製作年: 2003年
製作国: 日本
配給: 東宝
監督: 磯村一路(いそむら いつみち)
出演:
大沢たかお(おおさわ たかお)、石田ゆり子(いしだ ゆりこ)、
富司純子(ふじ すみこ)、林隆三(はやし りゅうぞう)、
松村達雄(まつむら たつお)、田辺誠一(たなべ せいいち)
DVD発売日:2004年7月30日
販売元:東宝
ディスク枚数:2枚組み
時間:114分
販売価格:6,300円
<作品概要>
東京で小学校の教師をしていた隆之(大沢たかお)は、視力を徐々に失っていく病に冒され、職を辞し、母・聡子(富司純子)が住む故郷の長崎に帰った。
懐かしい町を目に焼き付けようと日々歩く隆之のもとに、東京に残した恋人の陽子(石田ゆり子)がやってくる。
陽子の将来を憂い、この先の人生を思い悩む隆之。そんな隆之を笑顔で支えようとする陽子。そして、2人を静かに見守る聡子。
ある日2人は、訪れた寺で林(松村達雄)という老人に出会う。
林の暖かい人柄に触れ、自らの病気を告白した隆之に、林は「解夏」 の話を始める。
さだまさし原作。大沢たかお、石田ゆり子ほか、豪華キャストが出演。
解夏(げげ)とは聞きなれない言葉ですが、仏教用語で、雨季が終わり仏教僧の修行期間が終了する日を意味していて、主人公の心境と重なります。
また、最初の題字の背景に映る白い花の百日紅(さるすべり)も、同様な暗示となっています。