「大誘拐」も頑張りました

まっきー@sakamです。

ある夏の鑑賞会のあとのお茶会でのこと、その人の前に座ったのは、これで2度
めでした。背筋をピンと伸ばした、がっしりした躯(カラダ)に、黒のシティライ
ツのTシャツを着ていました。
その短い髪の頭には、おしゃれなキャップの白が鮮やかです。
この前に会ったときは、その姿と前に聞いたことのある声とが一致せず、なんだ
かすっきりせずに帰りました。
ですが、2度目のこのときは帰りの電車の中で、その人は髪をアップにしていた
のではないかと、やっと納得できました。

その人とは、音声がイド作り「大誘拐」チーム監修として再び会うことになりま
した。
このときの監修も、すごかった。
震災によるスケジュール変更の決断が早かったし、ディスクライバーのガイド作
りに対する指示のきめ細やかさも。
そして(いわゆる尺と言いますが)、せりふとせりふとの間に、ガイドが入り切
れなかったりすると、剛腕(ごうわん)を奮って、大胆に変更やカットしてきます。
監修にとって、また大変重要なのは、ナレーターさんがガイドを読むきっかけを
確認することです。
これがうまくいかないと、ナレーションをどこに入れたらいいかわからずに、台
詞や音楽とが聞こえなくなったり、逆にガイドが聞き辛くなってしまいます。
監修って、音声ガイドの台本を作るチームを、引っ張っていくリーダーシップ
と、映画を理解して音声ガイドを作っていく表現力が必要なのでしょうね。

この監修さんが「大誘拐」で、最後までこだわったのは。
駐在がこの誘拐を本署に連絡するために誘拐された老婆の乗った車とすれ違いな
がらも、必死に自転車を走らせて駐在所に駆け込むところです。
ディスクライバーたちも見事に応えています。いい感じの表現です。

この監修さんのイメージができましたでしょうか。映画祭に監修さんも、お見え
になると思いますので、ぜひお声をかけ手ください。
そうして、これからもこの監修さんは新しい音声ガイド作りに励むことでしょ
う。何人の方がお声を、かけてくださいましょうか。。

そういえば、映画祭のチケットは、まだ少し残っているようです。
私のようにぎりぎりまで決められない方でも、買いそびれた方でも、まだ間に合
います。
締め切りが迫っていますので、どうぞお早めにお申し込みください。

http://www.ne.jp/asahi/city/lights/eigasai/2011.html


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