映画祭ブログ担当 ながたです。
布施さん、メッセージ、ありがとうございます。
いよいよ、明日が映画祭、俄然元気が湧いてきました。
では、つづきをどうぞ。
夜、テレビからサイモン&ガーファンクルの冬の散歩道が聴こえてきた。
サイモン&ガーファンクルのライブ映像と共に流れている。
「是枝監督は、親父と同年代なのか。」
元気は、テレビを見ながら独り言を言った。
NHKEテレ、『ミュージック・ポートレート』の今夜のゲストはシティライツ映画祭にも出演して下さる是枝裕和(これえだひろかず)監督とYOUの二人。
「人生で 大切な曲を10曲」を紹介する、その第一夜。
是枝監督が、テレビとの出会いとして紹介した『ウルトラセブン』の曲につづき、映画との出会い、心に残っている曲として紹介したのが
アルバム、ブックエンドに収録されている『冬の散歩道』である。
映画祭パンフレットの紹介文より、監督のプロフィールを紹介します。
是枝裕和
映画監督・テレビディレクター
1962年、東京生まれ。87年に早稲田大学第一文学部文芸学科卒業後、テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組を演出、現在に至る。
主なテレビ作品に、水俣病担当者だった環境庁の高級官僚の自殺を追った「しかし…」(91年/フジテレビ/ギャラクシー賞優秀作品賞)、一頭の仔牛とこども達の3年間の成長をみつめた「もう一つの教育~伊那小学校春組の記録~」(91年/フジテレビ/ATP賞優秀賞)、新しい記憶を積み重ねることが出来ない前向性健忘症の男性と、その家族の記録「記憶が失われた時…」(96年/NHK/放送文化基金賞)などがある。
95年、初監督した映画『幻の光』(原作 宮本輝、主演 江角マキコ・浅野忠信・内藤剛志)が第52回ヴェネツィア国際映画祭で金のオゼッラ賞等を受賞。2作目の『ワンダフルライフ』(98)は、各国で高い評価を受け、世界30ヶ国、全米200館での公開と、日本のインディペンデント映画としては異例のヒットとなった。
04年、監督4作目の『誰も知らない』がカンヌ国際映画祭にて映画祭史上最年少の最優秀男優賞(柳楽優弥)を受賞し、話題を呼ぶ。06年、『花よりもなほ』で、”仇討ち”をテーマにした初の時代劇に挑戦。08年には、自身の実体験を反映させたホームドラマ『歩いても 歩いても』(主演・阿部寛)を発表、ブルーリボン賞監督賞ほか国内外で高い評価を得る。同年12月には、初のドキュメンタリー映画『大丈夫であるように-Cocco終わらない旅』を公開した。 09年、『空気人形』が、第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品され、人形が心を持つというラブ・ファンタジーと、メタファーとしての官能を描く«新たなる是枝ワールド»として絶賛される。
つづく・・・。