操作レビュー:その街のこども

皆様こんばんは、
DVD調査隊のみみすけです。

昨日はうだるような暑さの中、祖父と祖母のお墓参りに行ってきました。
節電等いろいろ叫ばれていますが
工夫も含め、いろんなことを考える夏になりそうです。

今回は、「その街のこども」です。震災その後の映画
ということで、これまたいろいろと考えるところがありそう。
音声ガイドで鑑賞するまでの手順などを紹介します。
 

では、音声ガイド付きDVDを音声ガイドで鑑賞するまでの手順などを紹介します。
 

    ● もくじ ●
 
・基本情報
・製品内容
・作品の概要
・パソコンでの操作手順メディアプレーヤーWinDVD)
・DVDプレーヤーでの操作手順
・パッケージ説明
・担当者からの感想
・調査隊よりお知らせ
 
大見出しには ●を、小見出しには ★ をつけています。
 

●基本情報
『その街のこども』
製作国: 日本
製作年: 2010年
監督: 井上剛(いのうえ つよし)
出演:
森山未來(もりやま みらい)、佐藤江梨子(さとう えりこ)、
津田寛治(つだ かんじ)
 
★製品内容
DVD:1枚
音声:日本語/視覚障害者対応音声ガイド
字幕:マルチ字幕(日本語/吹き替え用字幕)
DVD発売日: 2011年6月3日
販売元: トランスフォーマー
販売価格: 4410円
上映時間: 83分
 

●作品の概要
阪神・淡路大震災からちょうど15年目にあたる2010年1月17日、NHKで放送された
「その街のこども」は、実際に震災を体験している森山
未來と佐藤江梨子の切なくリアルな演技に加え、心の傷を抱えたまま生きる若者
たちを優しい眼差しで描いた渡辺あや(『ジョゼと虎と
魚たち』)の脚本が大きな話題を呼び、放送後には視聴者から感動と絶賛の声が
多数寄せられた。その後本作は第36回放送文化基金賞を
受賞。さらに反響は拡がり続け、遂に『その街のこども 劇場版』として、NHK
の制作したドラマとしては初の全国公開が決定。テレビ版
には無い未公開シーンを加えたその劇場公開バージョンが、遂に待望のDVDリ
リース。
 
★ストーリー
1995 年1月17日午前5時46分、「街」は一瞬で破壊され、ぼくたちは生き残った。
偶然出会ったふたりの想いが、夜の街にあふれ出す ――。
こどもの頃に震災を体験し、いまは東京で暮らす勇治(森山未來)と美夏(佐藤
江梨子)。彼らは「追悼のつどい」が行われる前日に神
戸で偶然知り合い、震災15年目の朝を迎えるまでの時間を共に過ごすことになる。
震災が残した心の傷に向き合うため、今年こそ「追悼
のつどい」に参加すると心に決めていた美夏に対し、出張の途中に“なんとなく”
神戸に降り立っただけだと言い張る勇治。全く異なる
震災体験をしたふたりの間には、大きな溝が広がっているように見えた。しかし、
“ある場所”に差し掛かったとき、美夏は勇治が長年
抱え込んできた過去を垣間見ることになる。復興を遂げた真夜中の神戸の街を背
に、これまで語ることのできなかったふたりの想いが、
不器用にあふれ出そうとしていた。
 

● パソコンでの操作手順
DVDを入れると本編が始まり、その後に音声ガイドに切り替えるタイプです。
音声ナビ(操作を案内するガイド)は付いていません。
レンタル版の冒頭には、セル版にはない新作紹介が4本入っています。
(新作紹介の部分は、「次へ」(早送り)で次に飛ばすことができます)

★メディアプレーヤー
DVDが動き出すと
しばらく警告画面等の無音が続きます。
列車(新幹線)の走行音が聞こえてきます。
(Ver.11、12は一回エスケープを押して下さい。)
 
再生を一時停止します。
(ショートカットキーは Ctrl+P です。)
 
オルトキーを押し、メニューバーから、
再生、オーディオおよび言語トラックと進み、エンターキーを押します。
(「日本語 チェック」と聞こえます。)
 
下矢印キーを1回押し、二番目の日本語を選んでエンターキーを押します。
(選択肢は、日本語・日本語・既定値の3つです。)
 
再生を再開します。
(ショートカットキーは Ctrl+P です。)
 
以下のように本編がガイド付きで鑑賞できます。
 「テロップ
トランスフォーマー
上映企画 NHKプラネット90
配給宣伝 トランスフォーマー
阪神淡路大震災15年 特別企画
(新幹線の走行音が聞こえてくる)
 
(テロップ部分はすでに終了していて、以下の
部分から始まります。)
 
電車の窓にほおづえをつき、外を眺めている若い男性、勇治。
うつろな目で、ぼんやりとしている。
 子供達の描いた震災の絵
消防車が来ても消えない火 赤くで塗られた自動車
(ぴっ、ぴっ、ぴっと時報が聞こえてくる)
血を流す沢山の人 人々が赤く塗りつぶされている
山にいる人は脱出するねん 噴火のように赤い物が噴き出た山
(ぴっ、ぴっ、ぴっ 午前五時四十六分丁度をお知らせします
ぴっ、ぴっ、ぴっ)
画面、暗くなる。(激しい音が聞こえてくる…)」

★WinDVD
DVDが動き出すと
しばらく警告画面等の無音が続きます。
列車(新幹線)の走行音が聞こえてきます。
 
再生を一時停止します。
(ショートカットキーは スペースキー です。)
 
アルファベットの「A」を押します。
下矢印キーでオーディオメニューと聞こえます。
 
さらに下矢印キーで「日本語 チェック」と聞こえます。
下矢印キーで次の「日本語」を選びエンターキーを押します。
(選択肢は二つです。)
 
再生を再開します。
(ショートカットキーは スペースキー です。)
 
以下のように本編がガイド付きで鑑賞できます。
 「テロップ
トランスフォーマー
上映企画 NHKプラネット90
配給宣伝 トランスフォーマー
阪神淡路大震災15年 特別企画
(新幹線の走行音が聞こえてくる)
  (レンタル版ではテロップ部分はすでに終了していて、以下の
部分から始まります。)
 
電車の窓にほおづえをつき、外を眺めている若い男性、勇治。
うつろな目で、ぼんやりとしている。
子供達の描いた震災の絵
消防車が来ても消えない火 赤く塗られた自動車
(ぴっ、ぴっ、ぴっと時報が聞こえてくる)
血を流す沢山の人 人々が赤く塗りつぶされている
山にいる人は脱出するねん 噴火のように赤い物が噴き出た山
(ぴっ、ぴっ、ぴっ 午前五時四十六分丁度をお知らせします
ぴっ、ぴっ、ぴっ)
画面、暗くなる。(激しい音が聞こえてくる…)」
 

参考:レンタル版の新作紹介内容
1.バビロンの陽光(洋画)
 イラク戦争で行方不明の父親を探して祖母と旅に出る子供の物語
2.わたし出すわ(邦画)
 主演:小雪 主人公の摩耶が夢をかなえたい人にお金をあげる話
3.リトルランボーズ(洋画)
 映画ランボーを見て映画作りに目覚めた子供の物語
4.ボトル・ドリーム(洋画)
 西海岸ナパバレーのワイン作りの物語
 

● DVDプレーヤーでの操作手順
 
★基本情報
リモコンの音声切替ボタンが利用可能です。
リモコンの音声メニューは2つあり、2つ目で
音声ガイドが入ります。
メニューにボイスガイドはついておりません。
 
★再生方法
1.ディスクを入れます
2.予告新作情報4本
3.警告(無音)
4.トランスフォーマーのロゴ(無音)
5.リモコンでの音声切り替え
リモコン音声切り替えでは2番目を選択することで
音声ガイド付きでの再生に変わります。
 
★メニュー構成
4つのメニューが横書きで左から右に並んでいます
左右ボタンと決定ボタンで選択します
 1.本編再生
 2.チャプター
 3.バリアフリー設定
 4.新作情報
 
2回右ボタンを押し、決定を押すとバリアフリーメニューに変わります
 
バリアフリーメニュー
上から下へ横書き文章で並んでいます。
音声メニュー、字幕メニューそれぞれを上下ボタンで選択し
決定ボタンを押します。
(一番下で下を押すと一番上に戻ります)
 
 音声
 1. ON
 2.OFF
 
 字幕
 1. ON
 2.OFF
 
 メインメニュー
 本編再生
 
最初、音声選択の2.OFFのところが選択されているので
上ボタンを1回押してから決定ボタンを押す
すると、字幕選択の1.のところに選択が移ります。
本編再生に選択が移るので、さらに決定ボタンを押す
これで、再生が始まります。
音声メニューのデフォルト値はDVD挿入時はOFF,
ONに設定した後はONがデフォルトになります。
 
新作情報メニュー
決定ボタンを押すと、DVD挿入時の予告編4編が続けて再生されます。

●パッケージ説明
一面に神戸の街の景色。
半分以上は厚い雲のかかった空。
遠くには暗く山影が広がっている。
 
下の方はやや薄暗いオレンジ色で日没の近い夕方の様子。
上部の空はまだ少し明るさが残るが、すでに街には明かりがともっている。
港の向こう側には赤や黄色のランプがキラキラ光っている。
 
手前には立ち並ぶマンションや高いビル。
マンションの白い明りが並んでいる。
 
真ん中に大きめな文字でタイトル「その街のこども」。
街だけが黄色で、それ以外は白い文字。
下に小さく白文字で「劇場版」と書いてある。
 

●担当者からの感想
阪神大震災15周年として製作された作品ということでしたが、
この東北大震災があったためとてもタイムリーな作品となりました。
15年間で子供たちがどうやって震災の経験を消化していったのか
ってところがひしひしと伝わってきて、
これから東北の子供たちはこういう経験をしていくのだなと思うと
ちょっと悲しくもありました。
先日、東北で被災した子供たちの作文が本になったというニュースをみました。
この映画では子供たちの絵がたくさん出てきます。
15年後、東北をテーマにした映画ができるかもしれませんね。
ガイドはちょっと関西なまりがありますが、それも味なのかもしれません。
本作との感想とは離れますが、東北大震災からまもなく4か月。
報道も減ってきているためだんだん記憶が薄れておりますが、
この事実をしっかりと憶えていたいなと思いました。(by CY)
 

● DVD調査隊よりお知らせ
 
調査隊では、音声ガイド付きDVDを鑑賞した方々からのご意見、ご感想をお待ち
しております。
 
みなさんからのご意見をもとに、今後への要望も含め、配給会社に届けていきます。
「音声ガイド付きだから、映画をより楽しめた」とか
「こんな風にしてもらえたら、もっと操作が楽なんだけど」などの要望などを、
何でも自由に教えてもらえませんか?
 
ひとりでも多くの人たちからの感想が、製作者側に伝わることによって、
音声ガイドつきの作品を作ってもらうきっかけになれば良いと思いませんか?
 
そして、より操作性の良いDVDが増えていけば嬉しいですよね。
 
その他、この操作レビューに対する、ご意見もお聞かせ頂けると、一同励みにな
りますので、そちらもぜひお願いします。
 
ご意見、ご感想の宛先は
dvd@citylights01.org
までお願いします。
 
みなさんからの、お便りをお待ちしております!
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