【『無法松の一生(三船敏郎版)』作品紹介】
“世界のミフネ”が〈無法松〉に挑んだヴェネツィア映画祭・金獅子賞作品
1958年、日本、カラー103分
監督:稲垣浩
脚本:稲垣浩、伊丹万作
原作:岩下俊作
音楽:團伊玖磨
配給:東宝
出演者:三船敏郎、高峰秀子(たかみね ひでこ)、芥川比呂志、有島一郎、
宮口精二、笠智衆、ほか
受賞歴:ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞
※備考4K
<解説>
戦時中の1943年(昭和18年)に公開され、大ヒットした阪東妻三郎主演『無法松の一
生』から15年、稲垣浩監督が、人気絶頂の三船敏郎を主演にカラー、スコープサイズ
で自らリメイク。オリジナル版は検閲によっていくつかの場面がカットされてしまっ
たが、このリメイクはヴェネツィア映画祭・金獅子賞を受賞。監督は無念を晴らした。
<物語>
明治三十年、初秋。九州・小倉の古船場に博奕で故郷を追われていた人力車夫の富島
松五郎、人呼んで“無法松”(三船敏郎)が舞い戻ってきた。
ある日、松五郎は木から落ちて足を痛めた少年・敏雄を助け、それが縁で敏雄の父・
吉岡大尉(芥川比呂志)の家に招かれるようになる。酔えば機嫌よく唄う松五郎だが、
大尉の妻・良子(高峰秀子)の前では照れくさくなり、声も出なかった。大尉が急死
した後、松五郎は吉岡家の面倒を見るようになるが—。
<こぼれ話>
1950年代、日本映画はヴェネツィア映画祭を席巻した。1951年:黒澤明(くろさわ
あきら)監督『羅生門』が金獅子賞受賞。1952年:溝口健二監督『西鶴一代女』が国
際賞受賞。1953年:溝口健二監督『雨月物語』が銀獅子賞受賞。1954年:黒澤明監督
『七人の侍』と溝口健二監督『山椒大夫』が銀獅子賞受賞。1956年:市川崑監督『ビ
ルマの竪琴』がサン・ジョルジョ賞受賞。そして1958年、本作が金獅子賞を受賞。稲
垣監督は感激のあまり「トリマシタナキマシタ」と日本に電報を打った。
【鑑賞会詳細】
劇場:立川・シネマシティ シネマワン2階Fスタジオ
鑑賞作品:『無法松の一生』(三船版)
企画・音声ガイド:ダンさん
受付:めーたん
日時:3月26日(日曜日) 9時半から11時20分の回
集合:8時50分までに、JR「立川駅」西口改札、または東口改札を出たところ
(同じ中央通路に向かい合ってます)
持ち物: FMラジオ、鑑賞料 1000円。(晴眼者も一律。学生は500円)
ガイド方式: 音声ガイドはライブの実況で行います。
ご自身のFMラジオをご持参いただいた場合は、
周波数88.5MHzに合わせてください。
ラジオの貸し出しも無料で行います。当日お申し出ください。
申し込み締め切り:3月22日(水曜日) 24時
【申込方法】
以下の内容に従って、メールでお申し込みください。
※晴眼者の方は、視覚障害者と一緒に映画を楽しむ誘導ボランティアとして、
ご参加ください。
件名に
『三船』申し込み
と書いて
宛先は同行鑑賞会専用アドレス
doukou@citylights01.org
(clickすると、件名と下記転記した状態でお使いのメールソフトが立ち上がります)
▼本文に以下1〜4の項目を明記してください。
1:お名前(ハンドル名でも可)
2:参加人数(視覚障害者と晴眼者の内訳、性別も)
※トイレ誘導の関連で性別も伺っております。
3:誘導の要・不要(晴眼者の方は、「誘導ボラ」とお書きください)
4:ご本人の携帯番号(緊急連絡のため)
※後日、zoomで感想シェア会を行なうかもしれません。
【お知らせとお願い】
1.参加申込をされたかたへは3月23日木曜日までに受付確認メールを差し上げます。
何も連絡がない場合、見落としがあるかもしれないため、
以下までご連絡ください。
doukou@citylights01.org
または、
めーたん携帯: 090-1118-2012
2.携帯からお申込みになられて、メールの受信拒否設定をご使用の方は
受付受理のメールが届くよう、以下のアドレスを受信可能な設定にご変更ください。
YIV01420@nifty.ne.jp
では、お申込みお待ちしてまーす♪