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操作レビュー:はじまりのみち


DVD調査隊からのさらなる投稿は
「はじまりのみち」です


● もくじ ●
・基本情報
・製品内容
・作品の概要
・パソコンでの操作手順メディアプレーヤー)
・DVDプレーヤーでの操作手順
・パッケージ説明
・調査隊担当者の感想
・調査隊よりお知らせ
大見出しには ●を、小見出しには ★ をつけています。
 

●基本情報
製作年: 2013年
製作国: 日本
配給: 松竹
監督: 原恵一(はら けいいち)
出演:
加瀬亮(かせ りょう)、田中裕子(たなか ゆうこ)、
濱田岳(はまだ がく)、ユースケ・サンタマリア、
斉木しげる(さいき しげる)
 
★製品内容
DVD発売日: 2013年12月5日
販売元: 松竹
販売価格: 3990円
時間: 96分

●作品の概要
『二十四の瞳』などさまざまな傑作を世に送り出し、日本映画の黄金期を築いた
木下恵介監督の生誕100年記念作。戦時中、同監督が病気の母を疎開させるため
リヤカーに乗せて山越えしたという実話を軸に、戦争という時代の荒波に巻き込
まれながらも互いを思いやる母と子の情愛を描く。『河童のクゥと夏休み』など
で知られる日本アニメ界で著名な原恵一が監督を務め挑んだ初の実写映画。
 
<ストーリー>
時は戦中。映画界に政府から戦意高揚の国策映画づくりが要求された時代。木下
惠介が昭和19年に監督した『陸軍』は、その役割を果たしていないとして当局か
ら睨まれ、次の映画の製作を中止にさせられてしまう。夢を失った木下は松竹に
辞表を提出、病気で倒れた母、たまが療養している浜松市の気賀に向かう。
 
● パソコンでの操作手順
DVDを入れるとメニューが出て、
その後に本編再生、音声ガイドに切り替えるタイプです。
音声ナビ(操作を案内するガイド)は付いていません。

 ★メディアプレーヤー
DVDが動き出して、約30秒くらいの間、黒い画面に白文字で取扱上の注意、鑑賞
上の注意についておしらせが表示されます。
その後、「おことわり お知らせに続き本編がはじまります。」の文字が表示さ
れ、続いて
「最新劇場公開情報」と表示されます。
そのため、DVDが動き出してからは50秒くらいは無音のままです。
レンタル版では新作案内が始まります(6本)。新作案内は9分30秒あります。
なお、新作案内にガイドはついておらず、スキップもできません。
(Ctrl+Shift+Fで早送りはできます。最後に新作情報の題名と出演者を紹介して
います。)
 
新作案内が終わり、しばらくすると、音楽(松竹映画のロゴ)が聞こえます。
少し無音があり、音楽(ピアノ)が流れ続けます
メニュー画面になっています。
次の操作を行うまで、繰り返し同じ音楽が流れます。
(Ver.11、12はエスケイプキーを一回押して下さい。)
 
タブキーを押します。
続けてエンターキーを押します。
 
特に反応はありませんが、
適宜、再生を止めます。
(ショートカットキーは、Ctrl+Pです。)
 
オルトキーを押し、メニューバーから、
再生、オーディオおよび言語トラックと進み、エンターキーを押します。
「日本語(日本)」チェックと聞こえます。
下矢印キーを二回押し、
三番目の日本語(日本)を選んでエンターキーを押します。
(選択肢は、日本語(日本)が4つと既定値の五つです。
四番目の選択肢は監督とスタッフのコメンタリーとなっています。
レンタル版の選択肢は日本語(日本)が3つと既定値の4つです。
レンタル版には、監督とスタッフのコメンタリーはありません。)
 
再び再生します。
(ショートカットキーは、Ctrl+Pです。)
 
 以下のような感じで本編が始まります。
 
「松竹映画
 
雲海から顔を出した富士山。
雲が晴れて、頂に雪を残した姿が現れる。
 
はじまりのみち製作委員会
(波の音)
静岡県浜松市 米津の濱。
 
砂浜に立てられた二本の棒の間に、白い布がピーンと張ってある。
(音楽が始まる)
その布をスクリーンにして映画が始まる。
花咲く港 演出 木下恵介……。」

● DVDプレーヤーでの操作手順
DVDを入れるとメニューが出て、
その後に本編再生、音声ガイドに切り替えるタイプです。
音声ナビ(操作を案内するガイド)は付いていません。
 
※なお、音声切替ボタンには対応していません。メニュー画面での操作になるた
め難易度は高いです。
 
DVDが動き出して、約30秒くらいの間、黒い画面に白文字で取扱上の注意、鑑賞
上の注意についてお知らせが表示されます。
その後、「おことわり お知らせに続き本編がはじまります。」の文字が表示さ
れ、続いて「最新劇場公開情報」と表示されます。
そのため、DVDが動き出してからは50秒くらいは無音のままです。
レンタル版では新作案内が始まります(6本)。新作案内は9分30秒あります。
なお、新作案内にガイドはついておらず、スキップもできません。
(早送りボタンで早送りはできます。最後に新作情報の題名と出演者を紹介して
います。)
 
新作案内が終わり、しばらくすると、音楽(松竹映画のロゴ)が聞こえます。
少し無音があり、音楽(ピアノ)が流れ続けます
メニュー画面になっています。
次の操作を行うまで、メニュー画面はそのままです。繰り返し同じ音楽が流れます。
 
メニューは横に5つ並んでいます。「本編再生」「音声・字幕」「場面選択」
「特報」「予告編」です。
最初は、「本編再生」が選択されています。
 
リモコンの右矢印を1回押し、「音声・字幕」を選択して決定ボタンを押しします。
音声・字幕画面に切り替わります。(音楽や効果音に変化がないのでわかりにく
いと思います)
 
音声・字幕画面では、下矢印を1回押して「音声ガイド」を選択して決定ボタン
を押します。
次に、下矢印を2回押して「本編再生」を選択して、決定ボタンを押します。
 
補足です。音声・字幕画面は、上・中・下の3段に分かれています。
上の段は左から「本編(ドルビー2.0)」「本編(ドルビー5.1)」です。中段は
「音声ガイド」、下段は左から「本編字幕なし」「本編字幕あり」です。さらに
下にはメニューバーがあり、左から「本編再生」「メインメニュー」と並んでい
ます。
 
(参考)レンタル版に含まれる新作案内です。
1:くじけないで(八千草薫、武田鉄矢)日本
2:武士の献立(上戸彩、高良健吾)日本
3:リアル~完全なる首長竜の日~(綾瀬はるか、佐藤健)日本
4:奇跡のりんご(阿部サダヲ、菅野美穂)
5:二流小説家シリアリスト(上川隆也、武田真治)
6:終戦のエンペラー(トミー・リー・ジョーンズ、マシュー・フォックス)
 

●パッケージ説明
画面上部4分の3は写真。軍服を着た惠介役の加瀬亮の胸から上のアップ。右手
の親指と4本の指で丸い輪を作りそこから右目で遠くを見るようなしぐさをして
いる。背景は写真のネガを淡く色づけしたような緑や赤・青の木々。
写真の右端に茶色の文字で縦書きに1行
人生に立ち止まった時、ひとは、愛を知る

下4分の1は白地に上から順に、監督名とタイトルとキャスト名。
1行目、茶色の字で
原恵一監督 初実写作品
2行目、ピンクの文字で大きくタイトル
はじまりのみち
3行目、キャスト名
加瀬亮 田中裕子 濱田岳 ユースケ・サンタマリア

●DVD調査隊担当者の感想
日本映画史の名監督、木下惠介監督が戦時中に母をつれて疎開する時のお話です。
戦争中は、映画作品にまで軍部の意向を反映しなければならなかったんですね。
もう映画監督を辞めてしまおうと思って、実家に戻った惠介が、母をリヤカーに
のせて疎開する道の途中、便利屋との川原での会話が一番好きです。
自分がやった仕事が誰かに認められることが、どれほどうれしいことか!
私も面白い作品に出会ったときには、積極的に感想を伝えようと思いました。
作品後半に、木下作品が次々と紹介されていくところも見どころです。作品名は
知ってても、それが木下監督のものだとは知らなかったので、勉強になりました。
 (mana) 

● DVD調査隊よりお知らせ
DVD調査隊では、音声ガイド付きDVDを鑑賞した方々からのご意見、ご感想をお待
ちしております。
みなさんからのご意見をもとに、今後の要望も含めて配給会社に届けていきます。
「音声ガイド付きだから、映画をより楽しめた」とか、
「こんな風にしてもらえたら、もっと操作が楽なんだけど」などの要望などを、
何でも自由に教えてもらえませんか?
ひとりでも多くの人たちからの感想が、製作者側に伝わることによって、
音声ガイドつきの作品を作ってもらうきっかけになれば良いと思いませんか?
そして、より操作性の良いDVDが増えていけば嬉しいですよね。
その他、この操作レビューに対する、ご意見もお聞かせ頂けると、一同励みにな
りますので、そちらもぜひお願いします。
 
ご意見、ご感想の宛先は
dvd@citylights01.org
までお願いします。
みなさんからの、お便りをお待ちしております!
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はじまりのみち

タイトル: はじまりのみち
製作念: 2013
製作国: 日本
配給: 松竹
監督: 原恵一(原けいいち)
出演:
加瀬亮(かせ りょう)、田中裕子(たなか ゆうこ)、
濱田岳(はまだ がく)、ユースケ・サンタマリア、
斉木しげる(さいき しげる)
DVD発売日: 2013年12月5日
販売元: 松竹
販売価格: 3990円
時間: 96分

● 解説
『二十四の瞳』などさまざまな傑作を世に送り出し、日本映画の黄金期を築いた
木下恵介監督の生誕100年記念作。戦時中、同監督が病気の母を疎開させるため
リヤカーに乗せて山越えしたという実話を軸に、戦争という時代の荒波に巻き込
まれながらも互いを思いやる母と子の情愛を描く。『河童のクゥと夏休み』など
で知られる日本アニメ界で著名な原恵一が監督を務め挑んだ初の実写映画。
<ストーリー>
時は戦中。映画界に政府から戦意高揚の国策映画づくりが要求された時代。木下
惠介が昭和19年に監督した『陸軍』は、その役割を果たしていないとして当局か
ら睨まれ、次の映画の製作を中止にさせられてしまう。夢を失った木下は松竹に
辞表を提出、病気で倒れた母、たまが療養している浜松市の気賀に向かう。失意
の中、たまに「これからは木下惠介から本名の木下正吉に戻る」と告げる惠介。
戦局はいよいよ悪化の一途をたどり、気賀も安心の場所ではなくなる。惠介は、
山間の気田に疎開することを決め、その夏、一台のリヤカーに寝たままの母を、
もう一台には身の回り品を乗せ、兄と、頼んだ「便利屋さん」と自分の3人で、
夜中の12時に気賀を出発し山越えをする。17時間歩き通し、激しい雨の中リヤカ
ーを引く3人。ようやく見つけた宿で、母の顔の泥をぬぐう惠介。
 疎開先に落ち着いて数日後、たまは不自由な体で惠介に手紙を書く。そこには
たどたどしい字で「また、木下惠介の映画が観たい」と書かれていた。
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