操作レビュー:抱きしめたい-真実の物語-



● もくじ ●
・基本情報
・製品内容
・作品の概要
・パソコンでの操作手順メディアプレーヤー)
・DVDプレーヤーでの操作手順
・パッケージ説明
・調査隊担当者の感想
・調査隊よりお知らせ

大見出しには ●を、小見出しには ★ をつけています。

●基本情報
 タイトル: 抱きしめたい-真実の物語-(スタンダード・エディション)
 製作年: 2014
 製作国: 日本
 配給: 東宝
 監督: 塩田明彦(しおた あきひこ)
 出演: 北川景子(きたがわ けいこ)、錦戸亮(にしきど りょう)、
 上地雄輔(かみじ
 ゆうすけ)、平山あや(ひらやま あや)

★製品内容
DVD発売日: 2014年8月13日
 販売元: Happinet(SB)
販売価格: 4212円
 時間: 123分

●作品の概要
北海道網走市を舞台に、交通事故により左半身の麻痺と記憶障害の後遺症を抱えて車椅子での生活を送る女性と
平凡なタクシードライバーとの、実話に基づく純愛の行方を描く。
主演は北川景子と錦戸亮。監督は「黄泉がえり」の塩田明彦。
 
 <ストーリー>
高校生の時に交通事故に遭い、奇跡的に一命は取り留めたものの、
左半身と記憶に障害を負ってしまった女性つかさ(北川景子)。
それでも生来勝ち気な彼女は、めげることなく明るく前向きに人生を歩んでいた。
そんなある日、タクシー運転手をしているごく平凡な青年・雅己(錦戸亮)と出会い、
2人は恋に落ちる。
思うように動かせないつかさの身体、恋人のことさえ忘
れてしまう恐怖、交際に反対する周囲の声・・・。
多くの障壁を力を合わせて乗り越えて、結ばれたふたり。
そんなふたりは小さな命を授かるのだった。

● パソコンでの操作手順
DVDを入れると自動的に本編が再生され、
その後に音声ガイドに切り替えるタイプです。
音声ナビ(DVDメニューを音声でガイドするもの)は付いていません。

★メディアプレーヤー
レンタル版では、DVDが動き出してすぐに「新作情報」が始まります。
早送りはできますが、スキップはできません。
セル版は「著作権のおことわり」の文章から始まります。
早送りをしていた場合、ここで自動的に早送りが止まります。
音楽とともにハピネットのロゴが表示されます。
続いて無音の状態で東宝TBSのロゴが表示されます。
画面に「この物語は実話に基づく」という文章が表示されます。
本編が始まります。(大
勢の人の声とキュッキュッという音)
再生を一時停止します。
(ショートカットキーは Ctrl+P です。)
アプリケーションキー(一般的には右コントロールキーの左側)、
もしくはShift+F10(ファンクションキーの10)を押します。
新たに出てくるメニューで下矢印キーを押し、
オーディオおよび言語トラックを選んでエンターキーを押します。
(リストの表示 となる場合は後述)
「日本語(日本)
 チェック」と聞こえます。
下矢印キーを一回押し、
日本語(日本)と聞こえたら、エンターキーを押します。
(セル版の選択肢は、日本語(日本)・日本語(日本)・日本語(日本)・既定値の四つです。
三つ目の選択肢は監督・出演者によるコメンタリーです。
レンタル版にはコメンタリーはありません。)
 
再び再生します。
(ショートカットキーは Ctrl+P です。)
 
初めから再生するには、先頭に戻ります。
(チャプター移動のショートカットキーは、
次へ
 Ctrl+F、前へ Ctrl+Bです。)
 
ガイド付きで本編が鑑賞できます。
「リストの表示」とメニューが出た場合は、
下矢印キーを一回押して、
「全画面表示 Alt+enter」でエンターキーを押し、
再度、アプリケーションキー、もしくはShift+F10を押し、
新たに出てくるメニューで下矢印キーを押し、
オーディオおよび言語トラックでエンターして、音声ガイドを選びます。
 
※注意
上記、操作中は オルトキーを押してもメニューは出ません。
但し、Wmpのショートカットキー(Ctrl+Fなど)は使えます。
従来の操作をご希望の方は、
音声ガイドで再生後にエスケープキーを一回押してください。

● DVDプレーヤーでの操作手順
DVDを入れると自動的に本編が再生され、
その後に音声ガイドに切り替えるタイプです。
音声ナビ(DVDメニューを音声でガイドするもの)は付いていません。
※なお、レンタル版は音声切替ボタンには対応していません。
メニュー画面での操作になるため難易度は高いです。
レンタル版ではDVDが動き出してすぐに「新作情報」が始まります。
早送りはできますが、スキップはできません。
その後、「著作権のおことわり」の文章が表示されます。
早送りをしていた場合、ここで早送りは止まります。再生以外の操作はできません。
音楽とともにハピネットのロゴが表示されます。
続いて無音の状態で東宝TBSのロゴが表示されます。再生以外の操作は
できません。
画面に「この物語は実話に基づく」という文章が表示されます。
本編が始まります。(大勢の人の声とキュッキュッという音)
メニューボタンを押します。メニュー画面に入り、音楽が流れます。
メニューは横に4つ並んでいます。「本編再生」「チャプター」「セットアップ」「予告編集」です。
最初は、「本編再生」が選択されています。
リモコンの右矢印を2回押し、「セットアップ」を選択して決定ボタンを押します。
音声・字幕選択画面に切り替わります。
音声・字幕選択画面では、下矢印を1回押して「日本語版音声ガイド」を選択して決定ボタンを押します。
矢印が字幕選択の「字幕なし」という項目に飛ぶので、そのまま決定ボタンを押します。 
矢印が「本編再生」に跳ぶので、そのまま決定ボタンを押すと、最初から再生が始まります。
 
<レンタル版に含まれる新作案内>
1:黒執事
2:ゲノムハザード
3:トリック ラストステージ
4:土竜の唄
5:銀の匙

●パッケージ説明
冬空の下、抱き合う男女の上半身がパッケージいっぱいに写っています。
毛糸の帽子と赤いマフラー姿の女性はつかさ。
紺地に赤のボーダー姿の男性は雅己(まさみ)です。
ふたりは笑顔で頬を寄せあっています。周囲には雪が舞っています。
つかさは雅己の顔を幸せそうに見つめ、雅己はつかさを抱きしめながら少し持ち上げる形で、
こちらに満面の笑みを向けています。
余白に「この幸せは、永遠だと思っていた……」と書かれています。
中央下にタイトル「抱きしめたい -真実の物語-」がチョーク
の手書き風文字で書かれています。
タイトルの周囲はピンク色にぼかされて、あたたかみを感じます。

●DVD調査隊担当者の感想
※注意※
以下「調査担当の感想」にはネタバレ的な内容が含まれております。
調査担当以外からも同様なコメントもありましたが、
担当者の感性を尊重して、そのまま掲載しております。
ネタバレを避けたい方は鑑賞後にお読みください。
(DVD調査隊)

この映画は実話で、北海道放送制作のドキュメンタリー『記憶障害の花嫁
 最期のほほえみ』が元になっています。
主人公のつかささんは、高校の時に交通事故に巻き込まれて意識不明の重体となります。
医師からは「このまま亡くなるか一生植物状態」と告げられるのですが、つかささんは2ヶ月後に奇跡的に目覚めました。
体には左半身麻痺と記憶障害が残ってしまいますが、2年以上のリハビリを経て、(映画中に再現映像が出てきますが、本当に壮絶です)
ついに高校を卒業、続けて大学に進学して、人の役に立ちたいと福祉について学び、卒業後は福祉の仕事に就きます。
就職後も、つかささんは電動車椅子に乗り、ボッチャという競技に参加したり街にでかけたりと元気いっぱいに活動します。
忘れたくないことはノートに書きとめて見直しをしていたそ
うです。
映画のところどころに挿入されるユニークな「ことば」は、
このノートから書きだしたものだと思います。
突然の不幸に見舞われても、自分にできることを精一杯やって前に進み、
素敵な伴侶と巡りあえて結婚と妊娠という幸せを掴んだのもつかの間、
不幸が再度彼女に訪れてしまいます。
妊婦の数万人に1人が発症するという致死率が高い「急性妊娠脂肪肝」という病気が偶然発症し、
つかささんは、出産後すぐに意識不明になってしまいます。
二度目の奇跡は起きず、つかささんは、我が子を抱くこともなく旅立ってしまいます。
映画は夫の雅己さんの回想で始まり、爽やかなふたりの思い出が描かれます。
でも、その裏に隠されたつかささんの人生を思うと、複
雑な気持ちになります。
幸とか不幸とか、他人が一言でいえるものではないことは確かです。
彼女はこんなにいっぱい頑張ったのに、神様どうしてと思うと悔しくなります。
それでも不幸に負けずに前向きに人生を駆け抜けた彼女は美しく尊い存在だと思います。
(映画の最後に、モデルとなったつかささんの結婚式の映像が流れます。とても綺麗です)
彼女は短い人生の中で沢山の奇跡を起こして、周囲に笑顔と幸せを運びました。
そういう、女神のような女性のものがたりだと思います。
(まおっち)

● DVD調査隊よりお知らせ
DVD調査隊では、音声ガイド付きDVDを鑑賞した方々からのご意見、ご感想をお待ちしております。
みなさんからのご意見をもとに、今後の要望も含めて配給会社に届けていきます。
「音声ガイド付きだから、映画をより楽しめた」とか、
「こんな風にしてもらえたら、もっと操作が楽なんだけど」などの要望などを、
何でも自由に教えてもらえませんか?
ひとりでも多くの人たちからの感想が、製作者側に伝わることによって、
音声ガイドつきの作品を作ってもらうきっかけになれば良いと思いませんか?
そして、より操作性の良いDVDが増えていけば嬉しいですよね。
その他、この操作レビューに対する、ご意見もお聞かせ頂けると、一同励みになりますので、そちらも
ぜひお願いします。
ご意見、ご感想の宛先は
dvd@citylights01.org
までお願いします。
みなさんからの、お便りをお待ちしております!
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