「人生ここにあり」バリアフリー上映のお知らせ

イタリア映画『人生、ここにあり!』のバリアフリー上映のお知らせです。

日本語字幕+日本語吹き替え+音声ガイダンスの3つの要素が加わり、
これまで覧いただく機会の少なかった視覚や聴覚に障害のある方、また高齢者の方々にも
映画を楽しんでいただくことができます。

■シネスイッチ銀座 バリアフリー上映スケジュール■
●7月23日(土)/11:10  ※上映終了後にトークショーを予定しております。

●7月31日(日)/16:15

●8月9日(火) /18:50

上記バリアフリー上映回 では、通常の上映環境の中、
必要な方にのみラジオのFM電波を飛ばして音声ガイド 付き日本語吹替え版を
お聞いただけるようになっております。
お聞ききになりたい方はラジオをご持参くださいますようお願い申しあげます。
(お持ちでない方には貸出もいたします。)

作品紹介
イタリア本国で、観客動員数40万人を超える大ヒットを記録した人生賛歌。
78年、バザーリア法により精神病院が閉鎖されたイタリアの実話をベースに、
元患者たちが自ら道を切り開いていくさまをコミカルなタッチでつづる。
約1年間かけて行われたオーディションにより選ばれた役者陣のリアルな演技、
希望を誘う語り口は見応え充分。

「人生、ここにあり!」あらすじ
1983年、活気溢れるミラノの労働組合員ネッロ(クラウディオ・ビジオ)は
正義感が強く、労働の近代化や市場に対して情熱を傾けていた。
しかし労働組合のために出した本が型破りだとされ、所属していた組合から
異動を命じられる。ネッロが行き着いたのは、精神病院の患者たちを地域に戻し、
一般の社会で暮らせるようにするというバザリア法によって閉鎖された病院の
元患者たちによる協同組合だった。
しかし彼らは病院を出て自由な社会生活を送るどころか、毎日を無気力に
過ごしていた。持ち前の熱血ぶりを発揮せずにいられないネッロは彼らに、
施しではなく、自ら働いてお金を稼ぐことを持ち掛ける。
みんなを集めて会議を開くが、個性豊かなメンバーたちはバラバラで、
会議はなかなかまとまらない。しかし何とか床貼りの仕事をすることが決まる。
ネッロは彼らとともにこの無謀な挑戦を始めるが、元患者たちに
自分の家の床を触らせようとする人はなかなかいない。
そのうえ数少ない現場でも、組合員たちは次々に失敗する。
そんなある日、仕事現場でのアクシデントをきっかけに、
彼らの人生が180度変わるようなチャンスが訪れる・・・

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