【『風をつかまえた少年』作品紹介】
2018年、イギリス・マラウイ合作、113分
原題:The Boy Who Harnessed the Wind
監督・脚本:キウェテル・イジョフォー
原作:『風をつかまえた少年』ウィリアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー
音楽:アントニオ・ピント
出演者:マクスウェル・シンバ、キウェテル・イジョフォー、リリー・バンダ、ほ
か
配給:ロングライド(日本)
<イントロダクション>
23ヵ国で翻訳され世界を感動で包んだベストセラーの映画化。“電気を起こす風車”
で村を救った14歳の少年の奇跡の実話。ひたむきな姿が学ぶことの大切さを伝えてく
れる。
2010年に日本でも出版された1冊のノンフィクションが、世界を驚かせ、興奮させた
。中等学校を退学になった14歳の少年ウィリアムが、当時人口のわずか2%しか電気
を使うことが出来ない、世界で最も貧しい国のひとつアフリカのマラウイで、自分の
頭脳と手だけを頼りに電気を起こす風車を作り、自家発電することに成功したのだ。
彼は家族と村の人々を救うだけでなく、大学へ進学し、様々な活動を通して2013年に
タイム誌の「世界を変える30人」に選ばれるという素晴らしい人生も手に入れた。
この現代の奇跡に感銘を受けた、『それでも夜は明ける』の名優キウェテル・イジョ
フォーが、10年の歳月をかけて初監督作品として映画化を実現。2019年、サンダンス
映画祭を皮切りに、ベルリン国際映画祭でも公式上映され熱い喝采を浴び、NYのプレ
ミア試写会では、国連難民高等弁務官事務所特使も務める、名女優アンジェリーナ・
ジョリーからも、愛情に満ちた称賛を贈られた。
学ぶことが、未来を切り開き、人生を豊かにしてくれる。それは子供たちだけではな
く、私たちすべての人々が生涯を通して忘れてはならないことなのだ。夢と希望を捨
てなければ、どんな人生にも不可能はないと、少年ウィリアムが教えてくれる、感動
の実話。
驚くけれど本当の話 14歳の少年は荒れ果てた土地の真ん中で、どうやって電気と未
来を手に入れたのか?
ウィリアムを演じるのは、ケニアとマラウイで行われたオーディションで、傑出した
存在感を放っていた少年、マックスウェル・シンバ。これまで全く演技の経験がない
にもかかわらず、アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞のノミネート経験を誇るキ
ウェテル・イジョフォーに、「なぜあんな自然な演技が出来るのかわからない。本当
に感心した」と言わしめた逸材だ。逃げ出したくなるほど険しい道も、絶望するほど
高い壁も、好奇心と勇気を武器に変えて次々とクリアしていくウィリアムを、生き生
きと演じた。
正直者すぎて失敗ばかりを繰り返してきたが、家族への愛だけは誰にも負けないウィ
リアムの父トライウェルを、キウェテル・イジョフォーが演じる。無学のために息子
の計画を理解できなかった父が、息子への愛を信頼へとつなげる姿が、観る者の心を
揺さぶる。さらに、新しい時代を見すえ、子供たちに教育を与える必要性に気付き、
時には愛する夫にも厳しい言葉を投げかけるウィリアムの強い母アグネスには、アフ
リカ系フランス人女優として、初のセザール賞にノミネートされたアイサ・マイガ。
撮影は、究極のリアルを求めて、この驚くけれど本当の話が実際に起こったマラウイ
で敢行された。壮大な自然の恐ろしさによって荒れ果てた土地が、ウィリアムの風車
によって息を吹き返すまでを捉えた撮影監督は、『ターナー、光に愛を求めて』で、
アカデミー賞R、英国アカデミー賞にノミネートされたディック・ポープ。生きる力
を呼び覚ます雄大な音楽は、『コレラの時代の愛』でゴールデン・グローブ賞にノミ
ネートされたアントニオ・ピントが手がけた。
【鑑賞会詳細】
会場:東京ウイメンズ・プラザ
鑑賞作品:『風をつかまえた少年』
主催・企画:東京いのちの電話後援会
音声ガイド:川崎市アートセンターの音声ガイドチームが作成した物を、チュプキ
スタッフが流してくれます。
受け付け担当:めーたん
日時:9月21日(土曜日) 14時から16時半くらい
集合:13時20分までに、表参道駅のB2出口に近い改札外(近々調べますので、お申
込みいただいたかたにはちゃんとお伝えします)
持ち物: FMラジオ、鑑賞料 1000円。(晴眼者も一律。)
ガイド方式:予め録音された物をFM送信します。
ご自身のFMラジオをご持参いただいた場合は、
周波数88.5MHzに合わせてください。
ラジオの貸し出しも無料で行います。当日お申し出ください。
申し込み締め切り:9月18日(水曜日) 24時
【申込方法】
以下の内容に従って、メールでお申し込みください。
※晴眼者の方は、視覚障害者と一緒に映画を楽しむ誘導ボランティアとして、ご参加
ください。
件名に
『風をつかまえた少年』申し込み
と書いて
宛先は同行鑑賞会専用アドレス
doukou@citylights01.org
(clickすると、件名と下記転記した状態でお使いのメールソフトが立ち上がります)
▼本文に以下1〜5の項目を明記してください。
1:お名前(ハンドル名でも可)
2:参加人数(視覚障害者と晴眼者の内訳、性別も)
※性別は、トイレ誘導の都合で伺っています。
3:誘導の要・不要(晴眼者の方は、「誘導ボラ」とお書きください)
4:ご本人の携帯番号(緊急連絡のため)
5:お茶会参加の有無
※お茶会とは…映画鑑賞後、劇場近くのカフェなどで、
お茶やごはんを食べながら感想などを語り合います。
参加は希望者のみ。会費制ではなく、各自、注文したものを精算する形式です。
【お知らせとお願い】
1.参加申込をされたかたへは9月19日木曜日までに受付確認メールを差し上げます
。
何も連絡がない場合、見落としがあるかもしれないため、
以下までご連絡ください。
doukou@citylights01.org
または、
めーたん携帯 090-1118-2012
2.携帯からお申込みになられて、メールの受信拒否設定をご使用の方は
受付受理のメールが届くよう、以下のアドレスを受信可能な設定にご変更ください。
YIV01420@nifty.com
では、お申込みお待ちしてまーす♪