映画祭を一緒に支えていただける方も大募集中

実行委員長のノンちゃんです。
皆さんゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?
久々に実家に帰ってのんびりされている方、近場でお友達やご家族と過ごされて
いる方、連休なんて無関係でお仕事の方などなど様々なことでしょう。

私の職場は月に一度の施設点検日以外お休みがないので、皆で交代で休んでいる
ようなところです。もちろん、連休中も会館してます。でも、私はラッキーなめ
ぐり合わせで久々の連休を堪能しつつも、映画祭に向けてこうしてパソコンにも
向かっています。

他の実行委員も書いていましたが、まだまだお席にはたくさんの空きがございます。
3作品全部観るにはちょっとお得な一日券もご用意してお待ちしています。一日
券は枚数に限りがあるとお知らせしていますが、それでもまだまだ余裕はありま
す。そして、一日券が完売してももちろん、それぞれの作品のチケットをご購入
いただければ3作品をご覧いただくことは可能ですのでご安心くださいませ。

さて、表題の件にお話を移しましょう。

これまでに映画祭にいらしていただいたことのある方にはお馴染みかもしれませ
んが、当日はお揃いのシティ・ライツTシャツに身を包んだボランティアがお客
様をお迎えします。今年はこれまでお馴染みとなった黒地のTシャツに加えて、
新デザインの赤いTシャツもお目見えする予定です。こちらの赤いTシャツは実
行委員が着用しますので、より区別が分かりやすくなるかなあと思っています。

ところで、このお揃いTシャツ集団ですが、いったいどれくらいの人数がの方が
必要なのでしょう?驚くことなかれ、昨年は70人前後の方々にいろいろな持ち
場で大活躍していただいていました。
例をあげると、受付・ラジオ係・会場案内・駅での道案内・視覚障碍者のお客様
の誘導係・ロビーでのTシャツやDVDの販売係・音響係などなど。
全員集合すると迫力満点の人数でも、それぞれの場所に散って行くと意外に手
が足りずに大わらわということにもなっておりました。

今年も既にこれらのお手伝いをいただけるボランティアの方の募集を開始してお
ります。私たち実行委員と共に映画祭の一日を支えていただける方をまだまだ募
集中です。
以下にシティ・ライツのメーリングリストから募集要項の抜粋を貼り付けておき
ます。どうぞ宜しくお願いいたします。

6月4日の活動時間は午前9時~19時ごろまでです。
お弁当の準備をいたします。
交通費は各自でご負担ください。

件名に「映画祭ボランティア」と書いて
citylights@tokyo.email.ne.jp
宛てに、5月22日24時までにお申し込み下さい。
本文には下記の8項目をお書きください。
※行事保険に加入するため、ご住所等の記載も必ずお願いいたします。
※チケットのお申し込みアドレスとは異なりますのでご注意ください。

1:お名前
2:フリガナ
3:住所 (〒  -         )
4:電話番号   ※当日連絡のとれる携帯番号をお願いします。
5:視覚障碍者の歩行誘導のサポート経験はありますか?    はい   いいえ
6:5月28日(土)10時30~12時30分  行う事前ミーティングに
  出席できますか? 出席 欠席
  (場所:人権教育啓発推進センター 多目的スペース)
  http://www.jinken.or.jp/houjingaiyou/access
  ※映画祭当日は、開場まであまり時間がありませんので、
   できるだけご出席下さい。
7:映画祭終了後の打上げに参加しますか? 参加 不参加
8:映画祭当日、着ていただくスタッフTシャツ(黒地・City Lightsロゴ入り)
  をお持ちですか?
  お持ちでない方には、事前にお送りいたしますので、
  下記のサイズからお選び下さい。
  また、送り先が項目3のご住所と異なる場合は、
  Tシャツの送り先もご記入下さい。
  ・女性Mサイズ(着丈63/身幅46)
  ・女性Lサイズ=男性Mサイズ(着丈70/身幅52)
  ・男性Lサイズ(着丈74/身幅55)
  ・男性 XLサイズ(着丈78/身幅58)
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ガイド作り、ピンチを乗り越えて

まっきー@sakamです。
映画祭のための音声ガイド作りは終盤に差し掛かり完成まで、もう一息のところ
です。
ガイド作りの始まりは「蝶の舌」でした。
何故か初日は普段では考えられないほど、早くガイド作りが終わりました。
ほっとしたのも束の間。あの3・11が起きたのです。
翌日の「大誘拐」のガイド作りの勉強会も中止。当然その後のスケジュールは、
3月中はすべてキャンセルとなりました。

このピンチを乗り越えるべく、ガイド作りの検討会は、顔を合わせることのない
メール上でやり取りする在宅での作業になりました。

ガイド作りは全く初めての人がいたりで、どうなるか案じておりましたが、そん
なことは杞憂でした。
とりまとめ役の監修の元に、音声ガイド作りに励んだおかげで、みごと台本がで
きあがりました。

映画祭まであと一ケ月ほどです。
あなたの6月4日のスケジュールは空白でしょうか。
そこに映画祭と書いて、素晴らしい映画と音声ガイドを。是非お楽しみください。
実行委員一同、両国でお待ちしております。


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シアター同行鑑賞会はどのように企画されている?

 シティ・ライツのみなさん、こんにちは。

新宿チームに所属する 高円寺のコバちゃんです。

 いよいよ、「第四回 シティ・ライツ映画祭」の開催まで1ヶ月と3日になりま
したね。
シティ・ライツのメンバーのみなさんにおかれましては、6月4日(土)は万事繰り
合わせの上、当日は「東京江戸博物館」さんへの集合をお待ちいたしております。

 さて、映画祭の目的はもちろん皆さんに楽しんでもらうことですが、シティラ
イツというもの、そしてシティライツが行っている事を知ってもらおうというこ
とも目的の一つです。
今回は、シティライツの主要活動の一つでもある『シアター同行鑑賞会』につい
て、私が所属する新宿チームで4月10日(日)に主催した『英国王のスピーチ』を
例に、開催までの流れを書いてみようと思います。
メンバーのみなさんも、チームに所属されていない方々も多いと思いますので、
こんな流れで「シアター同行鑑賞会」を実施しているんだということを、少しで
も分かっていただければと思います。

大きく分けて、シアター同行観賞会の企画は、準備、当日の映画館での実施、
その直後の食事会に分けられます。食事会では皆で感想等話し合うことで、音声
ガイドだけではわからなかった部分があった場合も確認でき、作品を理解して
帰ってもらうことができます。では準備段階からどんなことをするのか見てみま
しょう。

 まずは、チーム内で候補作品の選出です。
チームのメンバーの各人から候補作品をそれぞれに出してもらい、その後に投票
を行います。
映画の候補作品が決まったら、そこで映画館と交渉いたします。
そして、映画館が決まったら、その後はお茶会(食事会)の場所の選定です。
実際に何人ぐらい集まるのか、何をメインに食べさせてくれるのかなどをリサー
チしたあとに、同店へも下調べに行って、そこで美味しいものやお薦めのものを
チョイスしてきます。
そして、その次はモニター会です。
その映画館で日時を決めて、参加できるメンバーで音声ガイドをつけて通しで観
てみるのです。
この際、音声ガイドを担当して下さる人たちは、それ以前にも数回はその作品を
鑑賞してから、イメージをふくらませての音声ガイドを付けて下さるわけですか
ら、簡単な作品ならば、それらは比較的スムーズで一回ぐらいでも終わったりも
します。
しかし、前回の『英国王のスピーチ』などは字幕もあり、それに字幕朗読を付け
ます。そうなると大勢で行うことになり、初体験の人もいたりで、なかなか大変
なようでした。
モニター会のあとは、実際にその後のお茶会(食事会)の場所に出向き、そこで打
ち合わせを兼ねて実際にお茶を飲んだり、食事をしたりしてきます。

 しかし、これだけではありません。
事前解説メールを書いて下さる人、受付を担当して下さる人、放送機材を運んで
下さる人、おまけにパンフレット等やパソコンでその映画の情報などを収集して
事前解説メールに反映して下さる人なども存在するのです。
(事前解説では、予め知っておいた方が作品を理解できる情報、例えば
登場人物についての情報とかをメールで視覚障碍者に伝えます)

こんな多くの人たちによって「シアター鑑賞同行会」が開催されているのです。

 特に今回は当初、3月13日(日)に開催される予定だったものが、あの東日本大
震災の影響で企画倒れになってしまいそうなところを、力強い我が新宿チームの
リーダーズなんかによって、「リベンジ同行会」が再現されたのです。
その甲斐あってか、『英国王のスピーチ』は我が新宿チーム結成以来の71名もの
参加人数を集め、大成功に終わる事ができました。

 さて、今回の「第四回 シティ・ライツ映画祭」もそんなシティ・ライツのメ
ンバーのひとり一人が参加して下さらなければ映画祭は成立しないのです。
特に今回は、宮古市のある映画館に募金の送る予定です。被災地域でのチャリ
ティ上映会などの企画継続の資金の一部としていただくと共に、劇場そのものを
微力ながら応援させていただこうというものです。
そんなわけでシティ・ライツのメンバーのみなさんと一緒に、6月4日(土)の「第
四回 シティ・ライツ映画祭」を盛り上げていけたらと思います。

 最後までご拝読、どうもありがとうございました。
 


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字幕朗読への参加

映画祭ブログの管理人(みみすけ)です。
私のミスで、記事の投稿が遅れてしまいました。
早速配信させていただきます。

~~

大坪です。

先週のブログでも書きましたが、
私は、シティライツ映画祭のチケットの発送を担当しております。

昨年もこの担当をやりましたが、昨年は、山田洋次監督の人気もあって、
毎日たくさんの、ご希望が届き、1日の受付分を発送しても、
翌日にはまた、10通以上のご希望が届いてと、
嬉しい悲鳴の毎日が続いたのを思い出します。

しかし、今年はまだ出だしが遅く、毎日悲鳴の状態にまでなっていません。
皆さん、「お得な1日券」は限定販売なのをお忘れではないですか?

まだ、数はございますが、いらっしゃる予定の方は、お早めにお求めください
ね。もし、日本点字図書館の私のもとに、直接取りにいらっしゃるようでした
ら、ご用意できますので、予めご連絡をくださいね。

ところで、私は、「蝶の舌」の字幕朗読に、ちょっとだけ参加させていただける
ことになり、本日、5月1日(日)に、東京都身障者会館でやる読み合わせに、
行ってまいります。
また昨日、4月30日(土)は、「100人の子供たちが列車を待っている」の担
当者の読み合わせも行われていまして着々と収録やその準備が進んでいます。

4月16日(土)に、行われた字幕朗読の声優ボランティアのオーディションも、
東京都身障者会館で行われましたが、
今回のオーディションは、応募者が、なんと50名を越えたそうで、
オーディション参加希望者だけでも35名、
MAX24名しか入れないお部屋では、すし詰め状態になってしまうので、
昨年経験がある方など、参加しない方も多かったと聞きます。
(かくいう私の場合も、昨年、ほんのちょっとの参加でしたが、経験があるとい
うことで平塚リーダーから、「ディレクター共々、耳に焼き付いておりますの
で・・・。」というメールが届き、参加しませんでした)

そんなわけで初顔合わせになりますが、どういう顔ぶれかも、楽しみに、本日、
参加してきます。

音声ガイド制作には、映画ごとに、ガイド制作勉強会のメンバーが、モニターを
する視覚障害者を含め10人以上、そして、監修、収録、ナレーション担当が関
わります。
洋画の場合は、さらに字幕を読む声優ボランティアが、(私のような一言二言の
参加者も入れると)30人以上も関わるのです。

たくさんの人の手で、精一杯、作り上げる、音声ガイド付の映画。
皆さん、是非ご覧になってください。


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映画祭まで、あと1ヶ月ちょっと

シティライツの皆様、こんにちは。
長岡です。

映画祭まで、あと1ヶ月ちょっとですね。
どういった映画祭になるのでしょう?!
本当に楽しみですね!

何を隠そう、実は私は、映画祭に参加するのが初めてです!
実行委員会で、昨年の映画祭の参加された方々の笑顔や和やかな雰囲気の映像を見て、
ぜひ、自分も、皆様とすてきな映画祭を作り上げ、共に楽しみたいと思いました。

さて、皆様、心の準備はいかがですか?
私も、パンフレットに載せる『蝶の舌』の事前解説を早く書かねば!
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モニターのつぶやき、その2です。

テッチャンです。

 やあ、何だってかんだって、『大誘拐 RAINBOWKIDS』は、とても
愉快な映画ですよ。
 私たちの音声ガイドチームは、4月23日に、通しチェックをしました。
それまでに、白熱の勉強会を重ねて作り上げた音声ガイドを1本にまとめて、
本番さながら、ナレーターが映画全編を通して読み上げるのです。
このようにして全部を聞き終えると、すっきり滑らかに出来上がった箇所と、
まだ不十分な箇所とが浮き上がって来ます。そのような不十分と思われる
箇所は、面白いことに勉強会の席で表現し切れなかったところとか、喉まで
でかかっているのに言うに言われなかった映像の巧妙な箇所なのです。

 文字媒体の小説なら、行間をじっくり味わうことも出来ますが、映像は、1秒
2秒の世界なのです。それで、どうしても音声ガイドで追い切れない
ことが生じてくるのです。そこに、音声ガイドの奥深さがあります。
 私は、この通しチェックを経験して、映画ってすばらしいと痛感しました。
映画に登場して来た始めのオバアチャンの何気ない短い台詞が、映画の
最後になってこの映画そのものを動かしていたと気づいたからです。
 誘拐犯の三人の青年を叱咤激励して、大誘拐の一台スペクタルを演じたのも、
たったその一つのオバアチャンの気持ちが原動力でした。このオバアチャンは、
背筋をぴんと張って気骨のある強い信念の持ち主で、戦争の苦労も
背負っていながら、茶目っ気で、底抜けに明るくかわいらしいオバアチャンで
す。どこかホンワリとした包容力が満ち満ちている感じです。
 そのオバアチャンのお陰で、三人の青年も、それにまつわる若い女性も、
そしてまた、オバアチャンを追い詰めきった警察本部長までが、それぞれに
オバアチャンの偉大さに舌を巻くのです。最後の場面で、本部長が、
オバアチャンに向かって呼びかける言葉は、言い得て妙です。映画全体を、
しっとりとした平穏に落ち着かせています。

 皆さん、6月4日の映画祭で、十分に確かめて下さい。
テッチャンは、絶対にウソはつきません。
次回は、映画「蝶の舌」のつぶやきに移ります。
 皆さん、それまでごきげんよう。

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映画とその原作を思う

こんにちは、映画祭実行委員のモグタンです。
今日は映画と小説などの関連に関しての意見を述べてみたいと思います。
映画と小説は切手も切れない縁と申しましょうか、映画の多くは原作本がある
か、ノベライズ本が出ております。

原作本と、ノベライズ本の違いは、先に小説があり、その小説を元にして映画用
の脚本を作り、撮影するのが原作本のある場合です。
山崎豊子さんの「沈まぬ太陽」などはその一つですが、もともと5冊にも及ぶ大作
をわずか180分強に凝縮しなければならず、おのずから多くの部分は割愛さ
れ、その結果原作を先に読まれておられた方からは「物足りない」などと批判を
浴びる結果となりがちです。

それに引き替え、浅田次郎さんの「鉄道員(ぽっぽや)」、「オリオン座からの招待状」な
どは50ページ程度の短編を120分前後に膨らませており、こちらは先の場合
と異なり原作にはないエピソードを追加するとか、重要と思われるシーンに時間
を多く割くなどしております。
これまた原作を読んでいた人には不評の要因となります。
そんな原作のある本に対し、映画を作成する段階でノベライズの本を製作する事
もあります。
今年のアカデミーの外国アニメ部門の選考に残っていた「サマーウオーズ」(昨
年の夏に同行鑑賞会も実施されました)があります。
他にも複数ありますが、原作のある物と異なり、基本的に映画を活字にしたと考
えても差し支えない訳ですからおおむね映画の内容と同じであります。
ただ、映画はスクリーンに映し出される映像を見て、音響を聴いて、それを見た
人がどういう風に感じ取るかというのが宿命ですが、活字にしてしまうと映像で
見せれば簡単な状況も描写が必要となる場合が多々あるので、自ずと表現力には
違いがあります。
また、心理描写などは活字では作者の意図を確実に表現しやすいですが、映像で
は演じる役者さんの力量だけでは自ずと限界があり、見た人それぞれに受け取り
方が異なる場合があります。
要するに得手不得手があるといえるのではないでしょうか?
この点は「ハッピーフライト」のノベライズ本に記載がある程ですので制作者
側でもその違いは十二分に理解されているようです。

さてなんでこんな話をしているかと申しますと、視覚障碍者の友人に「原作があ
る映画はまず読んでから映画を見るようにしている」と言われた事があるからです。
確かに映画を見る前におおよその内容を掴んでいるので音声ガイドがなくても隣
の席で簡単な解説をしてもらうだけで楽しめる可能性は大きくなりますね。
ですが、その考えとは反対に、すでに結果の判っている野球やサッカーの試合を
見てもそれほどおもしろくないとか、犯人が判っているミステリーを読んでもお
もしろくないのでは?という考えもある訳です。

そういったこもごもの問題を解決する方法に「音声ガイド」があるといっても言
い過ぎではないと思うのは私だけでしょうか?。
ただ、原作がある映画は役者さんの表現力だけでなく感情などをくみ取れるので
すが、そういった物がない映画の場合は表情なや前後の状況などから寸借するし
かなく、時には意見が異なり音声ガイド作りの大変さを実感させられたりします。
それゆえ多くの努力と経験を数多く蓄積してきているシティーライツの力は
やはり素晴らしいとしか形容はできませんが、ガイドを作成しておられる方々は
「まだまだ」と日々精進しておられます。
そんな風に作成されている音声ガイドを是非とも体験していただくには「シ
ティーライツ映画祭」は手頃かと思われますので皆様是非とも当日はラジオから
流れる音声ガイドをお聞きいただき、ご批判、感想などお寄せいただきたく思い
ます。
貴重なご意見がさらなる音声ガイドの完成度を高める物と確信しております。

ではでは皆様是非とも6月4日には両国の江戸東京博物館へお運び下さいませ
(ぺこり)。
長々と失礼しました。 ご拝読ありがとうございました。
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募金をお送りするところが決まりました!

ノンちゃんです

 映画祭チケットの販売を始めてから1週間少々。続々と届くお申し込みのメー
ル。大変ありがたく受け取っております。
が・・・、やはり・・・、
昨年がどっと押し寄せる波だったとしたら、今年はさらさらと流れる小川のよう
な感じです。多少地味ですが、選りすぐりのお勧め作品揃いですので、ぜひぜひ
周囲の方にもお知らせください。

 さて、今回の記事は表題の通り、会場で皆様からお預かりした募金を贈呈させ
ていただくところについてのお話です。

 未曾有の被害をもたらした大震災を受けて様々な団体などが義捐金や支援金の
募集を行っています。既にそれらのところに協力された方も多いことと思います。

 そんな中、6月に開催する映画祭でどのように募金のお願いをしようかと思案
しました。「視覚障害者関係の団体や施設に送るのはどうか?」「支援する団体
への寄付はどうか」などなど検討している中で、たまたま岩手日報の記事に出会
いました。

 【宮古】シネマリーン再開 「銀幕から元気を」
 宮古市小山田のマリンコープDORA内にある映画館「シネマリーン」は26日、
震災以来半月ぶりに上映を再開する。「街に元気を子どもたちに夢を」を合言葉に、
被災地に映画の灯をともす。

 というもの。津波によって壊滅的な被害を受けた宮古市にありながら奇跡的に
建物の大きな損傷もなく、早い時期に営業を再開できたとは言え状況はかなり厳
しい様子。ブログによれば、子どもたちのためにアニメ映画の出張上映会を企画
したり、周辺市町村への巡回なども計画されており、協力金を募っているという。

 これはなんとしても応援したい。そう思わずにはいられなくなりました。奇し
くも「100人の子供たちが列車を待っている」というドキュメンタリーは子ど
もたちの元に映画を届け、笑顔と輝く瞳をもたらすさまを描いている作品で、こ
れも何かのご縁ではないかと思えてならなくなりました。

 「食べ物や生活用品の物資はだんだんと安定して来たように感じます
が、映画館が出来る事はなんだろう…炊き出しのようにお腹は満腹にはしてあげ
られませんが、「こころ」を満腹にはできる!見えないストレスをかかえている
多くの子ども達に楽しい時間のプレゼントを!」
 という支配人の言葉は、
以前からも「若い人にももっと映画を観るくせをつけて欲しい」「運転ができな
くて遠くの映画館まで行けない年配の方にも身近なところで映画を楽しんで欲しい」
との思いを持たれていた方ならではのものなのだということがブログなどを
読んで行く中で分かってきました。

そうそう、この劇場は岩手県の沿岸部で唯一の映画館。しかも、日本で初めて生
活共同組合が運営する劇場でもあるのだそうです。

こちらに募金をお送りしたいと思います。
 映画を愛する仲間の集まるシティ・ライツで、皆さんの思いのこもった素敵な
劇場のお手伝いができたらとても嬉しいと思いませんか?

CINEMARINE WEBLOG
http://cinemarine.blog45.fc2.com/

映画館専門サイト「港町キネマ通り」
http://www.cinema-st.com/index.html

宜しかったらご覧になってみてください。

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まっきーのつぶやき

どうも、映画祭ブログの管理人です

7人目のブロガー(7人の侍みたいですね)
は、マッキーです。
昨年は音声ガイド制作(虹をつかむ男)の現場をリポートしてくれましたが
今年は、つぶやきから入るようですね

~~

こんにちは。まっきー@sakamです。
一年間のご無沙汰でした。

初めに私は、結構臆病で気の小さいところがあります。
なので、記事でもそんなところが出るかもしれません
そんなところも含めてお付き合いいただければと思います。

第4回映画祭の実行委員をやってます。
今回なぜ実行委員をしているかというと、、、(つぶやき)

前回の第3回映画祭の相談が障害者会館であったんですよ
あのとき、「実行委員会って どんなことをやっているの」と、
おもしろそうだと思ってそこを覗いたんです。

実はそれまで軽い気持ちだったんです。始めから委員をやる気と気持ちが決まっ
てはいませんでした。
「え~やらないのぉ~」
そんなところを見透かされて。「般若」か、はたまた「たまずさが怨霊」か
と思われる形相で睨まれました(心象風景)。煽るように頭の中では恐ろしい太
鼓と笛の音色が聞こえて来て(でんでんでんでん・・・)、、、、
次の瞬間、思わず「やります!」とこっくりうなずいてました。

あのときの場面に音声ガイドが付いていたなら美女に優しく
諭されたことがわかったでしょうに。

すべてのシーンに音声ガイドをつけましょう♪(大笑い)

ではまた。
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音声ガイドとの出会い(大坪編)

どうも、映画祭ブログの管理人から
今日は、シティライツで一番多く(かもしれない)イベント案内メールを
出してくださっている、大坪さんを紹介します

では大坪さんよろしくお願いします

~~

第4回映画祭実行委員の大坪と申します。
ブログを書くのは初めてで緊張しますが、皆さんの記事がシティライツとの関わ
りなので、私もそこから書かせていただきます。

私は、日本点字図書館に勤務しております。
2003年春のチャリティー映画会で「千と千尋の神隠し」を上映した時に、
シティライツに音声解説をお願いしてから、毎回上映には解説をつけています。
ですが、私はFMラジオを自前で持っておらず、当時、音声ガイドは視覚障害者の
方だけが聞くものだと思っており、聞いたことがございませんでした。

水曜日にブログを書いていたテッチャンが、金曜日に田町の身体障害者会館で
やっている『火垂る(ほたる)の墓』の音声ガイドの勉強会に初めて参加する時
に、全くわからないまま付いて行ったのが最初の音声ガイドとの出会いでした。

その勉強会第1回目の時、ブレイルメモを手にした副代表のめーたんがモニター
をやっていて、分担された部分のガイド担当者が、DVD映画が映し出されたモニ
ター画面を観ながらガイドしたものに対して、モニター担当の視覚障害者だけで
なく、その分担以外の出席者が、意見を述べ合っていました。

その光景は何とも魅力的で、皆さん言葉の選び方、歴史的背景、地理的な知識等
を駆使して作成されていて、ボキャブラリーの貧困な私にできるだろうか?とい
う気持ちと共に、やってみたいという気持ちが頭をもたげてまいりました。

只、仕事があり金曜日に毎週出席するのは難しく、土曜日開催の勉強会も、
その頃から、日本点字図書館は、休館日が日曜日と月曜日に変更になっていて、
行事の多い土曜日は休みにくくなっていた為、勉強会への参加は難しい状況にあ
りました。

1昨年、横浜のジャック&ベティでも、らいぶガイドをやることになり、
またまた、その講習会に参加するテッチャンについて行き、
その時に、平塚リーダーからのガイダンスを聞き、シティライツから派遣されて
いらした徳江(現在、矢木さん)先生の講習を半年間、そのまま私も受け、
らいぶガイドを体験し、ハマらいぶのガイド及び字幕朗読チームに所属するよう
になりました。

その後、シティライツでも有楽町チームにも所属して、らいぶガイドをさせてい
ただき現在にいたるのです。
3月の有楽町チーム企画の「ヒアアフター」同行鑑賞会は、東日本大震災の影響
で、中止になってしまいましたが、また皆さんに、どこかで、お会いできたらと
思っております。

それから、昨日23日(土)は、日本点字図書館が毎月開催しております音声解説
付DVD映画上映体験会がございました。
当日は生憎の天候にもかかわらず、さすが「ローマの休日」ですね、80名余の方
が、ご来場くださいました。
「音声ガイドって何?」って思われる方は、この毎月開催しております上映体験
会に足を運んでみませんか?
次回は、5月21日(土)14時~の「座頭市物語」になります。
FMラジオを使わないオープン方式の上映ですが、鑑賞料もいただいておりません
し、予約も必要ございませんので、急に予定が空いた方でも大丈夫です。
パソコンでDVDを観る時に、音声解説CDを同期させるソフトの開発により、
視覚障害者の方が、ご自宅で、音声解説付きでDVD映画鑑賞が可能になりました。
日本点字図書館では、その音声解説CDの貸出をしておりますが、そのCDの制作に
シティライツも協力しています。

映画祭に関しては、第2回にボランティアとして参加、第3回から実行委員とし
て参加させていただいております。
本日の鑑賞会の場でも、申し上げ、ご購入くださった方がいらっしゃいました
が、昨年同様、今度の映画祭のチケットの発送を、私が担当しておりまして、
チケットを預かっております。
もし、日本点字図書館に、いらっしゃる機会がございましたら、私は1階の総務
課におりますので、直接購入することも可能です。

どうぞ、お声をおかけください。

最初から、いつもながらの長文になってしまい、申し訳ございません。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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