかったそうです。

たまたま、「街の灯(原題:City Lights)」という映画、
これを、映画のヒロインと同じ境遇の視覚障碍者に
見せたいと思ったのがきっかけで集まった
映画ファンの集まりでした。
そう、チャップリン映画の「街の灯」、
それがシティライツの由来です。

当時、シーンガイドという考え方すら知らなくて、
活動弁士みたいなことすればよいのじゃないか
ぐらいに考えて、作ってみたサンプルを聴いてもらったけれど、
反応はよくなかったそうです。 

しかし、その時に企画について、立てる前に
話を聞いてくれた多くの視覚障碍者の方々に
お詫びかたがた伺ったところ
だからってやめないでほしい。
「いきなり、サイレント映画から始めるから無理があるんだよ」
「私たち、普通の映画だってろくに見れなくてくやしい想いをしてる。
 何よりもまず、普通の、音のある映画がみたいんだ。」
と、切なる訴えを聴きました。
そこで、視力を失った方の映画に対する想いを知ったといいます

そんな声を多く聞き、どれだけ需要があるのか
メールリストを募ったところ、
視覚障碍者がいきなり80人が入会したということです。

これを目の当たりにして
「これは、真面目に取り組まなくてはいけない」
と震えながらも心の底から思ったそうです。

その後、いろいろ見ていくうちに、(その時点で)
海外ではディスクライバーという音声ガイド、シーンガイド
と呼ばれるものを職業としている方達がいるのに対して
日本では、そういう組織がないこともわかりました。

ならば、我々で音声ガイドを作ろう。
そういう考えで、音声ガイドに取り組み、多くの作品に
これをつけ 映画鑑賞会をしたり、
映画制作段階から音声ガイドをつけたり、
DVDにする際に音声ガイドをつけたり
日本点字図書館に音声解説CDという形で納めたり。

今では全国的に多くの音声ガイドをするボランティア団体が
生まれ、音声ガイドを作成する活動されている方々も
多くなって来ました。

音声ガイドを仕事として請け負うという機構も
CAP(シネマアクセスパートナー)というNPOにて
分化し立ち上がりました。

その際シティライツは、むしろ仕事ではなく
お互いに楽しめるような和気あいあいの集団という
位置づけで、方向性が決まったと聞いています。

それに音声ガイドと一口に言っても奥が深いのです。
「百聞は一見に如かず」、そういうことわざの通り
100個の言葉でも、そのシーンを伝えきることは
できないモノです。

音声ガイド研究会では、じゃあ、この場面では
何を伝えるのが作品の意図か、と推敲を重ねます。
それは私には、機械にはできない作業する行為、
さらに言うならその音声ガイドを生み出せる人を
作りだす作業にも見えます。

現在うちのCLCCというメールリストは500人を超え
視覚障碍者とサポーターといったメンバになっております。
その中のボランティアスタッフに関しても、視覚障碍者が多くいます。

晴眼者(目の見えること)の方にとっては、
初めて聞くと違和感を感じるかもしれないですが
視覚障碍者が視覚障碍者をサポートしています。
(自分がこんなにうれしかった。だからそれを他の人に伝えたい。
 そういう気持ちで視覚障碍者の方達は参加してくれています。
 私は晴眼者なのですが、
 まだまだ視覚障碍者へのサポートが十分でないこの社会の中で、
 他の人のことをこんなに親身になって考えれる人たちと
 一緒に行動できることが、自分の人生にとって、
 とてもかけがいのないことだと感じていて、
 それが活動の原動力になっています)

たとえば、同行観賞会を企画するために映画館の担当の方に会い、
ここでFMラジオで視覚障碍者が聞いて良いかか確認したりします。
映画館にとっては、お客さんが増えるというメリットがあるものの
映写室からFM電波を我々が飛ばすわけで
何かトラブルがあったら、と気になるところもあるようです。

そのため、自分たちの実体験を交えながら、
映画館の担当者の方々とどうしたら問題なく実現できるのか
相談しながら信頼関係を築いていきます。
そうした映画館の担当者の方を含めた努力のおかげで、
多くの視覚障碍者の方と最新映画を一緒に見ることができています。

映画祭においても実行委員長をはじめとした、多くの委員の方、
先日収録した「雨に唄えば」の字幕吹き替えの声優や収録監督等、
多くのメンバも視覚障碍をものともせず映画祭を面白くするために
走り回っています。

映画祭はそんなシティライツの面々の熱い想いを
皆さんに理解してもらう晴れの舞台なのです。

チーム「RAINBOW」リポートその4

月曜日, 3月 22nd, 2010
マッキーです。
チーム「RAINBOW」のガイド作りも、4日目となりました。
チームは会を重ねるごとに、だんだん姦しさ(かしましさ)を増して行きます。
それほど、皆さんが音声ガイド作りが楽しくなってきた、面白くなってきたとい
うことの表われかもしれません。

女性って、どうして男を悩ますんでしょうか?
『虹をつかむ男』のマドンナ八重子の手は、これまでも悩ませてきました。
手の動きは、どう解釈すればよいのか?どうガイドを付ければいいのか?
ガイドすれば、長い説明になるし、だいいちセリフを消してしまう。
ホント!ガイド泣かせです。

お馴染みとなった劇場「オデオン座」の映画のラストを飾るのは、山田洋二監督
の『男はつらいよ』。言わずと知れた寅さんです。

あっ!マドンナの冬子の手の動きって、八重子と同じだ!

同じシーンがあるのも当然で、『男はつらいよ』のオイチャン・オバチャン・
さくら・ひろし・みつお・ゲンチャンが出演している、
『虹をつかむ男』は、亡くなられた渥美清さんに、捧(ささ)げられた映画だか
らなのです。
渥美清さんに捧げられたことは、映画の中で明かされます。

映画祭のチケットは、もうお買いになられましたか。
前売りしておりますので、SOLDOUT
が予想されます。
チケットはお早めに、お求めください。

チケットの購入については
http://www.ne.jp/asahi/city/lights/eigasai/2010.html#ticket
をご覧ください。
またメール等でのお問い合わせはこちらまで

TEL・FAX 03-3917-1995
E-mail cl_eigasai3@citylights01.org