操作レビュー:利休にたずねよ

「利休にたずねよ」の調査レビューをお届けします。
是非、DVDを手にして、お楽しみください。

● もくじ ●
・基本情報
・製品内容
・作品の概要
・パソコンでの操作手順メディアプレーヤー)
・DVDプレーヤーでの操作手順
・パッケージ説明
・担当者からの感想
・調査隊よりお知らせ

●基本情報
 製作年:2013年
 製作国:日本
 配給:東映
 監督:田中光敏(たなか みつとし)
 出演:
 市川海老蔵(いちかわ えびぞう)、
 中谷美紀(なかたに みき)、
 伊勢谷友介(いせや ゆうすけ)、
 大森南朋(おおもり なお)、
 市川團十郎(いちかわ だんじゅうろう)

★製品内容
 価格:4104円
 発売元:キングレコード
 ジャンル:時代劇、ドラマ
上映時間:123分

●作品の概要
千利休の人物像を新たな解釈で描いた山本兼一(やまもとけんいち)さんの直木
賞受賞作を映画化しています。作品には利休が実際に使用したとされるものなど
も含め、数々の茶の名器が使われています。また、2013年2月に惜しくもこの世
を去った市川團十郎さんが利休の師匠役で特別出演しており、銀幕上での最初で
最後の父子共演となっています。
 
<ストーリー>
織田信長に茶頭(さどう)として仕えた千利休。信長落命後は秀吉の庇護のもと、
茶の湯を芸術の域にまで高め、茶聖と謳われるほどになる。天正19年(1591年)、
 利休は秀吉によって切腹を命じられる。そして、妻・宗恩が見守る中、
自らの腹に刃を立てようとしていた利休の脳裏に、若かりし時代の記憶が蘇る。

● パソコンでの操作手順
 音声ナビ(操作を案内するガイド)が付いています。
 (このDVDでは「音声ガイド」と言っています。)
また、デフォルトで音声ガイドによる自動再生が選ばれています。
 (挿入後、放置すると音声ガイド付きで鑑賞できます。)
 
★メディアプレーヤー
DVDが動き出すと、初めに無音の警告画面が約15秒表示された後、
 東映のロゴが出ます。
 
レンタル版は冒頭に9本の新作紹介と
東映太秦映画村の広告が入っています。
 (新作紹介の部分は「次へ(Ctrl+F)」で飛ばせます。)
 
その後、音楽と東映のロゴが流れ、
しばらくすると音声ナビが始まります。
 「利休にたずねよ、音声ガイドご案内。
このディスクには目の不自由な方にもご鑑賞頂ける、
 音声ガイドを収録しております。
 本編を音声ガイド付きで鑑賞する場合は、そのままお待ち下さい。
 音声ガイド無しの場合は、通常メニューを選択してください。
なお、このメニューへ戻るには、ディスクを再度入れ直して下さい。
それでは、どうぞごゆっくりご鑑賞ください。」
 
 本編が音声ガイド付きで鑑賞できます。
 
※本編再生中のチャプター移動、再生停止などはショートカットキーが使えます。
また、エスケープを押すことで、
オルトキー押して出てくるメニューからの操作もできます。
 
★参考
レンタル版の新作紹介9本の題名、(出演者)、製作国の順
 
・ふしぎな岬の物語(吉永小百合、阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶)日本
・わたしのハワイの歩き方(榮倉奈々、高梨臨、瀬戸康史、加瀬亮)日本
・もとりあむタマ子(前田敦子、康すおん、富田靖子)日本
・くじけないで(八千草薫、武田鉄矢)日本
・武士の献立(上戸彩、高良健吾、余貴美子、西田敏行)日本
・御手洗薫の愛と死(吉行和子、松岡充)日本
・エレニの帰郷(ウィレム・デフォー、イレーヌ・ジャコブ)ギリシャ
 ・俺たち賞金稼ぎ団(竜星涼、斎藤秀翼)日本
・金曜日のレストラン(大原かおり)日本

● DVDプレーヤーでの操作手順
音声ナビが入っており、自動的に本編が再生されるため、
操作レビューは省略します。
また、レンタル版には新作紹介など入っていますが、
その部分は、リモコンの送るボタン押し操作でスキップできます。
 
★メニュー画面について
最初はカーソルが「本編再生」にあります。
 一つずつ右にカーソルを移動すると「チャプター」「音声選択」
 「字幕選択」「特報/予告」「作品紹介」と選択できます。
 
 「チャプター」について。
 「チャプター」にカーソルを合わせ決定ボタンを押すと
上段に01から04、中段に05から07、下段に「メインメニュー」が
表示されます。
 右にカーソルを移動させることで順に選択することが可能です。
 「メインメニュー」の両脇には矢印ボタンがあり、
どちらかを押すとチャプターの2ページ目に移動します。
 2ページ目は
上段に08から11、中段に12から14、下段に「メインメニュー」
 「メインメニュー」の両脇には矢印ボタンがあり、
どちらかを押すとチャプターの1ページ目に移動します。
チャプタータイトルはありません。
 
 「音声選択メニュー」について。
 最初はカーソルが「ドルビーデジタル5.1ch」にあります。
カーソルを一つ上に移動して決定ボタンを押すと「音声ガイド」
になります。
さらにカーソルを一つ下に移動すると「メインメニュー」のボタンが
 あります。
 
 「字幕選択」について。
 最初はカーソルが「日本語字幕なし」にあります。
カーソルを一つ下に移動して決定ボタンを押すと
「日本語字幕あり」になります。
さらにカーソルを一つ下に移動すると「メインメニュー」のボタンが
 あります。
 
 「特報/予告」と「作品紹介」について。
 「特報/予告」と「作品紹介」は、終わると自動的にメインメニューに戻ります。
 「作品紹介」は冒頭の作品紹介と同じ9作品が入っています。

●パッケージ説明
 中央やや左よりに、千利休(市川海老蔵)。
 利休が一番手前で大きく、他の4人の主要キャストは左右に分かれて 後ろに並
んでいるような構図。
 全員上半身のみ。体は横を向き、顔だけがこちらを向いている。
 
 利休と宗恩は向かって左向き、秀吉、信長、紹鴎は右向き。
 利休は黒い衣で、頭は丸刈り。
 利休の左側に妻宗恩(中谷美紀)、下げ髪で桜色の着物。
 
 利休の右側に豊臣秀吉(大森南朋)。
 月代を剃り上げ、髷をぴんと立てている。 
 鼻の下にはひげを蓄え、金色の羽織を着ている。
 
 秀吉の右に織田信長(伊勢谷友介)。
 鼻の下と顎に薄いひげ、月代は剃らず後ろに撫でつけている。
 青みがかった緑色の着物。
 
 信長の右に武野紹鴎(市川團十郎)。
 金茶の衣と揃いの頭巾。
 
 背景は薄い桜色。
 右上から一本の桜の枝が垂れ、花びらが5人の写真に散りかかっている。
 
 左上に赤文字の横書きで
 「第37回モントリオール世界映画祭 最優秀芸術貢献賞 受賞」
 「第37回日本アカデミー賞 優秀賞9部門 受賞」と記載。
 
 中央やや右寄りに、縦書き、濃い桜色の筆文字でタイトル、
 「利休に」 改行して二文字ほど字下げし「たずねよ」。
 「たずねよ」の真下に白抜き、縦書きの小さい文字で
 「それは、利休の恋から始まった。」とある。
 
 ジャケットの最下部は白く、キャスト・スタッフ等が濃い桜色の文字で
 記載されている。
 5人の写真との境界は、荒々しく白波が立っているようにみえる。
 一番高い波は利休の胸にかかり、若かりし日のふたり、利休(与四郎)と
 高麗の女が走ってゆく後姿が、小さく配されている。
 
説明元パッケージ画像のURL
http://rental.geo-online.co.jp/detail-296052.html

●DVD調査隊担当者の感想
 言わずと知れた千利休。
 茶道の世界のみならず、歴史に大きな影響を与えた人物。
でもイマイチよくわからないし、切腹の理由は何だっけ?
と、この程度の知識しかない自分でも、ぐいぐい引き込まれました。
いや、知識が無いからスムーズに受け入れられたのかも。
 何しろ発想がユニークなので、「おおっ」となりました。
 利休の世界を確立させたのはこれだったんだ!と納得すると同時に
妻の悲しみ、苦しみがあまりに切なすぎて涙・・・
千利休や茶道に精通している方が見たら「?」かもしれませんが
史実と照らし合わせて云々、という議論はさて置き、
 人間利休、男性利休としての側面を知ることができる作品です。(by M・I)

● DVD調査隊よりお知らせ
DVD調査隊では、音声ガイド付きDVDを鑑賞した方々からのご意見、ご感想をお待
ちしております。
みなさまからのご意見をもとに、今後の要望も含めて配給会社に届けていきます。
「音声ガイド付きだから、映画をより楽しめた」とか、
「こんな風にしてもらえたら、もっと操作が楽なんだけど」などの要望などを、
何でも自由に教えてもらえませんか?
ひとりでも多くの人たちからの感想が、製作者側に伝わることによって、
音声ガイドつきの作品を作ってもらうきっかけになれば良いと思いませんか?
そして、より操作性の良いDVDが増えていけば嬉しいですよね。
その他、この操作レビューに対する、ご意見もお聞かせ頂けると、一同励みにな
りますので、そちらもぜひお願いします
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