テッチャンです。 映画祭にお越しになる皆さん。 是非FM受信器で音声ガイドを体験して下さいます様にお願いします。 今回の洋画の場合ですと、音楽と、原語や、音声ガイドのナレーション、 それに、声優さんたちの吹替え、字幕読みの声が聞こえる多重放送です。 このような音声ガイドについての皆様方のご感想を、 お寄せいただければありがたいです。 音声ガイドは、映画の台詞と台詞の短い間に的確なナレーションを 付け加えるものです。私のモニターの役目は、それが視覚障碍者に理解 できるかどうかをチェックするのが務めです。視覚障碍者の中には、 簡潔な音声ガイドを好む人もいます。つまり、自分の想像力を交えながら 映画を鑑賞したい人です。その反対に、細かなきちんとした説明を希望する 人も居ます。この両者には、それぞれの主張があります。それを満たさないとい けない。それが、音声ガイドの奥深さと、難しさです。 一方、音声ガイド作りで一番気を使う点は、映像とガイドを、スムーズに ドッキングさせるためのタイミングです。このタイミングがずれると 音声ガイドがきちんと観客に伝わらなくなります。 みなさんは、映画大好きな方々と拝察します。どうぞ、この音声ガイド 作りのことを記憶にとどめて、いつの日か、音声ガイド作りに挑戦して下さい。 では よろしく。