映画祭物語『思い出そう、大切なこと』第2章 始まりのとき  つづき

映画祭ブログ担当のながたです。チケット発売も開始、いよいよ映画祭へ向けてカウントダウンですね。
先日、ブログの取材をかねて『奇跡』の音声ガイド勉強会に飛び入り参加してきました。初めての方もそうでない方も、みなさん一生懸命に取り組んでいます。また、『素晴らしき哉、人生』は在宅チームでの作成ですが、こちらもパワー全開で頑張っています。そのもようも、のちのち、物語の中で紹介しますので映画祭と併せて楽しみにしていてくださいね。
では、物語のつづきをどうぞ!!

「自己紹介が終わったところで、実行委員の仕事についてお話をしておきますね。」リーダーが話し始める。     
「まず、1番目は、映画の選定。映画の選び方は毎年違っていて、アンケートをとったり、映画通にきいてたりしていました。そこであげられた候補作品を実行委員全員が観て判断する。まぁ、映画は観ずして語るなかれ!と、言う事かしらね。」       
そこで元気が質問した。       
「あのぅ・・・。実際に見る本数は何本くらいですか?」     
「そうですね、洋画、邦画あわせて最低でも、10作品は観るかな? 時間的に厳しいと思うけど出来るだけ観て欲しいですね。二番目は、協賛集め、ま、会社で言うと営業ですね。広告協賛だったり、イベント協賛だったり、映画祭を運営するための資金をお願いにまわります。3番目は、映画祭そのものの宣伝。あとは、パンフレットの製作だったり、音声ガイド作りや洋画の字幕朗読ボランティアのコーディネイトだったりと、結構忙しいですね。がんばって行きましょう。」      

「今日は、まず作品選びについてですね。」  
「昨年はどのように決めたのですか?」桜井はながたずねた。  
「3回、4回は投票制でした。今年は、違う方法がいいかなぁと思うのですが・・・。」  
「そうだなぁ~、いっつも協力してくれる映画通の仲間に聞いてみるっていうのはどうだい?」音松が言った。
「あ、それいい!」佐緒里がこたえる。
「それじゃ、その方たちと連絡をとって、メーリングリストに流しますので、その中から作品を決定しましょう。」
         
こうして、最初の実行委員会が終了した。
帰り際、エルザが元気に声をかけた。
「あの、只野元気さんって只野しづ先生の・・・。」
「えっ?あ、そうですけど・・・。」元気が、驚いた様子でこたえる。
「やっぱり、うれしい、逢えてうれしい。」エルザの瞳が潤んでいる。
元気は狼狽えている。  

「えっ?あの、えっ?」
その様子を見ていた佐緒里が声をかける。
「元気くん、もう女の子を泣かせてるの?・・・エルザちゃん、どうしたの?」
「私の初恋の人・・・。子どもの頃、夏祭りで手をつないだ元気君。」
「あの時の・・・、俺も会いたいと思ってた。」

  つづく・・・・。

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