操作レビュー:天国からのエール

CLC MLの皆様こんばんは、DVD調査隊のYZです。
 
今回より、DVD操作レビューのアップ先がCLC MLに
変更となりました。どうぞよろしくお願いします。
 
本日お送りする『天国からのエール』DVD操作レビューは、
沖縄を舞台にした心温まる物語です。
皆さんどうぞお楽しみください。

● もくじ ●
・基本情報
・製品内容
・作品の概要
・パソコンでの操作手順メディアプレーヤーWinDVD)
・DVDプレーヤーでの操作手順
・パッケージ説明
・調査隊担当者の感想
・調査隊よりお知らせ
大見出しには ●を、小見出しには ★ をつけています。

●基本情報
タイトル:『天国からのエール』
製作年:2011年
製作国:日本
配給:アスミックエース
 
出演:
阿部寛(あべ ひろし)、
ミムラ(みむら)、
桜庭ななみ(さくらば ななみ)、
矢野聖人(やの まさと)、
森崎ウィン(もりさき うぃん)、
野村周平(のむら しゅうへい)
 
監督:
熊澤誓人(くまざわ まこと)
脚本:
尾崎将也(おざき まさや)、
うえのきみこ
原案:「僕らの歌は弁当屋で生まれた-YELL」(リンダパブリッシャーズ刊)
主題歌:「ありがとう」ステレオポニー(ソニー・ミュージックレコーズ)

★製品内容
DVD発売日: 2012年05月02日
販売元: Happinet(SB)(D)
時間: 114 分
ディスク枚数: 1

●作品の概要
仲宗根陽(なかそねひかる)氏が、地元の若者達のために沖縄県本部町に
設立した無料の音楽スタジオ「あじさい音楽村」の実話を基にした映画です。
大変残念ですが、仲宗根氏は2009年にがんで逝去されています。
 
<ストーリー>
主人公の大城陽(おおしろ ひかる:阿部寛)は沖縄で小さな弁当屋を経営
していた。そこに弁当を買いに来る高校生たちがバンドの練習をする場所が
ないことを知り、店のガレージをスタジオとして使ってもらうことに。
陽(ひかる)は「挨拶をすること、試験で赤点を取らないこと、人の痛みが
分かる人間になること」の3つを条件に、無償で場所を提供する。
ところが、高校生たちに慕われた陽(ひかる)は病で倒れてしまう・・・。

● パソコンでの操作手順
セル版はDVDを入れると自動的に本編が再生され、
その後に音声ガイドに切り替えるタイプです。
レンタル版はDVDを入れると自動的に新作情報がながれ
本編の前でDVDメニューが表示され(音楽は流れ続けるが)
停止するタイプです。
レンタル版は、新作情報紹介(8本)をします。
どちらも音声ナビ(操作を案内するガイド)は付いていません。

★メディアプレーヤー
DVDが動き出すと
(Ctrl+Fキーで各々スキップできます)
アスミックエースと関西テレビ放送のロゴが表示され
木琴のような楽器の効果音につづけて音楽が流れます。
さらに、メインメニューがでてここで曲が流れます。
メニューが表示されるまで2秒ほど待ちます。
(Ver.11、12はエスケイプキーを一回押して下さい。)
 
レンタル版はここで(音楽は流れながら)
本編再生にフォーカスが当たりながら
停止するので、タブキーを押し、その後
エンターキーを押して再生開始します。
セル版は何もしなくとも、自動実行されます。
 
音楽(アスミックエースのロゴ)が聞こえてきます。
再生を一時停止します。
(ショートカットキーは Ctrl+P です。)
オルトキーを押し、メニューバーから、
再生、オーディオおよび言語トラックと進み、エンターキーを押します。
(日本語 チェック」と聞こえます。)
下矢印キーを一回押し、
日本語と聞こえたら、エンターキーを押します。
(選択肢は、日本語・日本語・既定値の三つです。)
 
再び再生します。
(ショートカットキーは Ctrl+P です。)
 
以下のように音声ガイド付きで鑑賞できます。
 
この映画の音声ガイドと日本語字幕は、
住友商事の社会貢献活動として提供されています。
配給アスミック・エース
 
真っ白な画面から白い文字が浮かび上がり、
鮮やかなオレンジ色に変わる。
 
タイトル 天国からのエール
 
厨房、大鍋から湯気が上がっている。
調理台に置かれた、ゴーヤや青パパイア、
別の台には、色とりどりの弁当がびっしり並ぶ。
中華鍋を振るう男性の手元。
手首には天然石のブレスレット。
塩をつかみ振り入れる……。

★WinDVD
DVDが動き出すと
レンタル版は、新作情報紹介(8本)をします。
(ページダウンキー(PgDn)で新作情報をそれぞれ
 スキップできます)
アスミックエース、関西テレビ放送のロゴが表示され
木琴のような楽器の効果音につづけて音楽が流れます。
さらに、メインメニューがでてここで曲が流れます。
メニューが表示されるまで2秒ほど待ちます。
 
レンタル版はここで(音楽は流れながら)
本編再生にフォーカスが当たりながら
停止するので、
エンターキーを押して再生開始します。
セル版は何もしなくとも、自動実行されます。
 
再生を一時停止します。
(ショートカットキーは スペースキー です。)
アルファベットの「A」を押します。
下矢印キーでオーディオメニューと発声。
下矢印キーで「日本語 チェック」と発声。
さらに下矢印キーで次の「日本語」を選びエンターします。
(選択肢は二つです。)
再び、再生します。
(ショートカットキーは スペースキー です。)
 
以下のように音声ガイド付きで鑑賞できます。
 
この映画の音声ガイドと日本語字幕は、
住友商事の社会貢献活動として提供されています。
配給アスミック・エース
 
真っ白な画面から白い文字が浮かび上がり、
鮮やかなオレンジ色に変わる。
 
タイトル 天国からのエール
 
厨房、大鍋から湯気が上がっている。
調理台に置かれた、ゴーヤや青パパイア、
別の台には、色とりどりの弁当がびっしり並ぶ。
中華鍋を振るう男性の手元。
手首には天然石のブレスレット。
塩をつかみ振り入れる……。
 
参考:レンタル版冒頭の新作情報
1. ツレがうつになりまして
2. スマグラー おまえの未来を運べ
3. アントキノイノチ
4. 琉神マブヤ― THE MOVIE
5. 50/50
6. しあわせのパン
7. ワン・デー 23年のラブストーリー
8. ヘルタースケルター

● DVDプレーヤーでの操作手順
 
★基本情報
自動再生なし(新作情報紹介に続きメインメニューが表示されそこで待つ)
 
以下にメニューの画面説明も記載しますが、メニュー画面での音声ガイドへの切
り替え操作は困難と思われます。
本編を再生の中で音声切り替えをして音声ガイドに切り替えるのが良いと思います。
 
1.本編再生して音声を切り替える方法
 
DVDを入れるとレンタル版ならば新作情報紹介が終わった段階で、
メニュー画面を表示して停止するので、決定ボタンを押す。
(本編再生にフォーカスが当っているのでそのまま再生が開始される)
 
再生が始まったところで(特に音は聞こえない)
一時停止します。
音声切り替えボタンを2度押すと、
1:日本語
2:日本語(視覚障害者対応日本語音声ガイド)
と切り替わるので、再生ボタンを押し再生を開始させます。
 
2.メニュー画面から切り替える方法
 
<メインメニュー>
・本編再生
・チャプター
・音声/字幕
・劇場予告編
 
横書きで、左右の矢印キーで選択します
最初は本編再生(左端)にフォーカスが当っています
予告編の項にフォーカスが当たっている際に
右矢印キーを押すと左端の本編再生の項に戻ります
 
<字幕・音声選択メニュー>
 
音声選択
・日本語・ドルビーデジタル5.1chサラウンド
・視覚障がい者用音声ガイド・ドルビーデジタル2.0chステレオ
字幕選択
・聴覚障がい者用字幕
・字幕なし
 
・本編再生
・メインメニュー
 
となっており、最初は、
日本語ドルビーデジタル5.1chサラウンド(音声ガイドなし)
にフォーカスが当たっています。
 
下矢印キーを1回押します。すると
視覚障がい者用音声ガイド・ドルビーデジタル2.0chステレオ
にフォーカスが当たるので、そこで決定ボタンを押します。
 
押した後、字幕選択にフォーカスが移る(字幕なし)ので
もう一回決定ボタンを押しますと、
本編再生にフォーカスが移ります。
ここでさらに決定ボタンを押します。
 
これでガイドつき再生が始まります。

●パッケージ説明
背景に水平線が見える青空の海の写真。
下1/3は砂浜と海,上2/3は白い雲の混じる青空。
 
パッケージの右には
沖縄の小さな弁当屋で生まれた、奇跡の実話
ハイビスカスと同じようなピンク色の文字
 
上2/3の部分に色黒の男性、大城(阿部寛)の少し右上を見ている顔写真。
あごにはうっすらと無精髭がある。
その首のあたりに,ピンクのハイビスカスの花の写真が3つと
タイトル「天国からのエール」と黄色の文字である。
 
タイトルの下には、出演者名、監督、脚本など
阿部寛
ミムラ 桜庭ななみ 矢野聖人 森崎ウィン 野村周平
監督:熊澤誓人 脚本:尾崎将也、うえのきみこ
原案:「僕らの歌は弁当屋で生まれた-YELL」(リンダパブリッシャーズ刊)
主題歌:「ありがとう」ステレオポニー(ソニー・ミュージックレコーズ)
 
下1/3には、出演者たちが砂浜に並び笑っている。
左から、
仲村(野村周平):袖口やボタンの部分に白と黒のチェックのポイントある白シャツ姿
比嘉(桜庭ななみ):胸に大きくアメリカの国旗がプリントされた黄色いTシャツ姿
大城(阿部寛):黒いTシャツ姿
美智子(ミムラ):緑と白のボーダーTシャツ姿
伊野波(森崎ウィン):胸にスカル(どくろ)のプリントのある白いTシャツ姿
真喜志(矢野聖人):胸に青いまるの中に白い星のマークがプリントされた赤いTシャツ姿

●調査隊担当者の感想
ゴールデンウィークに沖縄に旅行に行ってきました。
戻ってきてこの映画を見たのですが、沖縄旅行にまた戻ったようでした。
美ら海(ちゅらうみ)水族館で知られる沖縄県本部町(もとぶちょう)
を舞台にした映画。温かさが画面からじんわりと伝わってきます。
この映画は、仲宗根陽(なかそね ひかる)さんという実在した方
(2009年11月15日逝去。享年42歳)をベースに映画化しています。
原案は「僕らの歌は弁当屋で生まれた-YELL」。
映画の話が来た時はまだご存命だった。
誰が自分をやるのかと興味津々に話していたとか。
その役になった阿部寛(あべ ひろし)は7Kg減量して、本人そっくり
の様相で映画収録に臨んだとのこと。
ひかるさんが作った無料のスタジオ「あじさい音楽村」では、
多くのシンガーたちが育って行った。そして今も育っている。
筆頭格はプロで大活躍中のロックバンド ステレオポニー。
1stアルバム『ハイド.ランジアが咲いている』の「泪のムコウ」は
テレビアニメ『機動戦士ガンダム00 -2nd Season-』
オープニングテーマとなったなど、多くの曲を輩出している。
ちなみにハイドランジアとはあじさいのことである。
その昔、メンバーのNOHANA(ベース)は中学生の頃に県外から沖縄の高校
を受験し、仲宗根さんが身元引受人となり、彼の元で練習を積んだとのこと。
あじさい音楽村のライヴの常連だったヴォーカルのAIMIは仲宗根さんに
スカウトされ、彼女のクラスメイトのSHIHO(ドラム)を加え、
あじさい音楽村でステレオポニーは結成されたそう。
そんな彼女たちがニイニイと呼ぶひかるさんに捧げるエンディング・ソング
「ありがとう」。自然に涙があふれでてきます。
(by MM)

● DVD調査隊よりお知らせ
 
調査隊では、音声ガイド付きDVDを鑑賞した方々からのご意見、ご感想をお待ち
しております。
 
みなさんからのご意見をもとに、今後への要望も含め、配給会社に届けていきます。
「音声ガイド付きだから、映画をより楽しめた」とか「こんな風にしてもらえた
ら、もっと操作が楽なんだけど」などの要望などを、何でも自由に教えてもらえ
ませんか?
 
ひとりでも多くの人たちからの感想が、製作者側に伝わることによって、
音声ガイドつきの作品を作ってもらうきっかけになれば良いと思いませんか?
 
そして、より操作性の良いDVDが増えていけば嬉しいですよね。
 
その他、この操作レビューに対する、ご意見もお聞かせ頂けると、一同励みにな
りますので、そちらもぜひお願いします。
 
ご意見、ご感想の宛先は
dvd@citylights01.org
までお願いします。
 
みなさんからの、お便りをお待ちしております!
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