投稿者「みみすけ」のアーカイブ
ベルナのしっぽ
監督: 山口晃二
制作: ティー・オー・ピー
制作国: 日本
配給: シネカノンパブリッシャーズ
出演: 白石美帆, 田辺誠一, 市毛良枝, 板谷由夏, 根岸季衣
DVD発売日: 2008年02月29日
時間: 102 分
販売元: ポニーキャニオン
ディスク枚数: 1
ジャンル:ヒューマン
作品紹介:
“心の目”で我が子を育てた全盲女性と
それを支えた盲導犬・ベルナの触れ合いを描いた感動の実話。
盲目でありながら普通に生きることを切実に願う女性を白石美帆が好演。
原作は、70万部超の発行部数を記録した郡司ななえの同名ノンフィクション。
監督は、『学校の怪談』シリーズや『ウォーターボーイズ』など数々の作品で助監督をつとめ、
本作が劇場用長編映画初監督となる山口晃二。
脚本は『金融腐蝕列島 呪縛』で日本アカデミー優秀脚本賞などを受賞した鈴木智が担当。
数多くのヒット曲をもつ日本屈指の女性シンガー・ソングライター、
広瀬香美さんが本作のために書き下ろした主題歌『情熱+』も話題。
思わず口ずさみたくなる親しみやすいメロディーに、
生きていくことがうれしくなるようなポジティブなメッセージ。
作品の世界観を100%引き出したその仕上がりは、観客の心を強く揺さぶるはず。
ひとこと:
盲導犬とのふれあいを通じて自らも成長し、
ともに未来を切りひらこうとした一人の女性を、さりげなくも温かい視線で描いた
ヒューマン・ドラマ。
舞台は、まだ「バリアフリー」という言葉すらなかった昭和50年代半ば。
目の不自由なしずく夫妻のもとに、ベルナという名の新しい家族がやってくるところから、
ストーリーは紡がれていきます。
<ストーリー>
24歳のとき、突然の病で視力を失ってしまった元永しずく。
建築デザイナーになるという夢を絶たれ、暗闇に置き去りにされた彼女の心に
“希望の光”をともしてくれたのは、ベルナという「しっぽ」のある家族だった。
当時、社会は盲導犬について、多くの無知や偏見を抱えていた。
入店を拒むレストランや喫茶店、普通のペットとの違いを理解してくれない近隣住民、
そして心ないイタズラをしかける者たち。そんな困難に直面しながらも、
しずくとベルナは力を合わせ、
「自分たちで子供を持ち、育てる」という夢を実現させていく。
アイ・ラヴ・ピース
2003年/日本映画/118分/ヒューマンドラマ
監督:
大澤豊(おおさわ ゆたか)
出演:
忍足亜希子(おしだり あきこ),
林泰文(はやし やすふみ),
宍戸開(ししど かい),
山本圭(やまもと けい),
酒井和歌子(さかい わかこ),
アフィファ(あふぃふぁ),
三船美佳(みふね みか),
田村高廣(たむら たかひろ),
星由里子(ほし ゆりこ)
価格:
5040円
販売元:
ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
作品紹介:
広島県。ろう者の花岡いづみは太田市大森・中沢ブレイスで義肢装具士を目指して働いていた。先輩技師、久保がNGOの一員として、地雷で手足を失った子どもたちの救援にアフガニスタンへ行くことになった。いづみは「私も参加したい」と志願し、
許可をもらい早速アフガニスタンへ飛ぶ。はじめて訪れるカブールの街は戦争の傷跡も生々しく、行き交う人々の痛々しい姿が目に付く。そんな中、NGOの診療所で多忙な日々を送るいづみは、ある日、地雷で片足を失ったパリザットという名の少女に出会う。いづみは「大森の地で、松葉杖なしで歩ける義足をつくってあげたい。」と思うのだが……。
ひとこと:
舞台はアフガニスタン・カブールと世界遺産に登録された石見銀山で知られる島根県太田市大森です。日本映画として初めてアフガニスタンロケを行った作品で、実際に地雷で片足をなくした少女を日本に招き、少女の義足を製作しながらのリアルタイムな映画製作だったようです。「少女に笑顔を。大地に緑を。風に愛を。 戦争しか知らないアフガニスタンの子供たちのために私達にも出来ることがある 。」と、片足をなくした少女とろう者の主人公が出会い、さらに多くの仲間が参加した感動のドラマになっています。
三池 終わらない炭鉱の物語
作品: 三池 終わらない炭鉱(やま)の物語
監督:熊谷博子(くまがい ひろこ)
製作:オフィス熊谷
制作国:日本
ナレーター:中里雅子
出演(協力):三池炭鉱に生きた人々
ディスク枚数: 1
販売元: 株式会社シグロ
DVD発売日: 2008/05/30
時間: 103 分
価格: 5,040円
ジャンル:ドキュメンタリー
作品紹介:
1997年3月30日、日本で最大の規模を誇った三池炭鉱は閉山しました。
その歴史を、「負の遺産」と言うひともいます。
囚人労働、強制連行、三池争議、炭じん爆発事故・・・。
過酷な労働を引き受け、誇り高くやまに生きた男と女たちの証言を聞き続け、
7年がかりで完成させました。
勇気をもって命がけで生きること。そのひたむきな力。
今さらではなく、今だからこそ未来への思いを込めて伝えたい。
150年以上にわたる三池炭鉱の歴史に向き合ったドキュメンタリー映画。