【シアター同行鑑賞会】 『無法松の一生』(バンツマ版)

 【『無法松の一生(阪東妻三郎版)』作品紹介】
不世出の大スター、“バンツマ”の代表作。戦中映画史上屈指の名作

 1943年、日本、モノクロ80分

 監督:稲垣浩
 原作:岩下俊作
 脚色:伊丹万作
 音楽:西悟郎
 出演者:阪東妻三郎、月形龍之介(つきがた りゅうのすけ)、
永田靖(ながた やすし)、園井恵子、沢村アキオ(後の長門裕之)、杉狂児、ほか

 <解説>
戦前から戦後にかけての大スター、「阪妻(バンツマ)」こと阪東妻三郎主演、伊丹
万作が脚色、伊丹の盟友・稲垣浩が監督した人力車夫の一代記。
戦時中に公開されて大ヒットした日本映画史上屈指の名篇で、後に『羅生門』『雨月
物語』などの傑作を手掛ける名カメラマン、宮川一夫が挑んだオーヴァーラップ撮影
は、今観ても画期的。

 <物語>
日露戦争が終わったばかりの九州・小倉(こくら)。
喧嘩っ早いが根は一本気な富島松五郎(阪東妻三郎)は、仲間から〈無法松〉と呼ば
れる名物車夫だった。
ある日、怪我をした陸軍大尉・吉岡の息子、敏雄(沢村アキオ/長門裕之)を助けた
松五郎は、吉岡家に出入りするようになる。
その後、大尉が急逝してからというもの、松五郎は、吉岡家の未亡人よし子(園井恵
子)と敏雄に対して献身的に尽くし始める。美しい未亡人への恋心を胸の内に秘めな
がら—。
※同時上映:短編ドキュメント『ウィール・オブ・フェイト〜映画『無法松の一生』
をめぐる数奇な運命〜』(20分)

 <こぼれ話>
吉岡夫人を演じたのは園井恵子。
1913年(大正2年)岩手県生まれ。
1930年に宝塚少女歌劇に入団。幅広い役柄を演じ、1938年からは映画にも出演。
1942年、宝塚退団後は新劇女優に転向。本作への出演は、候補になっていた女優が妊
娠したためのピンチヒッターだったが、映画の大ヒットによりその名は一躍全国に知
れ渡った。
1945年8月6日、当時所属していた移動劇団「桜隊」の活動拠点だった広島市で原子爆
弾投下に遭い、同月21日に32才で死去した。


【鑑賞会詳細】
劇場:立川・シネマシティ シネマワン2階Fスタジオ
鑑賞作品:『無法松の一生』(バンツマ版)
 企画・音声ガイド:ダンさん
 受付:めーたん

 日時:3月12日(日曜日) 午前9時50分から11時40分の回。
 集合:9時20分までに、JR「立川駅」西口改札、または東口改札を出たところ
(同じ中央通路に向かい合ってます)
持ち物: FMラジオ、鑑賞料 1100円。(晴眼者も一律。学生は500円)
ガイド方式: 音声ガイドはライブの実況で行います。
ご自身のFMラジオをご持参いただいた場合は、
周波数88.5MHzに合わせてください。
ラジオの貸し出しも無料で行います。当日お申し出ください。
申し込み締め切り:3月6日(月曜日) 24時


【申込方法】
以下の内容に従って、メールでお申し込みください。
※晴眼者の方は、視覚障害者と一緒に映画を楽しむ誘導ボランティアとして、
ご参加ください。

件名に
『バンツマ』申し込み
と書いて
宛先は同行鑑賞会専用アドレス
doukou@citylights01.org
(clickすると、件名と下記転記した状態でお使いのメールソフトが立ち上がります)
▼本文に以下1〜4の項目を明記してください。 1:お名前(ハンドル名でも可) 2:参加人数(視覚障害者と晴眼者の内訳、性別も) ※トイレ誘導の関連で性別も伺っております。 3:誘導の要・不要(晴眼者の方は、「誘導ボラ」とお書きください) 4:ご本人の携帯番号(緊急連絡のため) ※後日、zoomで感想シェア会を行なうかもしれません。 【お知らせとお願い】 1.参加申込をされたかたへは3月7日火曜日までに受付確認メールを差し上げます。 何も連絡がない場合、見落としがあるかもしれないため、 以下までご連絡ください。 doukou@citylights01.org または、 シティライツ事務局 03-3917-1995(午前9時 17時まで) 2.携帯からお申込みになられて、メールの受信拒否設定をご使用の方は 受付受理のメールが届くよう、以下のアドレスを受信可能な設定にご変更ください。 YIV01420@nifty.ne.jp  では、お申込みお待ちしてまーす♪
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