ふと今朝浮かんだ心象風景。
黒人のひょうきんな男が、ふとしたことから教会を立てることになる物語。
エントツの上だったか、誰も見ることのないコンクリートに自分の名を刻み満足そうにはしごを降りていく。アーメンでなく黒人霊歌のエイメンと言わすことも面白かった。
水を貰いに寄っただけのホーマー(ポワチエ)を修道院長(リリア・スカラ)が神様の導びきでやってきた男だと信じ込み、人の良いホーマーが次第に引き込まれていくさまが絶妙。そして人の善意を信じ続けた修道院長だからこそきっと奇跡が起きたのだろう。
思えばあれが僕が初めて見たボランティアの映画だったのかもしれない。終わった後の清々しさ、話の後を思いやりふと口元が緩む。
ぜひチュプキ・タバタでもかけてほしい作品である。
そんなユニバーサルシアター チュプキ・タバタは国内で初めて本格稼働する常設の音声ガイド付き映画館を目指している。
ぜひ、ご賛同いただきたい。 【拡散希望】