映画祭実行委員のまつだです。
少々遅くなりましたが、
12月23日に映画祭での上映作品「雨に唄えば」の声優オーディションが行われましたので、
当日の様子をリポートしたいと思います。
参加者は13名。男性3名、女性10名。
まず、平塚リーダーより、
「映画祭における声優は、ボイスオーバー形式(役者本人の声も聞かせる形)なので、
邪魔になりすぎないようにしてください」
という説明に続き、オーディション作品である「雨に唄えば」をダイジェストで観ながら、
課題に使うシーンの説明がありました。
それから実行委員メンバーであり、今回の審査員でもあるテッチャンから皆さんにエールが送られ、
参加者間でジャンケンをして、順番を決めて、オーディションが始まりました。
オーディションは、順番がくるまでは隣室で待機し、
自分のひとり前のメンバーが受験している間に、オーディションルームに移動して、
前の人のを聞きながら心の準備をする、という流れでした。
オーディションルームではテレビモニターの前にスタンドマイクが設置され
そこで字幕を読み上げるセッティングがされていました。
女性は、3パターンの人物、男性は数名の声を読み分けるパターン1と
1人の人物のパターン2で、3つのシーンが用意されていました
皆さん のびのびと声を出し、それぞれの個性でオーディションを楽しんでいて、
横で聞いていて、とっても出来上がりが楽しみになりました!
実際の参加者のオーディション後にインタビューをしたので、ご紹介します。
最年少男性Oさん
やってみてどうでした?
演技の経験はないので、役によって変えるのが難しかった。
演じている俳優の声から外れないようにしたい。
ズバリ何役狙い?
①ドン ②コズモ
キュートな声のMさん
やってみてどうでした?
面白かったです!ずばりリナ役狙いです!楽しそうだから。
字幕読み初挑戦の女性Oさん
いきなりテンションが高い人ばかりだったので、難しかった。
何に気をつけるか、を考える余裕はなかったです。
ズバリ何役狙い?の質問に、
目立たない程度の端役がいいです、
と控えめなお答えでした〜
また、今回は視覚障碍者メンバーからも参加がありました。
女性受験者が読むのを後ろで聞きながら、点字でセリフをメモして、その場で練習をし、
本番では、別の参加者が読み出しのタイミングを、肩を叩いて教えるという方法で行いました。
バッチリ読めてましたよ〜
最後に、審査員席にいた視覚障碍者のお二人からのコメント
テッチャン
皆さん抑揚をつけていて上手でした。素人とは思えない。
スムーズにいくことが期待できます。
映画祭実行委員長でもあるノンちゃん
それぞれの個性が出ていました。
どういう配役になるかが楽しみです。
収録は1月31日。全盲の女優・めーたんディレクターのもと行われる予定です。
誰がどの役をやるのかも、シティライツ映画祭の大きな楽しみの1つです。
皆さん、乞うご期待!