映画祭物語『思い出そう、大切なこと』 第5章 絆とつながりを誓って

映画祭ブログ担当 ながたです。

今日は生憎の天気、今夜から明日にかけて台風の影響で風雨が激しいようですので、皆さま充分お気を付け下さい。

映画祭まであと6日。早速つづきをどうぞ。

「点字?」
「そう展示、昨年とかってどうしてましたか?」展示物担当の七海と笑子があかりに聞いている。
「点字は、音声パンフレットがあるから大丈夫よ。」
「あっ、テンジ違い。」ハッとする笑子。
「あーそっちの展示ね。ふふふっ」3人が顔を見合わせて笑っている。
ボランティア説明会のあと、両国駅構内にあるカフェで軽い夕食をとりながら話している。
「昨年はシティライツ10周年だったからその10年史の展示をしていたけど。今年は、チラシにイラストを提供してくれた池田憲昭さんの作品展示と昨年支援をお願いしたシネマリーンさんの報告よね。」
「ええ、池田さんの方はポストカードの販売もあるんです。」七海がテキパキと答える。
「今回の募金先は福島県いわき市で大人の遠足など、視覚障がい者の外出の機会をつくってくださっているボランティアグループの縁(ゆかり)さんよね。」
「ええそうです。みなさんで映画祭にも来て下さるんです。もう一つ石巻の復興支援ネットワークの方々の可愛いブローチやストラップの販売もあります。」
笑子が資料を見ながら話している。
「今年は、ロビーが賑やかになりそうね。あとはシティライツのTシャツや音声ガイド付きDVDの販売もあるから。」
「でも、私とっても楽しみなんですよね。なんかワクワクする。」七海が話している。
「私も、あかりさんに声をかけてもらって良かった。ありがとうございます。」
「じゃあ、今夜は乾杯しましょうか。私たちの出会いと来週の映画祭の成功を願って。」あかりが、グラスをとる。
「カンパーイ!」
 あかりの足元にふせている松五郎が、何処かさみしげに見える。

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